1-11 敵の陸上侵攻を食い止めろ 前編
6.5であんな感じで書きたかったのは気分です!
今後ともよろしくお願いします
小説の中だと一人称が変わるんですよね自分いつもは俺って言ってるのにここだと僕か自分なんで?
後この時の日本の平均寿命は200年ですから40歳は今の20代と同じです(見た目も)
プロン帝国 ラウジ辺境伯領地国境付近そこではプロン帝国の兵士と自衛隊がトループ帝国の侵攻を食い止めるため待機していた。
そこで自衛隊の指揮を担当しているのは二人。階級は二人とも一佐である。
陸上RA第四旅団隊長 山本ななみ。
そして化学兵器部隊隊長 高野ルカ。
この二人は今回のトループ王国の侵攻を食い止めるため待機していたのだ。
そこでは帝国と自衛隊が、敵の侵攻を食い止めるため待機していた。
「山本さん、もう少し偵察するRAの数を増やすべきです」
「高野さん、そちらの化学兵器は既に準備は完了しているのですか?」
二人は犬猿の仲である。何故なら防衛大の同期であった頃ひょんな事から喧嘩をし、それ以来出逢えば直ぐに相手の悪態をつくようになっていたのだ。
だがそんな彼女達も仕事となればちゃんとやる。それはわきまえているのだ。
「高野さん既にRA部隊は100機を偵察に回しています。王国と帝国の国境は大きいんです無茶を言わないで下さい。そちらの変なミサイルはどうですか?」
「変とか言うなよ…ちゃんと対生物用ミサイルコブラと言う名前がある」
「その名前考えたのは誰ですか?」
「俺だけど?何か問題でも?」
「いや厨二病を患ってる人まだいるんだなと思いまして…貴方今何歳ですか?」
「48歳だけど…」
「48歳でそのネーミングはキツい…キツすぎる……」
そんな事を話していると部下の一人が入ってきた
「第17RA偵察小隊より敵が行動を開始したとの報告」
「直ちに付近にいる帝国兵士とRA部隊に急行するように伝えろ。帝国兵士には渡しておいたガスマスクを着けさせろ」
「分かりました」
「私は管制室に行くがそちらはどうする?」
「私も行くわ!」
同時刻 日本国陸上自衛隊第3偵察小隊
「こちら第三より管制室へ。敵の予想進路はパターンDの可能性大。これより敵に対しコブラによる攻撃を開始してくれ。その後第4第5部隊による連携で攻撃を行う」
「こちら管制室、了解した。30秒後には攻撃が開始される。注意されたし」
「「「了解!」」」
トループ王国 陸兵隊
彼らは今まで戦争で負けたことが無かった。今回の戦争も勝てると思っていた。
「それにしてもこの戦争は早く終わりそうだよな」
「な〜敵は雑魚の帝国だし参戦してきた日本っていう国も弱いと聞くし何も問題はなさそうだよな」
だがそんな彼らを宇宙から何かが監視していた。
そして、そこから彼らへ向けて光の弾丸が降り注ぎ始める。
誰かが声を上げた。
「おい、空から何かが降ってくるぞ!」
「えっ?」
次の瞬間彼らの頭上で、それは分離し彼らに降り注いだ。
だが何かが起きる訳でもなく、ただ落ちてきただけだ。
「なんだったんだ?」
「さあ?」
だが次の瞬間
「ウグッッッ!!」
「どうし…!!」
周りの人々が次々と倒れていく。トループ王国の兵士たちは何が起きているか解らず、その場から逃げようとした。だがどこに逃げても人が倒れる。
「助けッ!」
全員が倒れていく。
そこはまるで地獄と化していた。
この状況を作り出した対生物用ミサイルコブラとは、一息吸っただけで致死量に達する猛毒を封入した化学兵器。その毒は空気に触れると5分で効果を失なうが、一度吸えばどんな薬でも治せないいわば必殺の毒である。
それが一度に降っている。つまり王国の軍は5分後には周りにほぼ誰もいなくなったのだ。
「何が起きた!?」
「助けてくれ!こいつが息をしてない!」
「誰か救助班を呼べ!」
だがそんな彼らに日本はさらに追い討ちをかける。
いきなり彼らの横を何かが通りすぎたと思ったら、とてつもない衝撃波が彼らを襲った。
「今度はなんだ!?」
「いきなり後ろの奴らが吹き飛んだぞ!」
「もう俺は逃げる!」
そう言って振り向いた瞬間、背後から物凄い痛みが襲い、彼の意識はこの世から完全に無くなった。
その頃 日本国自衛隊 第5偵察部隊
「化学兵器部隊のおかげでほぼ兵員がいなくなっているから、もはや勝ちは決まっているようなもんだな」
「だな」
「これまだ続けないといけないのか?もう全ての敵兵が逃げてるぞ」
「まだ続けろと司令部からの命令だ!」
「敵の消耗率は95%これ以上は弾の無駄遣いにしかならないな」
「レーダーより正面15キロ方向超高温熱源を発見。直ちに迎撃する!」
「対象沈黙!」
「なんだったんだ?」
「さらに調光熱源反応 数30!何が起きているんだ!直ちに迎撃を開始!」
ちょっとこれで今日は許してほしいのねん