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未来の日本 異世界に転移する  作者: 惣菊
1章 未来日本 異世界に転移する
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1−9 一方的な虐殺

なんで日本はミサイルを持っていないのかに付いてここらで言っておきましょう!多分言ったことはあるんですけど…それは対空装備が強すぎて全て迎撃されるからです!

敵主力航空隊の報を受け、その攻撃に飛び立ったドラゴン攻撃第一波は全て迎撃されあたりは悲鳴や絶叫と共に海を鮮血の色になっていた


司令部に重苦しい沈黙が流れる


何故攻撃も受けずに全滅したのか…敵はどのような攻撃をしてドラゴン隊を全滅させたのか


そして、、司令部は焦燥に包まれていた。


「第二波は送るべきか?」


「司令官…第一波の末路を見たでしょう…これ以上の消耗は本土防衛に支障をきたします…」


「今撃沈された艦はどのくらいだ」


「前方右舷に布陣していた駆逐艦6隻と軽巡が1隻です」


「ならば全艦に全速力で敵陣に向かわせろ」


「………分かり……ました…」


トループ王国のドラゴン攻撃隊というのは、プロン帝国にあるワイバーンの量にに対応させるために、研究に研究を重ねここまでに至った物であり王国の技術力の結晶である


圧倒的戦力であり、確実にプロン帝国を征服できるはずであった


普通に考えて、敵が大艦隊だったとしても、ドラゴン1000騎を全滅できるとは考えられない


まさか、敵は第4魔法以上を使える人でもいるのだろうか?



王になんと報告したらいいのか、解らない


「各艦隊の空母に通達、第2波から第5波を艦隊と同時進行向かわせろ各艦隊に対空対艦戦闘の用意をさせろ」


後方に布陣している第8艦隊旗艦の戦艦ダードンの艦長であるアノンの眼下には鮮血の海が広がり、付近を見渡すとそれをものともしない艦隊が勇ましく進んでいる


少しずつ近づく艦隊の隊員たちは徐々に緊張感が高まっていった


「司令部より至急航空隊を上げるよう命令が上がっています!!そして対艦戦闘を用意するようにと来ています!」


「総員対艦戦闘ヨーイ」


「総員対艦戦闘ヨーイ」


「一番から三番砲装填開始一番から十四番までの高角砲全て戦闘準備完了」


「空母クウォータに第5波まで向かわせるように伝えろ」


けたたましく各艦にサイレンが鳴り響く、兵達は走り回り、迅速に配置についた。

 

「駆逐艦バール戦闘準備完了!軽巡洋艦ニッグ対艦戦闘用意完了!!艦隊は最大戦速へ移行せよ」


艦隊は速度を上げた


アノンの額には汗が伝う


敵は最も簡単にドラゴンを全滅させたという事は、我が艦隊よりも対空性能に優れている


おそらくは勝つだろう


しかし、相手はドラゴンを赤子の手をひねるように潰した人々やはり緊張する


艦隊は速度を上げつつ、敵の方向に対して射線が重ならず、かつ敵航空主力が飛んできた際に共同で倒せる事が出来る陣をとった。


そして空には空を覆い隠すほどのドラゴンが宙を舞っていた


「これで何も問題ないはずだ」


そう言った瞬間観測員の一人の声が司令部に響いた


「!!なっそれは本当か!第2波の消息が途絶えただと…第3波に至急援護に向かわせろ!!」


その報告を皮切りに司令部は様々な報告を受け取る


そして艦は混乱に包まれることになる


「第一艦隊より通達!!我会敵せりこれより戦闘を開始するとのことです!」


「第3波、半分が消失!」


「第2艦隊、全滅!こんなの嘘だ!!…早すぎる!!」


様々な無線が来ているが混乱していて何がどうなっているか分からない


「艦長!レーダーにて距離40k、1時方向に敵艦を発見したとの報告が!」


「第3波消耗率が90%を切りました!…第4波所定位置まで30秒ほどで到着!」


「クソが!…こうなったらあれを使うしかない!ゼロを起動しろ!」


「ですがそれは国の切り札です!魔力を使いすぎます!」


「敵を倒せればいいのだ急げ!」


そして艦内に声が響き渡るのと同時にサイレンがなり響く


「本艦はこれよりゼロを起動する、各隊員は急ぎ所定位置へ!」


「ゼロ起動完了続いて第一安全装置解除!」


「第1装填から第3装填、準備完了しました!」


「総員魔力注入開始!」


兵が零を起動するため、魔力を込めた。


「発射準備完了、発射まで残り10秒!!」


敵は徐々に近づく。


ダードンは、迎撃準備を進めるのだった。


「零式対艦殲滅級単装砲魔導噴進弾発射準備完了!!」


「撃ち方ヨーイーーっ!!!」


 すると戦艦の後にある六芒星の紋章が浮かび上がる


「撃てーーーっ!!!」


そしてそこから煙を出しながら敵艦に向かう誘導弾を発射したのだ


それは国の威信を懸けて作られた奇跡の産物であった


だが


「魔導噴進弾レーダーより消失……」


「第2射撃ちます!!」


「軌道修正完了アップダウン運動による撹乱を開始!ああっだめだ!効果見られずレーダーより消失!」


現実は非常に残酷であった…


馬鹿な…誰もがそう思ったであろう…それは国の技術の結晶なのだから


「第4波半分が消失した模様ですが、第5波合流!」


「第4艦隊より第5艦隊が全滅したとの報告!!」


「第4第5波、間も無く攻撃射程に入ります!」


「我々ももう間も無く敵艦隊の射程範囲内に入ります!」


「第4艦隊全滅艦隊消耗率70%を切りました!」


「射程圏内に入りました!」


「ようやく……出来る!!撃ち方初めーーっ!!」


そして第4波と第5波のドラゴン隊がその号令と共にその戦いで失われた命の叫びと怒りを体現したような砲弾が宙を舞った

最近忙しすぎて時間が取れない今日この頃そして学校のアイパッドで自分の作品が読めない今日この頃

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