28話
桃太郎「クリス、目の前にいるのはなんだ?」
クリス「とても大きな島でしょうか…」
ミアリー「亀ですかね…」
桃太郎「この船よりでかいじゃねぇか!」
クリス「こ…こんなの見たことありません…」
桃太郎「でもこいつを仲間にできたら面白そうだな!」
クリス「無理だと思いますが…」
ミアリー「海水にも亀はいるんですね…でもどうするんですか?動かないみたいだけど…」
桃太郎「まさか死んでるのか…?」
ミアリー「どうでしょうか…」
桃太郎「とりあえず上陸してみるか」
―
桃太郎「乗り心地は良くないな」
ミアリー「乗る用の魔物ではないと思いますけど」
クリス「それでもここまで大きいのはなかなか居ませんよね」
桃太郎「一番大きかったドラゴンより大きいからな」
ミアリー「この子が仲間になってくれれば頼もしいのは間違いないと思うのですが」
クリス「でもお仲間にするにはお団子を食べさせないといけないんですよね?」
桃太郎「そうなんだけど…どっちが頭なのか」
ミアリー「海の中がわかれば良いんですが…」
クリス「難しいですね」
桃太郎「いいと思ったんだけどな。今は難しそうか…」
クリス「戻りましょう」
ミアリー「そうですね…」
―
桃太郎「うーん…」
ミアリー「煮え切らない感じですね」
桃太郎「そうなんだよな…覚えているか?波も風も一切起きないと言っていた場所」
ミアリー「クリスが言っていましたね」
桃太郎「そこには強力な魔物もいるという」
ミアリー「なるほど。だからあの亀が欲しかったんですね」
桃太郎「圧倒的に防御力が高そうだからな」
ミアリー「それでそこを渡ろうと」
桃太郎「強力な魔物。唆られるだろう?」
ミアリー「そうするにはもっと仲間を増やさないとですね」
桃太郎「そうだな」




