12話
おそらく、さっきの攻撃は魔法と呼ばれる存在だろう。妖精や神、悪魔などが使えるらしい。
桃太郎「妖精か悪魔かどっちだ?」
女性?「どちらだと思いますか?」
桃太郎「妖精だと嬉しいな」
女性?「それでしたらそう思いながら果ててください」今度は見える。
水の塊を避ける。避けた先にはクレータができる。
桃太郎「話は聞いちゃくれませんか?」
女性?「喋っていただくのは構いません。私は攻撃をします」
五月雨のように水弾が続く。避けても避けても水弾が止む気配がない。
桃太郎「そろそろ疲れませんか?」
女性?は何も言わず、ただただ水弾を放ち続ける。
桃太郎は痺れを切らし、攻勢に出る。
スライムを手先に集中させ剣状にする。硬質化し、完成する“スライムソード”。
桃太郎が水弾を切り裂く。
女性?は水弾を打ち続け、桃太郎は切り裂いていく。逃げるより体力を減らさずに済む。
1分ほど続けて水弾が止まる。
桃太郎「話聞いてくれる気になった?」
女性?は先ほどより水の塊を大きくする。その大きさは先ほどの10倍ほど。
桃太郎「これは流石に無理だなぁ」スライムを体に纏わせ、衝撃に耐える体制をとる。
直後、体に凄まじい衝撃が走る。よろけ、膝をつく。
女性?「終わりです」声が先ほどより明らかに近い。目をやると頭上に手を振り上げている熊が立っていた。
女性?「さようなら」
―
桃太郎はゴブリンナイトを召喚し、ことなきを得た。
力差は互角、やや女性?の方が上回るのだろうが、ゴブリンナイトの技術が上なのだろう。圧倒している。
女性?「2対1とは卑怯ね」
桃太郎「3対3の間違いだろう?」
ゴブリンナイトはスライムを纏い、蛇と熊の攻撃を迎撃する。
ゴブリンナイトが熊の動きを封じ、蛇にスライムが絡まり、硬質化し、無効化する。
女性「こんな卑怯なものに負けるとは…」
桃太郎「話を聞いてくれ」きび団子をだし、女性?の口の中に3つ放り込む。
桃太郎「話を聞く気になってくれたか?」
女性「はい…」
桃太郎は女性と話をした。経緯の話をしたところわかってくれたみたいだ。




