23話
桃太郎「まるで主の風格だな…」
ミアリー「でも…龍族がどうして人里に降りてきたのでしょうか…」
桃太郎「ん?龍族って本来…」
ミアリー「来ます!」
大きな黒龍は大きな翼を広げる。
口にエネルギーが集中しているのがわかった。その瞬間動く。
ドラゴンは同じ口にエネルギーを集中させ、ミアりーと桃太郎はドラゴンの後に隠れる。
直後、轟音と共に空気が振動するのが全身でわかる。耳が壊れそうになる。
轟音が鳴り止んだが身体が動かない。
耳は聞こえないがミアリーが手で指示を飛ばしてくる。
桃太郎は黒龍相手に魔法を放ち続ける。
効果はないだろうが、意識をこちらに向ける。
翼が広がった瞬間、ゴブリンナイトが翼に剣をたてる。刺さりはしないももの傷はついている。
その直後ミアリーの魔法と共にジャイアントベアーが放たれ、目玉を抉る。
さすがの黒龍も少したじろぐ。だが、怒ったのか、再び口を大きく上げる。ジャイアントベアーとゴブリンナイトはまだ空中にいる。狙われたら即死は免れないだろう。
桃太郎が動き出す。足に力を溜め、跳躍。黒龍の顎めがけて蹴りを放つ。
咆哮と共に上に射出される。
落ちる瞬間、ゴブリンナイトにお姫様抱っこで救出される。
すぐさま避け、そこにドラゴンが突撃をする。
ゴブリンナイトは桃太郎を乗せ、ジャイアントベアーに打ち上げられる。
そしてゴブリンナイトから桃太郎が射出される。
きび団子を出し、そのまま黒龍の口の中に入る。
ミアリー「ドラゴン!口を閉じなさい!」
片腕で黒龍の顎を殴る。
口は閉じられ、飲み込む。
―
桃太郎「ふぅ…死んだかと思った…」
ミアリー「だからあれほど危険だと…」
桃太郎「あれくらいしないと確実にきび団子5つを腹の中に入れられなかったからな」
ミアリー「それでどうしましょうか…大きなドラゴンが2匹…」
桃太郎「どうするも何も2匹も連れ歩けないだろ」
ミアリー「ということは…」
桃太郎「2匹を融合する」
ミアリー「どれだけ大きいドラゴンができるのでしょうか…心配です…」




