39話 デザートピザは肯定派と否定派に分かれるよね。
なんかやる気がある今日この頃。
さーてと。今日の試合は私ので最後だしみんなと合流してご飯食べに行こうかな?
「おーい!ただいまー!」
「おかえり。勝ててよかった。」
「おめでとうございます。」
「これは私達も気合い入るね!
ね、はるかちゃん!」
「私は胃が痛くなってきたよ…。」
明日は春香ちゃんが最初か。
それに加えて敗色濃厚だもんね。
そりゃキツイ。
「ガンバ!」
「やれるだけ頑張るよ…」
「とりあえずご飯食べよー!」
まぁ気晴らしにはそれが一番だね。
ていうわけで珍しく学食ではなくお店に来た。
来たのはイタリアンのお店で学内でもかなり人気のお店らしい。
「うまー!」
「このお店はあたりですね。」
「凛ちゃんが和食以外食べるの久しぶりに見た気がする。」
「そんなことはない。1週間前にも食べた。」
それは久しぶりに食べたっていうんだよ?
春香ちゃんも表情が和らいでるし誘ってよかったよ。
「マルゲリータピザ美味しいな。」
「甘いな鏡花。トマトクリームが美味しい。」
「デザートピザが1番だよ!」
「それは邪教じゃないですか?」
「私はアリだと思うな…」
「裏切り者。」
私はデザートピザ肯定派なんだよな。
だって美味しいし。
ていうか綾ちゃんは最初からデザートピザ頼んでた猛者だもんな。
いくらなんでも好きすぎじゃない?
その後はみんな別々の部屋に戻っていった。
春香ちゃんも寮部屋なんだけど1人部屋らしいんだよね。なんとか出来ないもんかな?
「鏡花強かった。」
「いや、凛ちゃんに比べたらまだまだでしょ。」
「そうかな?」
そりゃああんな技使うような人に勝てるようになった覚えはない。
「私はシードだから申し訳ないと思う。」
珍しく凛ちゃんがしょんぼりした顔になる。
普段は雰囲気だけでしか感情がわからないから結構レアだな。
「いいんだって。それは凛ちゃんの実力じゃん!」
凛ちゃんは自分の力の凄さを正しく理解できてないよね。
もっと誇ってもいいと思うんだけど。
「……そうなのかもね。ありがと、鏡花。」
凛ちゃんの悩みも解決できたみたいで良かった。
明日は応援頑張るぞー!
私は否定はしないけど食べもしないですね。




