2-7 殲滅戦
レゼ編見て精神が破壊されたアニメ勢ワイ原作を一気見しレゼが生きてる可能性に全てをかける。
エルフ大首領連邦 第3主力方面艦隊
大首領連邦が唯一複数の空母を保有している第3主力方面艦隊。
同艦隊旗艦である超弩級戦艦クロ・ノアの艦橋で、司令ゼクトは東の海を睨んでいた。
「ムーの領海を突破しました、依然無線封鎖中」
これはつまり彼らが祖国の惨状を知らないことを意味している。
「うむ、波が荒いな」
漆黒の闇の中で無線封鎖を実施し、45隻もの艦隊が行く。
で、あれば他国に比べて空母保有数が少ない首領連邦において複数空母がある第3艦隊の出撃に疑問が沸く。
この出撃に意味があるのかと。
過剰戦力過ぎると考える者も少なくなかった…
自分達の立ち位置に疑問を持つ者も少なくない。
「意味……だと?」
「ムーに攻撃を加え、必勝する事に疑問を感じる者はいませんが、本作戦、呼応して別の作戦が行われるならば、第一第二も含めた巨大艦隊と合わせて魔道騎士による航空支援を行い我らが上陸部隊を指揮しながらムーに陸軍を送るのが効果的的ではないかと。
我らが先に攻撃し、本国艦隊主力で大打撃を与える作戦も考えられますが、ならば我ら海軍と、陸軍航空隊のみで行われるはずであり、本国の虎の子とも言える我らが第三が先立っての攻撃に参加する事にも疑問を持っているようです」
「ふん、確かに……海軍本部の連中は何も解っていない。いつの時代も現場と上には乖離があるのだよ。
日本国とムーごときを警戒しすぎだ。
あの国と同程度??
ありえないを見て、よくもそんな事が言える。
まあ、あっさりと勝って帰ろうぞ」
ゼクトは、前に手渡された資料を一度だけ読んで捨てた、その資料はトループ王国が一週間強で軍施設が滅ぼされた事。
日本国の軍事評価をあの国と同等か、それ以上にするという内容。
仮に、部隊規模で練度が同程度の強さがあったとしても、今回の作戦は腑に落ちないものがあった。
理性から生じたかすかな不安を、経験と本能で打ち消す。
「命令だからな。必ずムーの街を燃やすぞ」
だが次の瞬間
シュパァァァァツ…
なにも感じることが出来ないままなにかが彼らを襲った。
たった一撃で第三方面艦隊は全滅した。
そのなにかとは…
日本国がこの星の軌道上にに27基ほど展開させている対艦隊用殲滅砲弾
その威力は実弾において他の追随を許さないほどの高威力である。
その威力はエルフ首領連邦第三艦隊が身をもって証明した。
第三艦隊はもちろん周りの海すら全て消し去った。
それもたった一撃で…
レゼ編を見てから精神が安定しないのでもう一度レゼ編見てきます




