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能力一つだけで世界最強を目指す  作者: ディースター
3/3

困った師弟 part 1

襲撃の後俺は普通に寝て、太陽の日差しで起きた。


「ロッチおはよう。飯だな」


体を起こしたらロッチはもう起きてた。

アイテムポーチから俺とロッチ分の飯を出して食べた。

(昨日はやらなかったけど、少し練習してから出発するか)

そう思い早速移動した。

まずテントをかたずけて、川を探した。


10分後ぐらいに川を見つけた。もちろんロッチも俺の後ろをついて来てる。

荷物を大きい岩の近くに置き、川の横に座って水の音や風が木や葉に当たる音を聞きながら瞑想をし始めた。

瞑想をすると自分の中に動いてるもの。師匠は魔気と言ってたもの。その動きを意識する、どこを遠てるのかを確かめる。

それを5分ぐらいやると目を開けて横に視線を落とした。

そこには俺の真似をするが如くのロッチがいた。

その次に俺は刀を取り素振りをする。素振りは体の調子を確かめるぐらいでやめて近くにあった気の方に振り向いて、木を切るように刀を振った。


「やっぱ、師匠に追いつきそうにないな」


俺は2/3まで綺麗な断面あって、残りの1/3を強引に切ったように汚いぼこぼこした断面があった。


「あっ!刃こぼれしちゃった」


師匠からもらった刀が…

少し落ち込んだ後に、木を切った時と同じ動きを何回も繰り返してダメなところを1つ見つけてそれを直していく。30分後にもう一回挑戦するために、違う木の方を振り向いて、同じく切った。

(さっきよりは少し良くなったが、でもやっぱり師匠はすごいな。こんな木の10倍の太さの木でも真っ直ぐに切れるからな)

今スノーが切った2本の木は、彼がちょうど抱きつけれるぐらいの太さだった。

(きっと迷宮で俺はさらなる高みに行けるはずだ)


今日はこのぐらいでいいかと思い、アイテムポーチを取るためにそっちの方を振り向くと俺の方を見てるロッチが荷物を守るよに前に座っていた。


「お前はいい子だ」


ロッチの頭を雑に撫でてアイテムポーチから食べ物を取り出した。


「練習後は食べなきゃ強くなれん」


俺はそう言ってロッチに食べ物あげた。がロッチは見るだけで食べようとしなかった。


「お?一回で学んだか。いい子だ」


俺は一口自分の食べ物を食ってから、ロッチも食べ始めた。


食事を終えた俺たちは道の方に戻りファフニール街に向かって歩き始めた。

その日は何もなく終わり、昨日と同じようにテントを張って寝た。


次の日も昨日と同じよに朝練習をして道に戻った。今日は素振りを中心にやった。


昼飯を食べていたらレッチーの車が通るの見たから、呼んだ。


「レッチー、俺とこいつを乗せて」

「あっ?犬?なんで?」

「森で拾った」

「えっ?捨てられたのか?でもそれにしては、お前に懐いてるな」


レッチーの話を中途半端に聞きながら車に乗った。

車はオープン型で一部分だけ守られてる。


「なんでそこだけ箱があるんだ?l

「あれはこの車を動かしてるエンジンというらしい。俺も良く分からん、仕組みがむずいからな。

そんなことより街に着いたらギルドに入るか?色々とお得だ、不利な部分もあるが」


レッチーによると、ギルドではいろんなものが安めの価格で帰るらしい、それと身分書になるようなカードも発行してくれる。転職の宝玉と能力の宝玉も予約さえすれば無料で使えるとも言ってた。

逆に、ギルドを通した依頼しか受注できなくて、迷宮などで得たものはギルド以外に売ることを許さない。ギルドのルールを破った場合重い処罰がある。


「うーん、強い人いそうだし。一回行ってみるは。案内よろしく」

「あー、任せな」


この車というものは素晴らしい。後2、3日の距離を半日で着いた。俺も車が欲しいと思った。レッチーにいうとこの車というものはとても高いらしい。

稼ぎのいい冒険者か大商人、貴族ぐらいしか買えないらしい。


街に近づくと、街の周りには10メートルぐらいある壁が囲んでいた。


「あそこの門から入るんだ」


街に入るのに検問を受けないといけないらしい。入るために行列が出ていたので早速並んだ。

待ってる間はレッチーと話してた。彼とは気が合うようであっという間に俺たちの番が来た。


「おい、2人とも冒険者か?身分書と交通税を出しな。1人50ゼニだ」

「ゼニ?そんな持ってないぞ?」

「げっ?スノー予想はしてたけど持ってないのか?俺が払うからまた返して」

「あ、悪りぃーな、それと身分書ないけど」

「どうやらギルドに入るらしいから、入ってから一回見せに来たらいいよ」


門兵が許可を出してくれたからそのまま街に入り早速ギルドの方に向かった。



ギルドの前には車を停める場所もあった。駐車場というらしい。

ギルドの建物はとても大きかった。6軒分ぐらいの広さで3階建、今まで見たこのないコンクリートを使って建てたらしい。

レッチーの横を歩きながらギルドに入った。ドアは勝手に開いた。


「最初はドアで驚くよな?はっはっは」

「車といい、勝手に開くドアといい、外はすごいな。師匠の話ではなかったな」

「その師匠とやら随分と昔の人はらしいね。このドアは比較的新しいけど10年前ぐらいからあるぞ?」

「10年前からね?俺は師匠と2人で特訓してたな」

「なんか、すごい青春だったんだな。とりあえず受付のところに行くか?」


俺は懐かしい気分になったところに、冷たい声で話を切り上げたレッチーに軽くショックを受けながら、受付の方に向かった。もちろんロッチもついて来てる。


「あ、この人ギルドに入りたい人」

「あー、俺は」

「そこの変な服のやつその方から離れろ!」


俺が自己紹介をしようとした時に後ろから、うざいぐらいの高いやつが叫んだ。

猛烈にイラついた俺は勢い良く後ろを向いた。


「俺に言ってるのか?この赤髪の女は?」

「そうだ、レッチー様とやけに馴れ馴れしくして。お前みたいなやつが絡んでいいお方ではない!さっさと離れなさい」

「離れないとどうするんだよ?」

「力ずくでも離してやるわ」

「あん?やってみろ」


そいうとこの女は手にはめてた手袋を取り俺の顔面に投げて来た。


「決闘だわ、私が勝ったらそのお方から離れて二度と近づかないこと」

「俺が勝ったら?」

「そんなことはないわ、絶対に私はプラチナランクよ。でもそうだね、決めていいわよ」

「俺が勝ったら、もう俺の前に姿を目せるなよ?目障りだ。それと決闘だけど命をかけた戦いだろ?」

「いいわ。決闘は、どっちかが負けを認めるか死かの2つだわ」

「いいだろう受けて立つ。どこでやる?」


そこでギルドの職員が現れて裏にある訓練スペースに案内してくれた。

ギルドにいた人のほとんども一緒に来て、賭けを始めたらしい。


「おい、レッチー今どんぐらい持ってる?」

「うん?20万ゼニぐらいかな、どうして?」

「それ貸せ?」


俺は無理やりレッチーから金を借りて、自分に賭けた。どうやら俺だけが自分に賭けなくて、成立してなかったところを俺がかけることで成立したらしい。


「あの女はお前よりやるか?」

「あー、俺よりも全然強い」


どうやらレッチーより強いらしい


「それは良かった。お前弱いからな」

「えっ?強い方だけどなー」


その発言で俺はショックを受けた。レッチーで強いとか、終わってる。15の時の俺と同じぐらいだろう


「女、早くやるぞ」

「私にはちゃんとした名前がある。私は」

「お前なんざの名前も知りたくない。ギルドの職員さんよ?早く始めよう?」


職員が頷いて、位置に着くように指示を出す。


「両者用意!はじめ!」


合図と同時に俺は間合いを詰めて横からの攻撃をした。


「光壁」


女がなんか呟いたかと思うと俺の刀が当たる時柔らかい透明な壁みたいなものに弾かれた。

一回引いてから女の方を注意してみると何かがキラキラと消えた。


「嘘。私の魔法が一発で?まさかあんた上級者?」


女が決闘中に喋り出した。その舐めた行為に俺はさらに怒る。

もう一回距離を詰めて頭を取る勢いで攻撃をする。またもや攻撃が弾き返される、その勢いを利用して体を回転させて蹴りを入れる。蹴りが予想外だったらしくて、女5メートルは飛ぶ。

俺もすぐに距離を詰めて再び攻撃をする。今度こそはその首を頂くと思った時


「そこまで、お前の勝ちだ」

「なんだおっさん?決闘の邪魔していいのかよ」

「俺は超級冒険者、こいつは俺の弟子でね。ここで失うわけにはいかない」

「だったらもっとしっかりと鍛えるんだな。なんか萎えたしもういいや」

「この勝負は君の勝ちでいいから」


なにこのおっさんなんで上からなんだよめちゃくちゃムカつくな


「おっさんその言い方はないだろう。超級は何か知らんけど、その喧嘩買うぜ?」


うまくまとめれなくて長くなって変なとこできれてしまった…

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