表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/75

29

「杖は、どうやって作るんだ?」


俺、何も知らん。


『説明いたします。

 まず、この水晶の鍋に、固有能力を使って、不死鳥の羽 古代龍の鱗 神馬の尾 冥華の花弁を溶かしてください』


は?そんなことできるわけない。冥華の花弁はまだわかるけど、ほかの3つは絶対無理だろ。


「どうやって溶かすんだ?」


さっぱり理解できません。


『ですから、固有能力を使って改変します。頭の中で、溶かしたいと念じてみると、自然に呪文が分かるので、やってみて下さい』


「とりあえず、やってみよう」


さっぱり理解できませんでしたが。とりあえず、この4つの材料を鍋に入れて・・・


溶かしたい、溶かしたい、溶かしたい・・・・・・・・・・・・


『精霊神の神子フェルディナンドが命ずる 世界よ 我が望む姿へ 改変せよ 

 

 改変 固体→液体』


口から、するするって言葉が出てきた。本当に、液体になってる。でもなんか気持ち悪い色だな。まぁ、元があれだもんな。


不死鳥の羽→赤 

古代龍の鱗→青 

神馬の尾 →緑  

冥華の花弁→黒


だからな。変な名状しがたい色になっていて当たり前だ。


『流石、神子様ですね。次に、これでその液体を乳白色になるまでかき混ぜてください』


・・・・・これが、乳白色になるの?とりあえず、この透明なガラス?もしかしたら水晶?の棒的なものででかき混ぜよう。


ぐるぐる



1時間後


やっと、やっと、乳白色になった。


『やっとできましたね。お疲れ様でしょうけど、まだまだ作業はありますよ』


マジか・・・・・。


「次の作業は何だ?」


『次は、この液体に、世界樹の枝を浸してください』


これは楽そうだな。でも世界樹の枝、意外とでっかいよな。俺の肩よりも少ししたくらいまである。


ザブン


「つけたぞ」


『そして、この液体が、すべてなくなるまで待ちます』


いつなくなるんだ?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ