17話
クリス「モモ見えてきました。あれがセンデ王国です」
桃太郎「おおー、でっけーなぁ」
クリス「お泊まりする場所は私がお取りしてしまってよろしいですか?」
桃太郎「断っても無駄なんだろ?」
クリス「ふふ、よくお分かりで」
桃太郎「そりゃ2日間も一緒にいれば多少はな」
クリス「多少ですか?」
桃太郎「よし、降りるか」
クリス「そうですね」
桃太郎が先に降り、クリスをエスコートする。
クリス「まぁ、ありがとうございます」クリスの手が震えていることがわかる。
桃太郎「一緒に城に行った方がいいか?」
クリス「そうしていただけると助かります」クリスの手が桃太郎の手をしっかり握った。
桃太郎「それじゃ行きますか」
―
クリス「センデ・クリスただいま戻りましたわ」
王「おお、我が娘よ。よく帰ってきた。しかし、その隣の男児は何やつだ?」
クリス「道中魔物に襲われていたところを助けていただき、そのまま護衛を兼ねてついてきていただきました
わ」
王「苦労をかけた。其方には褒美を遣わす。何が良い?」
桃太郎「であるならば、ここに強い魔物がいると聞き及んでおります。その魔物を倒す許可を」
王「そんなことでよければいくらでもするが良い。ただ、この国に迷惑をかけぬ様」
桃太郎「はっ」
クリス「それでは私も少し街を見回って参ります」
―
クリス「モモ意外とちゃんとしているんですね」
桃太郎「まぁな」
クリス「それではまずは私の部屋へ行きましょう」
桃太郎「マジか…」
―
クリス「ここで少しお待ちください。色々用意しておきます」
桃太郎「落ち着かないなぁ…」
クリス「お茶でもお飲みになってゆっくりしておいてください」
桃太郎「美味しくいただくよ」
ぬるめの紅茶を飲む。安心したのか束の間の眠りにつく。




