1話 何故僕から私になったのかって?私が聞きたい
本日二本目です。
ココハドコ?ワタシハダレ?
現実逃避したいだけだよこんちくしょう!いきなり暗転したと思って目を覚ましたら名探偵もびっくりのレベルで体が縮んでんだよ!
オーケー、僕は冷静。
少し現状把握をしよう。
ここはベッドの上、僕の名前は…………………
ゑ?ちょマジ?冗談キツイってマイケル。
HAHAHA、なん言ってんだいジョニー。
そんなわけがあるわけないじゃないか。
…僕って誰?
それから1ヶ月が経った。
悲報僕、私になる。
とうとう頭がおかしくなったかみたいに思わないでくれ。
どうやら僕、いや私は転生とやらをしたらしい。私はあの暗転した時に死に、生まれ変わったらしく現在生後半年だそうです。
たが、転生はまだいい。
転生なんて男の夢だし就活失敗してそこそこ凹んでたからこれを機に心機一転やり直してもいいと思えたからだ。100歩は譲らさせて頂くが。
真の問題は、何故アレがついてない!!私は見てしまったのだ。
おむつ(その時の心情は黙秘権を使わせてもらう)を今世のパパ、ママに変えてもらった時に!まだ未使用のアレを!何故!持ってないんだ!
その時は赤ちゃんの生理現象ではなく普通に泣きそうになった。て言うか泣いた。
これ以上話すとまた泣きたくなるからこの話はこれでおわり。はぁ。
そうそう、パパママともに顔面偏差値がビックリするぐらい高い。
露骨に話題逸らしたなとかそう言うことは言わなくて良いんだよ。
パパは白髪の北欧風のイケメンだしママは大和撫子(ただし目は綺麗な青)と言った言葉よく似合う美女。
これは娘の私も期待が持てるのではなかろうか。
次に能力について。
能力の有無のほとんどは父や母の遺伝に左右されるが能力自体はまったくの別物になる。
そして我が家はなんと!
2人とも能力者なのです!
なぜ知ったかって?まだ、言葉も普通はわからないであろう私に対して、
「私たちは二人とも能力者だからきっとあなたも強い能力者になれるわよ」って
勝ったな風呂食ってくる。
正直能力が得られるなら性別なんてどっちでもいい!
…やっぱり男がよかった…っとそうじゃなくてこれによって、僕が望んだイージーな人生にはだいぶ近づいた。
いや、(推定)美少女なことも含めれば世界でも有数のイージー人生に違いない!
これは朗報以外の何者でもないね!
慢心は禁物だけどこれからの人生頑張れる気がするよ!
最後に名前。
私の名前は白蓮鏡花って名前らしいよ!
お母さん…いや、ママがずっときょうちゃんって呼んでくるからね。
さてとそろそろ眠くなってきたから一旦寝るね!赤ちゃんはすぐに眠くなっちゃうからね。
おやすみなさい!
ちなみに髪の色や目は能力によって変化します。
主人公の父はイギリス出身で母の方は日本の名家のお嬢様でかなりの大恋愛をしたそうです。