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『それではまず、この魔法石は込められる魔法文字が多いですから、持ち主設定をすることができるようにしましょう』


持ち主設定って、この人以外使えませんよ。みたいな設定を施すやつだよね。


「それは、その魔道具はアリス様専用にするという意味か?」


『そういうことです。後のほうに、魔法文字を開けておいて、書き込むこともできるのですが、先にやっておきましょう。その本に、「アカッシクレコード閲覧端末 魔法文字専用 情報閲覧申請 聖女アリスティア専用のものである」 と言ってください』


意外と、まともにできるのかもしれない。本に何か言うってかなり変な子っぽいけど、とりあえずやってみるか。


『アカッシクレコード閲覧端末 魔法文字専用 情報閲覧申請 聖女アリスティア専用のものである』


急に、本が光って、手から離れ俺の胸のあたりくらいまでに、浮いてバラバラって、ページが捲れたら、3文字の変な文字が出てきた。なんかファンタジー。


「これが、魔法文字か?」


『はい、一番最初のが、聖女を意味する文字で、二番目がアリスティア 3番目が専用です。この文字を、魔法石に書いてください』


意外と簡単だな。文字はややこしいけど。


『改変で、魔法石を平べったくすると書き安いですよ』


なるほど。


『精霊神の神子フェルディナンドが命ずる 世界よ 我が望む姿へ 改変せよ 


 改変→形状変質』


ちょっと丸みに帯びた魔法石は、平べったくて、書きやすそうになった。

よし、書こう。



「書けた」


『次は、守るためのものなので・・・・そうですね、婚約者様は、聖女様なので光の盾で相手の攻撃から守るはどうでしょう?』


いいな。


「いい考えだと思う。光の盾を出現させ、相手から守るで、いいのか?」


『光の盾の効果を、説明しなくてはなりません。たとえば、どんな攻撃でも一定の回数だけ防げるや、一定のダメージを一定時間無効化するなどですね』


効果の説明とか書かなきゃダメなのか。


「例えば、どんな攻撃でも一定の回数だけ防げるだったら、何回ぐらい防がせることができるんだ?」


『魔法石の階級と神子様の権限からすると、防げて10回ですね。一定のダメージを一定時間無効かなら、ダメージは下級精霊の魔法程度を30分防げる程度でしょうか?』


へぇー。


「下級精霊の魔法は、人間でいうとどれくらいなんだ?」


『人間でいうと、王宮に努めている魔術師の中堅位です』


結構強いな下級精霊。


「どんな攻撃とでもあるが、神々の攻撃も防げるのか?」


『創造神、破壊神、精霊神以外の攻撃なら、神々のでも大丈夫です。神子様が、お創りになられますから』


そのアイテム超チート。どっちのほうがいいかな?

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