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能力一つだけで世界最強を目指す  作者: ディースター
1/3

剣士になる

今、俺スノーは教会に向かってる途中。

教会で自分の職業を決める。





「ジンプさん、おはよう」

「お、スノーか?職業を決めに来たか?」


神父のジンプさんは付いて来いと言い、部屋の真ん中に人の頭ぐらいのサイズの透明な玉が宙を浮いてた。


「この、職業の宝玉に手をかざして。 頭の中になれる職業が浮かんでくるだろ?一つを選べ」


俺の頭の中に[戦士][魔術士見習い][魔法使い見習い][狩人][冒険者見習い][神官見習い]

が浮かんできた。俺はもう、自分のなる職業はもう決めてある。


「ジンプさん決めたぞ」

「やっぱり、戦士か?」


俺は頷きながら横の部屋に行った


「これが能力の宝玉か?」


ジンプさんが頷くのを確認してから、宝玉に手をかざした。


「今日だけのサービスだぞ」


そう、普通〇〇の宝玉を使うときはその宝玉の所有者に金を払うのが当たり前だけど。教会だと最初の1回だけ無料でやってもいいというサービスがある。


また、今取得できる能力が頭に浮かぶ。最初の能力だけ能力ポイント(NP)0で所得できるけど、それ以降だとNPがかかってしまう。NPいつのまにか手に入れるらしいけど俺はよくわからない、てかあんまり興味がない。

[剣術][拳術][身体強化][体力増強][体力自然回復up]

から[剣術]を選ぶことにした。理由は、剣術の能力は剣で攻撃をした時、ダメージが増加。剣の装備中自分の運動能力を少し増加。


「ジンプさん、お願いがあるけど」

「職業の宝玉?あ、こんな所に壁に染みが、スノー悪いが出口まで一緒に行けれないな。1人で行ってくれるか?」


ジンプさんはそう言って、何もない真っ白な壁を吹き始めた。


「そうだな。またね、ジンプさん」


俺はその部屋を出て職業の宝玉がある部屋に行って早速転職をした。

[戦士]から[剣士]にした。


そのまま教会を後にして、家に帰るため森の中に入った。


森に入ってから2時間後ぐらいに家に着いた。


「師匠、ただいま」

「やっとか、早速試験と行こう」


そう言って木刀を一本俺に渡したのが、俺の師匠のイサオという髪が長めでちょくちょく白髪も混ざってる

50前半の爺さんだ。身長も俺より少し小さいが170cm後半はあるだろう。


「はよ、構えろ」


師匠に言われた通りに構えてすぐに試験という名の模擬戦が始まった。

先に攻撃を始めたのは俺の方だ。

まずは相手を間合いに入れるために慎重に距離を詰める。それから予備動作が少ないあまり力のない攻撃をした。師匠はその攻撃を受け止め俺のバランスが崩れるように、俺の剣を押した。

俺はその勢いを利用して蹴りを入れた。もちろん防がれたが、師匠の気が蹴りに向いた。隙ありだと感じた俺は、蹴りを反発する力を利用して素早く足を戻して、足と逆の方向から剣で攻撃した。


「ホッホッホ。やるようになったのう」


師匠は俺の剣を指で掴んで止めてた。


「わしがこのモードになるのは何十年ぶりだろ?」


師匠は狼のような耳と尻尾がが生えていた。


「合格だのう、18で合格とは頑張ったのう」

「師匠にはまだ追いつけそうにないな」

「迷宮にいくといいだろう。あそこでは強くなるか死ぬしか選択肢がないからのう。あんたなら大丈夫だろうけど」

「了解明日から迷宮に行きたいと思います」

「そっか、渡したいものがある家に入れ」


俺は師匠について、この18年間過ごした、木造の平屋建ての家に入った。


「そこに座れ」


居間に入ると、師匠の正面に座るように勧められ床に座った


「これは合格の証じゃ」


師匠から持ち手の部分が黒、刃が鋼色の刀という剣を渡された。


「ありがとうございます」

「今日は、わしが料理をしよう。あんたは旅の準備をするんじゃ、鞄はあれを使え」


部屋の隅に置いてあるポーチを指差した。あれはアイテムポーチという魔具だ、アイテムポーチはポーチの大きさから想像もつかないほどのものが入る。さらにポーチの重さは、中に入ってるものの重さの100分の1という素晴らしいものだ


「あるは、わしが若い頃に使ったアイテムポーチだ。当時は相当に高くて迷宮を完全攻略したのう」


はっはっはとそのまま笑っていたが、聞いた話によると迷宮は地下に向かって100層以上あって、さらに魔物でいっぱいになってるらしい。その魔物を倒して解体すると魔石と言うものが取れるらしい、それは魔道具の原料などになるので簡単に売れるらしい。


師匠は飯の準備をすると言って狩りをしに行った。その間に俺は旅の準備を始めた。


(まずは火打ち石にテントと、あ、テント入らないじゃん?横置いてくか)

(携帯食料を1ヶ月分と、あとは、うーん、、、水だ)

(危ない、解体用のナイフを忘れる所だった)

(危ない着替えを忘れてた。そう言ってもなこの着物2着しかないしな。まぁいっか)

俺は黒に赤色の模様があるやつと白に青色の模様があるこの2着しか無い。

ちなみに、今は白の方を着ている。


そのあと師匠は一匹のイノシシと二匹のウサギを持って家に帰った。

師匠と楽しく飯を食べて俺は寝た。



翌日太陽の光を浴びながらめをさましてタオルで体を拭いて師匠を見に行った



「あれ、珍しいな師匠が寝てるなんて、初かも。師匠今までありがとうな、また戻るから元気してて」


俺は次に教会も方に向かった。

今は黒の着物を着て腰の左側に刀をさして、ポーチをベルトみたいに巻いて口を背中の方に向けて、テントを皮袋に入れて背負っている。

(テントのせいで動きにくい)

そんな事を考えてたら森から出ることができた。



「ジンプさん、迷宮に行ってきます」

「どの迷宮に行くんだい?」

「。。。」

「考えてなかったのか?街の南口から出てまっすぐ行くとここから一番近くの迷宮〈ファフニールの穴ぐら〉がある」

「そこに行ってみます」


ジンプさん行ったと事を思い出しながら南口にたどり着いた。


「おい!そこの変な服のお前、交通税を払え」

「おま、やめろ。あいつにそんな口きくんじゃ無い」

「あん!?なんだテメェー」

「来ちゃったよ」


俺はふつうに街を出ようとしたら鉄の塊(鎧)を身につけた口の悪いやつに喧嘩を売られて、思わず買った。


「スノーさん、久しぶりです。ここは私に任せて、行ってください」

「へいいち何行ったんだよ?」

「へいに黙っとけ」


俺はへいいちに言われた通りに道を通った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「へいに、あいつ、スノーに喧嘩売っちゃいけない。あいつは一回16の時になんでか知らんけど団長と揉めたんだよ、それで喧嘩になったんだ。職業もまだ無いガキがよ団長と互角に剣で勝負してたんだよ。それが昨日職業を手に入れた。もうわかるだろ?」


その話を聞いたへいに思わず顔を真っ青にした。

そうこの世界では職業はそこまででかいはずなのに、[無職]と[剣士]では勝負になるはずがないのだ。



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