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その二

私の主は、いわゆるドジッ娘・・・という奴でして。

階段の踊り場で私を拭いていて手が滑り落としたり

壁にぶつかって私のボディが少し歪み

主の可愛らしい鼻が私に当ったり

自転車から落ちて私が弾き飛ばされ

目がお悪い主は私を探して

地面を撫で回したりと

なかなかに愛らしい特徴をお持ちなのです。

私の主をサポートするという仕事は

他の主に比べ死亡率が高く危険な仕事で

我々メガネ界では不人気なのですが

私はこんな主が大好きでございます。

私がメガネ店にて初めて主に

お会いした時のことになりますが

私は主を一目みて

「この主のメガネになりたい!」

という感情が芽生え、いわゆる一目惚れをいたしました。

私は心の中で必死に何度も何度も願いました。

「私を選んでください、お願いしますっ!」

と。

すると、願いを聞き取ってくれたのか

私を選んで頂きました。

「その時から私は一生この主に仕えよう

と、そう誓ったのです。」

それ以来私はいつ如何なる時も主から離れず

僭越ながらお風呂でまでご一緒させて頂いております

私は主が温泉に行った時に

よくサウナにも連れて行って頂くのですが

(プラスチックレンズは熱に弱いのでいけませんが

私はガラスですので大丈夫なのです。)

お風呂の湯気にサウナのような

心地良さを感じ、私も密かに楽しみにさせて頂いております

本日もお風呂に連れて行って頂き

夜も隣で一緒に寝させて頂きます

「それでは皆さんおやすみなさ〜い。」


いくらガラスのメガネでも

熱いお湯は避けたほうがいいらしいですよ。

というか、私のメガネもフレームは

プラスチックなのでホントはあれなんですけどね。

まあ、丈夫だから大丈夫でしょ(笑)

あ、ついでだから言いますが

この主とメガネのモデルは中学時代からの私の友人で

それにところどころ自分のメガネを入れてますW

てことでこれからもよろしくお願いします

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