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『それでは、アクセサリーへ、改変しましょう』


「とりあえず、魔法石は、薔薇型にしたい」


最初は、薔薇そのものを持って帰るつもりだったから。


『はい、それでは、台座は、ミスリル・アダマンタイト・ヒヒイロカネ・オリハルコンどれに致します?』


「実物が見たい」


全部見たことない。全部伝説の金属で、これ手に入れるのってすっごい難しかったはずだけど・・・・


『畏まりました。


 こちらです』


流石、伝説の金属。アダマンタイトと、ヒヒイロカネは見たことあるけどね。


ミスリルは、ふつうの銀?と違って、少し銀色に光っているように見える。

オリハルコンも、少し金色に光っているように見える金。


伝説の金属感半端ない金属だな。どれがいいかな?アイビリアン様に聞いてみよう。


「どれがいいと思う?」


『そうですね、婚約者様は、太陽の金と呼ばれる至高の金色の髪をしておられますからね。被るので、オリハルコンはやめるべきでしょう。シンプルに、ミスリルはどうでしょう?』


金と銀。確かに良いかも。


「太陽の金とはなんだ?」


『神子様のお住まいになる国の守護精霊は、遥か昔、精霊と婚姻し、子をなしたものがその国の王となったのが発端で、その婚姻した精霊が、太陽の精霊です。太陽の精霊は、陽光を固めた如くの金髪と、晴れ渡った空の如くの青い瞳をされていて、婚約者様は、今時珍しくその太陽の精霊の色彩を損なうこと継がれています。そういうわけで、太陽の金とは精霊の髪色の事です』


アリス様は、精霊の血が入っていたのか。ん?


「王族に、金髪青目が多いのはそのせいか?今の王様も、金髪青目だぞ?太陽の精霊の色彩は損なっていないと思うが?」


『そのせいです。太陽の金と空の青は、普通の金髪青目とは違います。婚約者様の金髪の輝きと、普通の金髪を比べると、普通の金髪なんて、茶髪に見えます。目もそうです、婚約者様の目の色と普通の青目だったら、宝石と、ガラス玉くらい違います』


大違いらしい。確かに、アリス様は可愛いからな。


「なるほど」


『お判りいただけたようで、何よりです。どれになさいます?』


「ミスリルにする」


相性よさそうだから。でも、ブローチと髪色の関係性が分からん。


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