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美少女になったら楽しく暮らすのが相場だと思う。できるとは言ってないけど。  作者: コッテリとしたそうめん
第二部 小学1年生。 ピカピカって言えるほど綺麗じゃない。
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38話 別に死んだわけじゃないよね?

今日ワクチン打ってきたからもう少しで私は死にます


 さてさてどうしたもんかね。

 お互いに手の内を一つずつ見せた以外に変化なしと。

 そして最大の問題は…


 「じゃあもう一回行くぞ!」


 「もうちょい考え事させてよ!」


 相手の地面ごと動かして突っ込んでくる攻撃はわかったところで大した意味をなさないってこと。


 衝撃波を顕現させようにも相手も対策はしてるから全力で回避するしかない。



 それでも何回も同じ技を使うなんてやる人なんて限られてる。

 ただ残念ながらこの颯斗という人物は頭がイカれてるため脳死で突っ込んでくる。


 一番厄介だからやめてほしいんだけど。


 とりあえず投げナイフを投げるも弾かれる。

 このままじゃジリ貧になってどこかで負けそうなんだよな。



 「はぁ、しょうがないか…」


 お母さんとの修行の時に偶然出来た技。

 がむしゃらにやってたらなんか出来てた。


 正直結構消耗が激しいからあんまり使いたくないんだけど。


 顕現 爆炎 豪雷 突風


 三つの属性が颯斗を襲う。


 今まで考えつかなかった複数の種類の物の同時顕現。


 今は3つまでが限界だけど……


 「な!?不味い!」


 初見じゃ塞ぐことは難しいんじゃないんかな?


 特に物質の操作だけで防ごうなんて無謀もいいとこだよ。


 予想通りフィールドの盾は砕け攻撃は命中。


 一般人なら間違いなくお陀仏な威力だしこの年齢の能力者なら99%やれるはずなんだけど…


 「はぁ…はぁ…」


 「なんでまだ生きてんの?」


 「咄嗟に追加で盾を追加しただけだよ…もう限界だけどな…」



 「これで決められなかったらいよいよヤバいんだけど。」


 これは本当。

 これでもダメだったらいよいよ最終手段なんだけど。


 「あー……強いなお前。」


 「そりゃ主席様ですから。」


 「いや、能力もそうなんだがなんつーか精神的に強いんだよ。大人みたいだと思ったよ。話してみて。」


 コイツ探偵じゃないの?

 内心ヒエヒエなんだけど。


 「まぁあれだ。勝てよ。」


 「そのセリフは少年マンガの見過ぎじゃない?

 アンタに言われなくてもわかってるよ。」


 どちらにせよ決勝まで行かないと凛ちゃんには会えないし。そのためには勝ち続けないといけない。

 

言われなくてもわかってるよ。


 「ていうか生き残りすぎじゃない?」


 「あぁ、そろそろだな。じゃあまたな。」


 「うん。また。」


 そうして光になって颯斗は消えてった。

 こんな感じの雰囲気作っといてなんだけど別に生きてるよね?死んでないよね?


 「第4四回戦勝者は白蓮鏡花さんです!」


 次は天珠ちゃんか。

 気合い入れないとね!


  第四回戦 勝者

         白蓮 鏡花

 

今日はもう投稿できないかも。

できたらするけど

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