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またまた、やってきました、世界樹の島。(どんどんパフパフ)


「アイビリアン様は、どこにいるんだろう?」


お母様に条件出されて来て、アイビリアン様に会えないとか、元も子もない。


『世界樹の木陰のどこかへいらっしゃると思いますの。アイビリアン様は、基本的に、世界樹の木陰以外には、移動できないんですの』


そうなんだ!じゃあ、世界樹の木陰の中を一周してみよう。


「世界樹の周りをまわってみる」


『神子様、世界樹の周りをまわると、大の男でも、1週間はかかります』


え?でかすぎない?


「本当?」


『はい。私達精霊が、飛びながら言っても最低で、二日はかかります』


そんなことしてたら、お母様から、滅茶苦茶怒られるんだけど。せっかくごねて条件付きでOKしてもらったのに。


お母様に出された条件は、日暮れまでに帰ってくること。これから行くときは、許可をとること。この二つを満たしていたら、いつでも行っていいけど、一回でも破ったら、ダメって言われている。子供ならどれくらいかかるかわからないけど、そんなに長く、滞在できない。


『こんにちわ。神子様、ようこそいらっしゃいました』


俺の後ろに、背後霊の如くアイビリアン様が、立っていた。いつの間に?


「こんにちわ、植物の精霊王。いつ後ろに立った?」


ちょっと幽霊っぽくて、怖かった。


『私は、スピネルと同じように、精霊神様の恩赦によって精霊化した世界樹ですから、枝を伝って神子様の場所まで来て、すとんと落ちてきました』


ここから、枝まで見えないんですけど・・・・・・・。


「かなり驚いた」


実は、とてもビビった。


『そんなに驚かれていたとは、私も驚きです。神子様、いいタイミングで来ました。明日、ジエイドに知らせて、来てもらおうと思ったのですが、手間が省けました』


「何か用があるのか?」


『はい、伝えたいことと、渡したいものがあります。色々不味い事になっていますので、早急にお伝えしないといけません』


早急に伝えたいなら、今日呼び出そうよ・・・・・・。不味い事ってなんだろう?


今日、総合評価を見たら、666でした。ぞろ目だけど、不吉です。

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