29話 テレパシーのスキル持ってたっけ?
学校が通常通りになったので1日1本以上投稿にする事で許して。
登校だけで1時間掛かんのよ。
怖いよ綾ちゃん。
ただ殴り飛ばしてるだけなのに目が死んでんのよ。
ていうかいつも試合が終わるたびに怖いって言ってる気がするんだけど。
この人たちほんとに小学1年生なの?
割としっかりしてる子が多いから忘れがちだけど。
「はー…疲れたよー!」
「お疲れ様、綾。」
「おかえり!綾ちゃん。」
「おつかれ。」
「ご苦労様!」
そんな事を考えるうちに綾ちゃんが帰ってきた。
「みんなこれで本戦出場出来たね!よかったよ!」
ここのみんな全員武闘派ということが証明されちゃたね。
唯一の希望の春香ちゃんもこっち側だなんて…
おばさん悲しいよ…
「ちょっと、鏡花さん。私は武闘派になったつもりはありませんよ?」
「あれ?おかしいな?結ちゃんテレパシーの能力者だっけ?」
「女の勘って奴ですよ。」
まだ、女って年齢でもないだろうに…
「何か?」
「いえなんでも。」
下手な事は考えない方がいいなこりゃ。
「Hブロック!長い予選ももうすぐ終わりです!」
確かに印象が強くてより長く感じるよ。
「あの女の子強そうだね!」
「そうですね。あの男の子も。」
「甘いな2人とも。本命はあれ。」
うむ。全く分からん。
こういう所はこの3人には及ばないんだよね。
この2人は強い能力を持っていて襲われた事もあるらしいし凛ちゃんもそうらしい。
物騒な世の中だよ。
え?私?
もともと護衛の人が強い上に、私の家に手を出したらどうなってるかわからない人はそんないないんじゃないかな?
「では…開始!」
最後の予選が始まる。
まず最初に動いたのは結ちゃんが言った男の子だった。……モヒカンの。
「ヒャッハー!汚物は○毒だー!」
某漫画に影響されすぎでしょ。
でも能力は毒の霧?
バトルロワイヤル形式のこの戦いでは強い能力だね。
自分には効かないみたいだし。
「そうはさせないよ。」
光が辺りを駆け巡る。
それをやったのは凛ちゃんがあれ呼ばわりした人。
なんか王子様感がすごいね。
乙女ゲームかよ。
何人かの生徒を焼き尽くした上で霧が消えてく。
能力の消滅みたいだね。
戦うとめんどくさいしあんま当たりたくないなぁ。
「とっととくたばれ。」
発言に狂気しか感じられないよあの子。
手になんかドス黒いオーラ纏ってるし…
綾ちゃんが言ってた子か。
貞○みたいだね。凄く。
毒の霧は光のレーザーによってほとんど消えちゃったからこの3人の三つ巴みたいだけど…
「勝負ありましたね。」
「うん。」
いくら私が戦いに疎くてもこんぐらいはわかる。
モヒカンの子。
毒の霧っていう極めて利便性の高いものを生み出せるけど真骨頂は広範囲における殲滅、制圧だ。
そのためレーザーの子と詳細はわかんないけど明らかに個人戦闘の貞○…もといあの女の子。
そりゃ流石にあの2人が勝つでしょ。
「ぐっ!ヒャッハー!纏めて消毒だー!」
「とりあえず死になさい。」
そうして彼は消えていった。
いい奴だったよ……知らんけど。
「終了!残ったのは金殿柳くんと炭谷旭さんです!お疲れ様でしたー!」
こうして予選は幕をおろした。
これより歩を進めるは一握りの強者。
誰が勝つのか、それを知るのはただ1人。
Hブロック
金殿柳
炭谷旭
決勝進出決定。




