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『人間に、長い時のせいで、省略されたり、色々都合が悪いので、神界側が消したりしたところのみ、お話しします。


 この世界は、3人の兄弟神によって作られました。

 

 長男 創造神  長女 精霊神  次男 破壊神でした。


 創造神は、明るく快活。 精霊神は、優しく可憐。 破壊神は、物静かで穏やか。

 

 3人の神による統治は、うまく進んでいました。均衡が崩れたのは、その時です。

 

 大きすぎて、3人では、うまく統治できなくなり、3人は、自分の力を神石として、分割しました。

 

 神石に、仕事はできないので、仮の肉体を与えました。それが、神々です。

 

 神々たちが、一生懸命働いてくれたおかげ、1000年もすると、3人はやることがなくなってしまいました。

 

 やることがなくなった3人は、ひたすら、悠久の時を怠惰に過ごしました。

 

 しかし、怠惰に過ごしてくるのも3000年程度で、飽きてきました。そこで、破壊神は、以前からの持て余していた、欲望を叶えることにしました。

  

 それは、姉であるっ精霊神への情欲。破壊神は、姉である精霊神を、犯そうとしたのです。


 まぁ、一応未遂に終わったことが、救いでしたが……「ちょっと待て」 


『どうされました?』


3歳児に向かって、犯したとか生々しい話をしたらだめだと思う。


「いや、その…‥‥」


『あぁ、犯したという意味が分かりませんでしたか。それはですね、人間や、神々の男女がまぐわって、快楽を得る作業の事です。運が良ければ、子ができます。神子様の……「もういい」


3歳児に向かって、この人は何言ってんだ。


『話を戻します』


「お願いする」


生々しい話は、できればやめて欲しい。 

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