表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/75

36

うがー悩む、滅茶苦茶迷う。


30分、王宮の魔術師の平凡な部類だったら防いでくれる盾と、10回は神の攻撃すら守ってくれる盾。どっちのほうがいいか・・・・。


『神子様、お決まりしました?』


「植物の精霊王は、どちらのほうがいいと思う?」


このままずっと決まらなさそう。


『そうですね、日常的に守るなら一定のダメージを一定時間無効するのほうがいいですが、緊急事態ならどんな攻撃でも一定の回数だけ防げるのほうがいいと思います。婚約者様は、聖女で王女ですから、周りにも人が多いと思うので、一定時間一定ダメージ無効よりは、どんな攻撃も一定の回数防げるのほうがいいと思います。中堅の魔術師や騎士の攻撃位なら軽くいなせる人間が周りにいると思うので、彼らが対応できないできない敵の攻撃を防ぐことを、重点に置いたほうがいいと思います』


なるほど・・・アイビリアン様が、まともそうなことを言うとは。


「よし、どんな攻撃でも一定の回数防いでくれる盾を出現させる魔道具にする」


『それなら、「アカッシクレコード閲覧端末 魔法文字専用 情報閲覧申請 この光の盾は万物を防ぐ」と言ってください』


『アカッシクレコード閲覧端末 魔法文字専用 情報閲覧申請 この光の盾は万物を防ぐ』


さっきみたいに本が光って浮かび上がり6つの変な模様が出てきた。


『1つ目がこの、2つめが光の盾、3つめが#は__・__#、4つ目が万物、5つ目が#を__・__#、6つ目が防ぐです』


は・をも、一つの魔法文字になるんだ。


「あと3つかけるな」


聖女アリスティア専用のものである、で3文字、今ので6文字。あと3つはどうするんだ?


『3つ分書かないことで、防げる攻撃が1回増えます』


え?


「本当か?」


『はい、魔法文字をたくさん書ける魔法石は魔力を大量に含んでいるので、たくさん魔法文字が書けます。魔法文字を書くことによって魔法石は、魔力が減少します。なので、魔法石に書く魔法文字は最低限のほうがいいんですよ』


「9文字書いてしまったが」


『そちらのほうが、安全性が高いですから。神々の攻撃を10回も防げるものが地上にごろごろしてたら、力関係がひっくり返ります。なので、専用しばりは絶対に必要です。

 なので、9文字は最低限です』


確かにそうだな。専用しばりは、安全装置か。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ