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『それでは、その神子様の杖を縮めてください』


えっと・・・・・


「それってどうやるんだ?」


俺知らない。この人、説明忘れすぎだと思う。


『神子様の改変能力は、物体の縮小はできますが、拡大はできません。というわけで、その杖を縮小してください』


「なんで縮小するんだ?」


そこ、説明しようよ。


『その杖で、魔法石に魔法文字を書くからです』


なるほど・・・・・それ、先に説明して欲しい。


『精霊神の神子フェルディナンドが命ずる 世界よ 我が望む姿へ 改変せよ 


 改変 精霊神フェルディナンドの杖→縮小』


鉛筆くらいのサイズになった、この能力マジチート。


「縮小で来たぞ」


『はい、それではこの魔法石に魔法文字を書いていきます。こちらが、魔法文字の本です』


古びた、赤い本で、表紙に変な文字が書いてある。「アカッシクレコード閲覧端末 魔法文字専用」・・・・ん?なんで普通に読めるんだ?見たことない文字なのに。


「この文字、知らないはずなのになんで読めるんだ?」


『この文字は、神界の共通言語ですから、神々の関係者なら、学んでいなくても理解することができるのです』


なるほど。


「理解できた」


『それは、精霊神様からの贈り物ですから、神子様のものです。その本の使い方を説明します。

 その本に触れながら、魔法石が持ってほしい効果を言ってください。そしたら勝手にページが開いて、その効果を持つ魔法文字が現れます。そして、その魔法文字を杖で、魔法石に書きます』


なんか、その本すごいな。チートアイテムだ。


「すごい本だな」


『精霊神様が、直々お創りになられたものですから。それでは早速、婚約者様へのお見舞いの品を作りますよ』


エッヘンと、大きな胸を張るアイビリアン様。色々忘れすぎてる説明多すぎるのに、大丈夫かな?


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