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美少女になったら楽しく暮らすのが相場だと思う。できるとは言ってないけど。  作者: コッテリとしたそうめん
第二部 小学1年生。 ピカピカって言えるほど綺麗じゃない。
41/51

36話 ピカ○ュウじゃん。

短編を描いてみました!

反響があったら連載にするのでぜひ感想などありましたらよろしくお願いします!


 「あの人と私が戦うのですか…」


 「強かったねー!」


 次の試合は…

 あ!私と同じブロックの子か!

 天珠ちゃんって言うんだね。


 「そんな人いましたっけ?」


 「鏡花と同じ試合の人。能力は私もわからない。」


 「あの子気配がほとんどなかったしね。」


 能力かなんかで気配が全くないし暗殺向けの能力ってことはわかる。


 「もう1人の人は電気を操ってた人ですか。」


 ピカ○ュウみたいな子か。偏見の極みだけど。



 「第三試合です!真白さん!澎湖さん!両者頑張ってください!」


 「澎湖さんは広範囲の殲滅が得意ですからね。真白さんがどういった風に対応するのかが気になるところです。」


 「そうですね!それでは試合開始!」


 


 「[電子の奏]!」


 「ピカ○ュウじゃん。」


 「10万ボ○トやー!」


 「ノリいいね。」


 「まぁこの大会だとこの能力は生かせえへんけどな。」


 「関西弁だけど関西に住んでたんなら先天学園じゃなくてよかったの?」


 「引っ越してきたんよー。」


 会話はほのぼのしてるなぁ。

 先天学園は大阪にある能力者専用校だ。

 これでも由月ちゃんは10万ボ○トで攻撃してるんだけどね。


 「僕もこの大会じゃ能力そこまで生かすことができない。」


 「でも勝たせてもらうよ。」


 「[正体不明の侵略]」


 

 え?いきなり姿が消えたんだけど。


 それだけじゃなくって気配も音も何も感じない。

 これは…


 「なるほど。ここまでの存在消失は初めて見たかもしれません。」


 「学園長!これって…」


 「姿だけでなく気配や音、臭いまで消すと聞きましたがここまでとは思いませんでした。」


 なるほど。確かにこの大会だとあまり使えない能力ではある。


 でも今この初見殺しの状況なら…


 「くっ、どこや!」


 フィールドを電気が満たす。

 それでも試合終了にはならない。


 「あなたは自分の半径3メートル以内に電気を入れない。その代わりに電気を纏って防御を補ってるけど…」


 「動揺する時僅かに穴が生まれがち。」


 ナイフが心臓を貫く。

 まるきり暗殺向けの能力だね。

 ゴル○13かな?


 順当に行けば私がこの子とぶつかるのか。


 やりずらいなぁ。

 とりあえず対策を考えなきゃなぁ。


 「鏡花。そろそろ。」


 「あ!本当だ。」


 「頑張ってねー!」


 「頑張って。」


 「わかった!行ってくるね!」


 天珠ちゃんと戦うためにはどちらにせよこの試合に勝たないとだね。


 じゃあ行こうか!

本日はもう何本か投稿予定です。

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