27話
クリス「この中央大陸から直接は北の大陸へ行けません。東の大陸を経由します」
桃太郎「行けないのか…」
クリス「こればかりは仕方ありません。中央と北の間は全く風も波も起きない一帯があって、そこには強大な魔物がいるとのことです。どんなに強くても海の中にいる魔物には敵いません」
ミアリー「それでは東の大陸へ行きましょう」
クリス「街を出て東へ向かいます。そこに船があります」
桃太郎「いくかぁ…」
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桃太郎「でっかい船だなぁ…」
クリス「王家の船です。一番小さいですが…」
桃太郎「これだけ大きくて一番小さいのか…」
クリス「第4王女ですからね」
ミアリー「水の上を進む乗り物は新鮮です」
桃太郎「そういえばそうか。水の精霊だから乗る必要もなかったのか」
ミアリー「淡水であれば大丈夫なのですが、海水などは入り込めないようです」
桃太郎「水だったらなんでもいいわけじゃないんだな」
ミアリー「可能だったら直接北の大陸に行けたと思ったのですが」
桃太郎「だからあの時…」
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ミアリー「北の大陸ですか…」
桃太郎「どうかしたか?」
ミアリー「いえ、そんな耳に入れるほどのものでも」
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ミアリー「ええ、すみません」
桃太郎「大丈夫さ、急いでいるわけじゃないんだからな」
クリス「行きましょう。東の大陸までは1週間ほど乗船しないと行けないので」
桃太郎「1週間か…長いな」
クリス「大きいだけで早いわけではないので…」
桃太郎「いいか。とりあえず行ってみるしかないんだからな」
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ミアリー「船の中にお水があります!」
桃太郎「水浴びができそうだな」
クリス「船上はやれることが少ないので」
桃太郎「体が鈍らなくて済みそう…か?」
ミアリー「ゆっくりできそうです…」




