表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/30

3話

とりあえず、縄を外してもらい、葉っぱで大事なところを隠す。


3歳児とはいえ中身はいい大人。


あのボンクラ神様のせいでどうやら俺は桃太郎の世界ではなく、全く別の世界に産み落とされたのだと思った。


今仲間としてゴブリン三匹、スライム二匹。


しかし、どっからどう見ても雑魚キャラだ…きび団子もこいつらが喰ってしまったため、これ以上の戦力アップが見込め

ない。


しょうがない。とりあえず死にたくないのでこの世界で生きていく。


仲間を使い、情報を収集する。ことはできないみたいだ。


まず、喋れない。そもそも敵として討伐される。


以上。無理ゲー。


こう言う時はとりあえず座って考える。


そういえば、こう言う時ってステータスとか見れないのか?と


「ステータス!ステータスオープン!ひらけごま!」


何を言っても出てこない。なんで?


知らない。


この世界ではステータスと言う概念は無いんだろうか?


ふぅと寝転び、横になる。


能力見れないと困るんだよなぁ…


夜も更けてきたので眠る。





直後、うるさい音が鳴る。どうやら仲間が違う魔物を倒してLvが上がったらしい。


そこで漸く、ステータス画面が現れる。




モモタロウ lv2 飼育員 


きび団子×0


※分裂/増殖/再生/吸収/剣術小


融合


※=魔物が持っているスキルを使えます。クールタイムあり。魔物が死んだ場合は消えます。





「桃太郎って飼育員だったのか…通りで生き物の扱いが上手かったわけだ…」


再び眠りにつく。





魔物は寝ないらしい。


うるさい音にも慣れ、起きた頃にはlvが5まで上がっていた。


ふと、手元を見るときび団子が増えていた。どうやら1日過ぎると復活すらしい。やったぜ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ