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美少女になったら楽しく暮らすのが相場だと思う。できるとは言ってないけど。  作者: コッテリとしたそうめん
第二部 小学1年生。 ピカピカって言えるほど綺麗じゃない。
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37話 こういうボケは乗ってくれる人が必要。

本日2本目


 さてと行きますか!


 対戦相手は唐草颯斗君だっけ?


 能力は単純な物体操作だったと思うけど…

 ステージに触れて効果を発動してたから触れた物っていう制限があるのかな?


 顕現したものに触れられないように注意が必要だね。


 


 「本日最後の、第四試合です!」


 「両者頑張ってください!」


 「白蓮さんはこの学園を主席で入学した天才です。」


 「一方で唐草君も強力な物体操作を、持っています。」


 「どちらが次の試合に進むんでしょうか!」


 目の前にはこれから倒すべき壁。


 「勝たせてもらうよ!」


 「こっちのセリフだ。」


 さぁ、行こう!



 「試合開始!」





 「[怠惰な王様]」


 唐草君がステージに触れた瞬間ステージそのものが襲いかかる。


 実際に戦ってみるとその厄介さがよくわかるもんだね。


 物体じゃ触れられたらヤバいしここは…


 「[既知の顕現]」


 顕現 電気!


 周囲を電流が蹂躙する。


 これで倒れてくれるといいけど流石に無理かぁ。


 唐草君はフィールドで壁を作ったみたいだね。


 「唐草君の能力凄い強い能力だね!」


 「生み出す能力を持つお前に言われてもな!あと颯斗でいい!」


 「オッケー!」


 几帳面そうな見た目の割にフランクだね。

 こっちとしても助かるけど。

 

 「よっ!」


 颯斗が腕を振ることによってフィールドが鋭い槍となり貫きに来る。避けきれなそうだなぁ。


 顕現 石の壁!


 槍は止まることなく突っ込んでくるけどある程度は勢いは抑えられたからバックステップで距離を取る。


 互いに中距離が得意なタイプだから接近はしないから戦況が膠着しやすいんだよね。

 とりあえず話しかけるか。


 「近づいてこないのー?」


 「そんな見え見えの罠につっこむわけねぇだろ!」

 


 うーん。その通りなんだよねぇ。

 出来れば相手から来てくれると助かるんだけど…


 そう思ってると颯斗がなんか悪い顔し始めた。


 「そんなに突っ込んで欲しいならそうしてやるよ。」


 「こうやってな!」

 

 そう言って颯斗は突っ込んできた。


 ……地面ごと。


 「えぇ!ちょ良くないって!落ち着いて考え直すんだジョニー!」


 「マイケル!テメェはここまでダァ!」


 おぉ。のってくれた。

 こういうボケは1人じゃ悲しい事態になるからね。


 ってそうじゃないって!マジで不味い!


 範囲が広すぎて避けきれないしかと言って防御出来るわけでもない!


 ぶっつけ本番は嫌なんだけどやるしかない!

 成功してよ!


 顕現 衝撃波!


 その瞬間私を中心に衝撃が走る。


 よかったー。初めてエネルギーを生み出せて。


 さてまた最初の状態に戻ったね。

 どうやって倒そうかな?

今日はこの戦いの結末は投稿する予定です。

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