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未来の日本 異世界に転移する  作者: 惣菊
1章 未来日本 異世界に転移する
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1−1 未知との接触

本編ようやく入った…

プロン帝国はクラウジス大陸の右上に存在している国である。彼らの国は他の国に比べて兵の数は少ないものの彼らの所有している飛龍隊によって周辺の国を圧倒していた。広大な穀倉地帯を持っていて、さらに機械にも力を入れており様々な分野で他の国を圧倒していた。

_____________________________________


中央暦1646年 3月2日午前6時19分 クラウジス大陸 プロン帝国 クワル侯爵家所属 第三飛龍隊


その日、彼らは最近出没する人の形をしたの何かを捕獲または、殺すとゆう命令が降りていたため彼らが出撃したのだ。彼らは毎回東から来ていたので第3飛龍隊含めた全5部隊が東を捜索していた。


何故なら今のところ被害が出ていないものの領民に被害が出た時では遅いので最近出没する盗賊の警戒も含め哨戒任務に当たっていたのだ。


そして第3部隊の部隊長である竜騎士ハールが彼の相棒ワイバーンと部隊仲間と飛んでいた。


『・・・なんだあれは・・・?』


『ハールあの黒い点見えるか?』


『……ああ…』


彼らは自分達のはるか上に黒い点を確認していた。それはだんだんとハール達の方に進んでいた。なんとそいつはあろうことか人の形をしていたのだ。


そしてその事を通信魔道具を使い司令部に伝えた


『こちら第三飛龍隊、ハール!人型の化け物を確認これより迎撃する!』


『各隊員に次ぐ各隊員は全力であれを迎撃せよ!』


そして彼は自分が使える魔法の中で最も速射性に優れているマジックアローを唱え始めた。


『我が手に魔力を集め、矢を作り出し、この矢を繰り出さん!マジックアロー!』


その矢は吸い込まれるようにそれにあたっていたがそれは無傷でいた。


『何!?』


そして味方も様々な魔法で攻撃したものの敵はそのまま彼らの方に直進してきたのだ。


『やばい!総員離れろ!』


そしてそれはあり得ない速度で彼を横切り上昇し帝都ハールクレアに向かっていたのだ。


『司令部、我、目標に攻撃したものの効果見られず!繰り返す!効果見られず、敵さらに上昇を開始!なんだあの速度はあり得ない!…もう高度6000を超えているだと…待てその方向は…目標は帝都にむかった!速度が違くて追いつけない!繰り返す目標は帝都に向かった!』


その頃帝都ハールクレアではハールの伝達を受け帝王を守るためにいる近衛騎士団と近衛魔道士団が迎撃のために出撃、また機械戦闘団や飛龍隊も出撃していた。


そしてその5分後東の空に敵を発見。そして近衛騎士団長クランが


『来たぞ!!迎撃用意!』


と叫んだ。

そう叫んだ瞬間ズダダダダと砦のにある機関銃の掃射が開始された。


さらに飛龍隊が敵に対し、攻撃を始めた


彼は自らが持つ最大の攻撃をそれに向けたのだ。


『炎の真髄よ、我が身にその力を宿し敵を討ちとらん、豪炎竜!』


『風の精霊よ、我に力を貸しその力の一端をこの世に具現化し解き放たん!ソニックウェーブ!』


そして彼らが放った魔法や攻撃は全て当たったがその人型の化け物はまるで何もなかったかのように見えた。


そしてそれは何事もなかったかのように北の空に消えていった。


プロン帝国 帝城にて先ほどのものが何なのか様々なものが集まり議論が行われていた。


『国民生活局として今回の攻撃で負傷者や死者は出ていないものの帝都上空でこのような事が行われ人々が不安になっております。早急に対応する必要があります。』


『だがまずあれが何なのか突き止めなければなるまい。じゃなければ対応出来まいて』


『あれは生物なのか?』


『いや多分あれは生物ではないだろう』


『近衛魔導師団としての意見は、あれはおそらく魔導具の類ではないあれを動かすための魔力があれには備わっていなかった。』


『じゃああれは一体何なのだ!』


『情報部の意見としてあれは北にある魔導国家アトランティス王国の魔導騎士団マジックナイツに形は似ていますが、能力が違いすぎるため同一とは考えずらいです。やはりここは様々な事に対応できるよう段階分けをしながら考えましょう』


『少しいいですか?機械部門と魔導具部門からの意見としてあれはおそらく機械と思われます。先程の戦いで魔道具部門が最近作った熱映像装置という装置で測定した結果、機械特有の動きが確認されました。ですが魔法を防げるほどの部質は現在発見されていません。なのであれは未知の存在です。一応機械国家であるムー王国にも今回の件を聞きましたがそれは作れないとの事です。』


『ハルクス皇帝陛下、いかがなさいますか?』


『ふむむ…敵の能力が未知数だから対策しようがないな、だが先程の敵が襲ってきた場合国民を最優先で逃す。それしかあるまい』


『やはり国民の命の方が大事だ、今のうちに少しでも帝都から脱出すべきでは』


『いや待て…敵は直接的な攻撃をしてきたのか?』


『どういう事だ?』


『今回我々の兵士などに被害は出ているのか?』


『いや出ていない。だがあれに攻撃されてみろ対抗できる手段を我々は持っていないぞ!』


その時息を切らした外交官が会議室に入ってきた。


『何事だ!!』


『報告します!!』


『先程クワル侯爵家が所有している海にて大きさおよそ1000mの巨大不審船を発見!海軍が臨検を行ったところ日本という国の特使が乗っており彼らがいうには転移してきたそうです。先程の帝都に現れた人型について聞くとそれは日本のRAという哨戒機だそうです。哨戒活動の一環として領空を侵犯した事については深く謝罪するとの事です。そして我が国と対談を行いたいそうです。』


『こんな報告、到底納得出来る物じゃないぞ!』


『だが現に起きている事だ!対談は誰が行う』



『皇帝陛下が対談するのが得策では?』


『皇帝陛下をお連れしてもいいのか?』


『じゃなければ誰が行けばいいのだ』


『外務局の局長である私が行けばいいのでは?』


『いいのか?カイン殿?』


『問題無い!第一いずれは決めなければならないことだ早ければ早い方がいいだろう。それでいいですな皇帝陛下』


『そうだな。先程の人型の化け物といい船といい日本は化け物だ一度会い話をしてくれないか』


『日本国に伝えてくれ我々の準備が出来次第早急に連絡すると』


『分かりました』


そう言って外交官は駆け足で部屋を出ていった。


後日正式にプロン帝国より日本国へ対談を行いたいという連絡を送ったのであった。

今さ…3000文字を目安にして書いてるけど結構辛いね…

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