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異世界に飛ばされた俺は旅をした(*リメイクします)  作者: 糸月名
第三章 冒険と多忙と戦争と祭り
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第三章 18 〇巨竜失墜


その兆候は傾き始めた大地にあった。

刹那、ヴァーヴェルグの視線は強烈な存在感を放ちだした巨竜へと向けられた。

死闘の最中だというのにもかかわらず、ヴァーヴェルグは巨竜の頭がある方角から目を背けられない。


「もう苦しむな」


甲殻の隙間から漏れ出す赤い光が輝きを増した。あの破光が再び放たれるのだと、遠からずに全員が理解する。

後一分。

巨竜の背中にいられるまでの時間だ。この一分。すべてが決まる。


「ヴァーヴェルグに魔力を使わせろ! それで時間が稼げる!」


グレイがほぼ負けた。腕をぶった切られ、それでもなお闘争心を失わないことには感服するが、それでも戦力は低下した。失血により動きは格段に悪くなっているのが誰の目にも明らかだった。


「退くぞ」


茜が静かに口を開いた。


「もはや無理じゃ。これ以上は勝ち目がそもそも存在せん。王命もこの分なら果たせる。もう、戦う必要はないの。風月凪沙、王命じゃ。お前も行かせるわけにはいかないのぅ」

「……」


何も答えない風月と茜の間にリナが立つ。


「何のマネじゃ?」

「私は残って戦うってわけよ」

「勝手にすると言い。じゃが、その男は連れていく」


風月が答えないのは無視しているわけではない。介入する一瞬を狙っているのだ。その一瞬のために神経を研ぎ澄まし、集中しているために、誰の声も耳に入ってこない。

ずっとヴァーヴェルグを見ていた。

茜もリナも、その横顔を見ることはない。そんな二人のにらみ合いの刹那、あのプレッシャーが広がった。

天を灼いた破光。

その重圧に視線が強引に引っ張られた。思い出すだけでも足が震える。

狙いは巨竜。

それに対して何ができるわけでもないが、誰もが警戒したはずだ。レギオンは反射的に巨竜から飛び降りることを考え、最も近くで破光を見てしまったリナは完全に体が凍り付いた。グレイですら攻め時を迷い、逡巡したのだ。

そして、茜はすぐに風月のことを思い出し、回収するために思考を巡らせた。眼球を動かし風月を見る。しかし、そこに風月凪沙という男はいない。


「――――――――」


どこに、行った?

そんな疑問が口から出るよりも早く、動くものを捉えた。それが風月凪沙だった。

誰もが破光を警戒し縮こまる中、ただ一人だけ走り出した。

破光が放たれる瞬間だけはヴァーヴェルグすらも停滞の中にいて、止まった時の中を風月凪沙だけが動いているように見えた。

さらに数舜遅れて誰もが風月凪沙を見た。


風月凪沙は、笑っていた。


悔しくて唇を噛んで出血したときもあった。すべてはこの瞬間のために。

走り出したら止まらない。


「ヴァーヴェルグ!」


突き刺さるように勢いでヴァーヴェルグへとぶつかった。無論、この程度で揺らぐほどヴァーヴェルグは『軽く』ない。むしろ、巨大さは大樹のようで微動だにしなった。

そんなことは最初から分かっていたことで、この程度で状況が変化するとは風月も考えていない。むしろ、風月の狙いは断絶剣だった。

風月一人の力で何かが変わるわけがない。

ヴァーヴェルグはそう思っていた。なぜ断絶剣に手を伸ばしたことを理解しても、その意図を理解しきれなかった。

だからこそ破光をそのまま放とうとした。

風月が断絶剣に触れたころ、ようやくその意図に気づく。握っていた断絶剣がストン、と鍔のところまで滑り落ちたからだ。

いつ放たれるかもわからない破光を前に、逡巡していたグレイが反応した。尻尾でつかむ大剣が柄頭から断絶剣を叩きあげてヴァーヴェルグの手から離れる。そのまま宙を舞ってどこかへ刺さった。

何があったのか。

ヴァーヴェルグをにらみ続けていた風月だけが気づいた。皇黒剣と断絶剣が放つ剣気の差に。そして風月は纏った剣気を見たことがあった。この世界に来てからアルトが良く使っていたことを知っている。

ゆえに、風月凪沙だけが気づけた。

断絶剣がただの剣であることを。通常の武器は剣気を流し込めば簡単に崩れ落ちてしまう。そのために纏うという技術が存在するのだ。風月がアルトに剣気を纏わされた時は激痛のあまり意識を失いかけた。纏うだけでもそれだけ強力なものを風月は断絶剣に触れてそのまま剣気を流し込んだ。それだけで、断絶剣の柄の表面が崩れ落ち、ヴァーヴェルグの握りが緩くなったのだ。

それでもなお、破光は止まることを知らない。しかし、ヴァーヴェルグの虚を突くだけの瞬間が生まれたのだ。

グレイがさらに畳みかけてヴァーヴェルグに肉薄する。大剣は皇黒剣を抑えて、懐にもぐりこむと存在しない右腕を守る刺青で、下からかち上げるように顎を殴りつけた。

肉と肉――いやそれよりも鋼とゴムに近いか――がたたきつけられる音。それは酷く鈍くて、重い。

その一撃によってヴァーヴェルグの貌が上を向き、狙いがそれた。


「――っ」


ヴァーヴェルグはとっさに破光を抑える。次の破光を繰り出すまでの時間すら惜しかった。驚愕したことも間違いないが、それでもヴァーヴェルグは揺らがない。

戦いたかった。

そんな感情をずっと懐いてきたリナが、この状況を見逃すはずがなかった。

ヴァーヴェルグの視界に影が差す。

処刑斧を振りかぶったリナが真上にいた。


「つぶれろ」


弧を描き長利振り下ろされる処刑斧を寸でのところで皇黒剣を滑り込ませる。それでも処刑斧の威力を殺しきれないと判断したヴァーヴェルグは刀身すらも手で押さえ万全の体制で受ける。

バキン!

砕けるような音を聞いた気がした。しかし、それは風月の思い込みで、実際には双方の武器が健在だった。しかしヴァーヴェルグの体制がさらにのけぞった。

それでも大樹のような安定感を欠いていない。

だが、それでも弓なりに伸びきった体制ではこれ以上受けきれなかった。風月はそこへダメ押しの一手を入れる。ヴァーヴェルグの腕の下をするりと抜けて、地に足をつける。そして手を伸ばしてヴァーヴェルグの首をつかんだ。


「墜ちろォ!」


本来なら勝負にもならないほどの力量さ。力任せに押しあうだけでも容易く負ける。しかしこの一回、今だけなら剣気によって強化された風月の四肢はヴァーヴェルグに押し勝てる。

そして今まで揺らがなかったヴァーヴェルグが、それとは異なる意味で揺らいだ。それは体制が悪かったこと、そして地面がすでに20度ほど傾いていたことに起因した。

両の足が地面から浮き、初めてヴァーヴェルグが地に伏した。


「―――」


驚きのあまり、声を失うヴァーヴェルグ。まさか、自分が泥に沈むとは思ってもいなかったのだ。実際のダメージ以上に、精神的ダメージは大きかった。また、茜やレギオンといったあきらめかけた者たちにとって、鼓舞させるには十分すぎる光景でもあったのだ。


キュガッ。


それは音ではなく衝撃だった。風月が、グレイが、リナが。全員がヴァーヴェルグを中心に吹き飛ばされる。グレイは纏う刺青を突き立てて坂の下へと転がり落ちることを防ぎ、真横へリナは処刑斧を突き立ててそれ以上飛ばされるのを防いだ。風月だけがまともな受け身も取れず、ぼろきれのように坂の上へと転がった。

破光の輝きを纏いながら立ち上がるヴァーヴェルグを前にグレイが叫ぶ。


「撃たせるなァ!」


一度動き出した流れを止めることはできなかった。

レギオンが最大のポテンシャルを発揮するのは誰かの指示に従いながら戦況をコントロールするときだ。自分を魅せるための動作をすべて切り捨てたからこそ強さがあった。

しかし、この時ばかりは指示がなくともレギオンはすべての無駄をそぎ落としていた。理由は単純で怯えていたからだ。いつものような演出を挟む余裕などない。同時に、逃げるという選択すらも無意識のうちに消し去っていた。

最初に反応したのは茜にもかかわらず、指示や合図はなかった――というより出す前にレギオンが動いた。レギオンのポテンシャルは茜を凌駕するにもかかわらず本来の力を発揮できていなかったためにヴァーヴェルグには甘く見られ挙句返り討ちに会う始末。

その過程があってうえで断言しよう。

誰よりもヴァーヴェルグと戦いたがっていたのはこの男だと。

戦いの勝敗を気にしていないふりをして最もこだわっていたのはレギオンなのだ。今この瞬間も、追い詰められているのは間違いないがそうした言い訳がずっと欲しかったのだ。

そうしなければ本気で戦えない。

理由がなければ本気になれない。

なぜなら怖いから。

ヴァーヴェルグに?

いいや、自分自身に怯えていた。

バツン。

張りのいいゴムが勢いよく避けるような音。レギオンの足に搭載された筋肉が力のあまり皮膚を内側から破った音だ。

白銀の剣気は吹雪く山のように濃淡が入り混じりレギオンの姿を覆い隠していく。

爆発があった。ただレギオンが地面を踏みしめただけで、その反作用で巨竜の甲殻が砕けた。まさに首をもたげ巨竜へと狙いを定めようとしているヴァーヴェルグへと一撃を食らわせる。無論、亀裂が入った胸殻に向けて渾身の突きが入った。

ゴッ。

貫通はしない。しかしその突きを食らったヴァーヴェルグは地面を削りながら背後へと押し込まれる。レギオンは運動エネルギーを渡し終え、静止していた。

この時、ヴァーヴェルグにとってレギオンが初めて脅威となった。

ヴァーヴェルグは目を細める。


(見えなかった……だと?)


そして、続く二撃目。

溜めの動作は確かに存在していた。その後直撃の瞬間まで一切見えない。


「ばかげている!」


ヴァーヴェルグが初めて声を荒げた。

レギオンの追撃が見えたわけではない。初動に合わせて動きを予測し皇黒剣を滑り込ませたのだ。


「ついて、来るのか!?」

「今代の神域の騎士はどうなっている?」


初めてレギオンに対してヴァーヴェルグが興味を持った。自身の肉体すら顧みずに放つ一撃は、レギオン自身がその速度についてこれていない。今までの経験と感覚のみを頼りに体を動かしているのだ。

ヴァーヴェルグはその溜めの動作のみで攻撃位置を予測して同じく自身に制御しきれない速度を載せて防いでいる。

速すぎても遅すぎても防御ができないのだ。無論、そんな相手は数多くいたが、レギオンは別格で、自らが知覚していないことだ。わずかな眼球の動きや呼吸からタイミングを読むことくらいヴァーヴェルグには訳ない。しかし、レギオンはその一切をすべて直感に任せている。どこに行くのかも、どこに攻撃を当てるのかも、実際にあたるまでレギオン自身すらわかっていないのだ。

騎士としては下の下。だが、ヴァーヴェルグに対してこれほど単純で効果的な戦法はなかった。

幾度も降り注ぐ剣閃にヴァーヴェルグは攻めに転じられない。ただ少し、顔を巨竜に向けられればそれで終わるのだが、わずかな隙に容赦なく攻撃を叩き込まれ狙いを逸らされる。


「界断」

「―――っ!」


レギオンもろともであっても容赦はない。むしろ、レギオンであったからこそ茜は一切ためらわなかった。


ゴバッ!


唐突に茜色の壁が出現する。それはすべてが同時に出現し、ヴァーヴェルグの胴体を袈裟懸けに分断しかけるが、破光の光が弱まると同時に魔力があふれ出し体を保護した。

胸殻にさらに亀裂が入るが、界断によって発生した分断の壁を破壊した。

その隙に走りこんできたのはリナだ。

すでに45度以上傾きつつある巨竜を駆け抜け垂直ではなくブーツのヘリをひっかけながら走る。そのまま振りかぶった処刑斧を横なぎにたたきつける。

それでもなおヴァーヴェルグの守りは固く皇黒剣で受けた。しかし、傾いた足場でリナもヴァーヴェルグも思うように踏ん張れず、ヴァーヴェルグの足は浮き、リナは威力の低下をひしひしと感じた。

そのままヴァーヴェルグを壁にたたきつける。

ヴァーヴェルグは間違いなく感じていた。


(押されているっ)


それは傾いた足場や巨竜を必要以上に苦しめないために破光に固執していることなども理由の一つではあるが、それだけではない。リナが、レギオンが、茜が、グレイが本気でぶつかっているからでもない。武器が一つ消えたからでもない。

そうしたすべてはやはり原因の一つでありながら、絶対の要因ではない。事実、ほんの少し前までは圧倒的だったのだから。

すべての流れを持ってきたのは紛れもなく風月凪沙だ。


「―――っ」


口では対等だと言っていても、事実認めてなどいなかった。ヴァーヴェルグを殺すことができるのは呪いの外側、この世界の理の外側にいる風月凪沙だけなのだ。

ゆえに、一縷の望みを託したのだ。

あらゆる方法を駆使して、血反吐を吐くほど努力して、人間であることをやめて、その果てで一年という期間があれば或いは、届くかもしれないという予感。

それを今、やったのだ。

風月凪沙は、決して足掻くことをやめない。それがすべての流れを傾けた。ここで死ぬことはないが、それでもここまで追い詰められるとは思わなかったのだ。

真の意味でヴァーヴェルグに届いたのだ。

ヴァーヴェルグの思慮の最中、四肢で地を捉えるグレイが猛攻を繰り返し、レギオンとリナは呪いを払ってさらなる追撃に備えた。茜も界断を準備している。


「……相克ノ果テニ」


ゾッとした。

グレイだけがその文言を知り、恐怖した。


「全員離れろォ!」

「コノ一刀ニテ、終ワリヲ告ゲル」


グレイだけが反応した。大剣を振り回しあろうことか、リナ、レギオン茜を吹き飛ばす。そうでもしなくては避けられない。

開いた甲殻が閉じる。その隙間から洩れていた光も絶えた。


「盾崩シ」


その差まあフィルム映画を切って張り付けたように、構えと結果が連続した。ただ、風すらも消えた静寂の中、甲高い音だけが長く伸び続けていた。


「まず、一人!」


直後、放たれていた一撃が顕現した。

すでに後退していた三人もろとも吹き飛ばす。そしてグレイは錐揉み回転しながら地面にたたきつけられ、そのまま転がり落ちていく。


「なんだ、何があったのじゃ!?」


茜が魔力で足場を作りレギオンとリナを回収しながら叫ぶ。

再びヴァーヴェルグの甲殻が開き、赤い光が漏れだした。先ほどよりは弱い光だが、いまだ破光がいつ放たれてもおかしくない。


「巨竜よ、貴様にも終わりをくれてやる。永き旅の果てに、この一撃を送ろう」


リナに躊躇はない。再び光が強まるヴァーヴェルグを前に一切のためらいなく、とびかかった。


「届かない」


最速の騎士、レギオンは思わずこぼしていた。レギオンですら間に合わない。今、巨竜が死を迎える。

絶対に覆らない事実だった。

それはリナもきっとわかっていた。

80度近くも傾き壁のような巨竜の背に足だけで捕まるヴァーヴェルグはそのまま光をためる。後ろから切りかかったところで止まるはずもない。ダメージは追わせられても致命傷まで至らない。

巨竜が影となり夕日の赤を遮り、一足早い闇が訪れる。だが、ヴァーヴェルグにかかる闇はひときわ暗く、巨竜の影だけではないようにも思えた。

それは一人の男の影。

破光が放たれるその瞬間、ヴァーヴェルグに何かが落ちた。


「ヴァアヴェルグゥゥ!」

「風月、凪沙ァ!」


風月の手には白亜の剣、断絶剣が握られていた。

ガキン!

水平に構えた皇黒剣の腹の芯を断絶剣が捕らえる。

そして、その衝撃に耐えられず、ふっ、と音もなくそして柔らかくヴァーヴェルグの足が巨竜から離れた。


(構うものか、このまま破光を―――っ)


ピシィ。

影すら作らない漆黒の刀身に真っ白な亀裂が走る。


(――っ!?)


連戦や重撃からくる疲労によるものではない。単純にヴァーヴェルグの剣気に耐えられず皇黒剣が砕け始めているのだ。


「墜ちろ!」


バキン!

皇黒剣が砕けた。そして呪いによって純白の断絶剣が漆黒に染まっていく。そのまま亀裂の入った胸殻に断絶剣が突き立てられる。

だが、漆黒の呪いはあらゆる生物を忌避する。見えない力によって剣を押し上げられる。

そのすべてがヴァーヴェルグにとっては感慨深かった。

皇黒剣とは呪いを受ける前は断絶剣と同じく純白で、多くの装飾が施されていた。国家創世を祝う儀礼剣でまたの名を興国剣。新たな国の始まり、そしてヴァーヴェルグ自身が否定した単一種族の支配を願う意味が込められていた。

かつての王、ヴァーミリオンが使っていた武器だ。

そして今、漆黒に染まった風月の持つ断絶剣はそれまでの時代の終わりを告げる剣。新たな法を課す剣でもある。意味は同じく支配。それが漆黒に染まった。

皮肉だ。そんな風に変な笑いすら出てきた。

風月ももはやどれだけの高さなのかもわからない。浮遊感によって腹の底にかかる力に恐怖を覚えた。

ミシィ!

唐突にヴァーヴェルグの胸殻に圧力がかかる。


「なにが!?」


漆黒に染まった断絶剣の表面が剥がれだし、呪いもろとも削れていく。風月の剣気に断絶剣が耐えられなくなった。


「もう構うものか。終われ!」


ヴァーヴェルグの口から眩いほどの光があふれ出す。

そして――。


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