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003 生き残るため

走りながら周りを見渡す



倒れて男性に3匹の緑小人が噛み付いている

逃げ惑う人々の背中を切り付け、血が舞い、悲鳴が轟く

車道には車の間を駆け抜ける人々や運転手のクラクションで

車がほとんど動いていない。

ボンネットに上りフトントガラスを棍棒で殴りつける緑小人や

車に打つかったのか緑小人が転がって苦しそうに丸まっている。

後ろにある緑の電車付近には緑小人が何十匹もいてどんどん増えてくる



…だめだ どんどん増えていく

…人を食っているのか? なんとかしないと

…逃げないと俺も食われる でも??


俺は車にはねられ丸まっている緑小人に背中から近寄り

ナイフを突き刺し素早く引き抜く

もう一回

突き刺し引き抜く

もう一回

刺し抜く

周りを見渡し近くに緑小人がいる位置を確認

ハチ公像まで緑小人が溢れてきた。



直に行動を開始する。

ナイフをベルトに挟み転がっている棍棒を握り締め

ボンネットに上っている緑小人に後ろから素早く近づき

両足を棍棒で薙ぎ払う



バン  ドン



ボンネットに倒れこんだ緑小人の頭目掛け棍棒を振り下ろす



バキ

「Gyaaaaaaa 」

もう一回

振り下ろす

もう一回

振り下ろす



…だめだ まだ悶絶しなが転げまわっている



俺は周りを見渡しまだ他の緑小人が迫ってきていない事を確認し

素早くナイフに持ち替え悶絶している緑小人の首を狙って

ナイフを突き切り裂くように引き抜く



プシュ 



緑の液体が流れ出て叫び声は出なくなった。



周りを見ると緑小人が迫ってくる

俺は素早く移動し車の間をすり抜けながら車道を渡りきり後ろを振り向く

どんどん緑小人が車道に溢れてくる



…なんだこの量は 千匹?

…にげろ

…にげろ



左手に棍棒右手にナイフを握り締め駆け出す



前方には一列のエスカレーターを駆け上がる人が見え

直進道路には人々が駆ける背中か見える

 


俺は右に曲がりビルが群がる小道に入り、移動しながら辺りを見回す



パチンコを音、悲鳴、怒号、が聞こえる

…直進できるがなんな変な気配を感じる

…なんだ?緑小人?なんか変だ



なぜか俺は小道を左に曲がり駆け抜けていった。

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