13話 タケノコ派には霊長類最強のあの人がいるんだぞ!
新人賞に応募したいので更新ペースを上げるようにしたい(願望)
次の日。
今日の授業は学校探検だ。…4時間使って。
知ってたよ。こうなることは。だってこの学園電車あるんだよ。もう遠足なんよ。
「皆さん!準備はいいですかー。」
御殿場先生から声がかかる。この人はいい先生なんだろうけど、笑顔で戦闘とかいうからなんか警戒しちゃうんだよね。
「まず最初に向かうのは医務室でーす。ここはみんなが怪我をした時にお世話になるのでよーく覚えといてください!」
お世話になる前提で話すのやめてもらっていいですか?なんで「よーく」なんて強調したの?そういうとこだよ警戒しちゃうのは。
そうして歩いてくと大きな体育館が見えてきた。
「ここが第一体育館でーす。ここでは体育などで球技をする時に使います。体育の時に、なんも指示ごなかったらここに集合してください。
さて、ここからは電車を使いまーす。」
そうして、駅から電車に乗り込んだ。
「鏡花。お菓子食べる?」
「今は授業中だよ?りんちゃん。」
「先生が食べていいって言ってた。」
まるきり遠足だね。そう思いながらりんちゃんのくれたキ○コの山を頬張る。
「あれ?りんちゃんキ○コの山派?」
「当然。もちろん鏡花もでしょ?」
「いや?どう考えてもタケノコ派でしょ。」
これは戦争の予感。
そうしてしばらく議論を交わしていると先生がみんなに呼びかけた。
「そろそろ着くので降りる準備をしてくださいねー。」
電車を降りた後しばらく歩くとおっきいビルが見えてきた。
「ここは礼仙の心臓とも言われるビルなんですよー。ここでは先生達が泊まったりするところや、学園長の執務室なんかもあったりします!」
どうりでこの大きさのわけだよ。
他にもいろいろなところを回った。例えば大きなショッピングモールの中にはご飯屋さんなんかはもちろん、映画館や武器屋もある。いわゆる購買らしいよ。
規模が違うけどね。
こうして今日の授業は終わりになった。明日からは通常授業になるらしいから予習復習はしっかりしないとね。
今はだいじょぶでも中学校とかになったら流石に覚えてるか不安だし。
りんちゃんは勉強なんていいからゲームをしてたいそうだ。
これでも学園2位なんだから不思議なこともあるんだね。
自分は圧倒的にタケノコ派