9話 割と蛮族だよね。
どうも、昨日は気分が乗らなかったので投稿しませんでした。明日からはもうちょい真面目にやります。
多分。
さて、場所は変わって私たちの部屋。
机の上にはさっき買ってきたお菓子を並べながら、話題はスキルに関することになった。
「あやのスキル?うーん、秘密!」
「私も秘密ということにしときましょう。クラスも同じですし、5月には能力による大会もありますしね。」
ちなみにクラスは成績上位から上にというわけではないが、ある程度同じ実力を持つ人たちで割り振られてる。
単純に体育などの模擬戦で相手にならないといったことが起きるかららしい。
まぁ、確かに並大抵の子なら私とりんちゃんは間違いなくボコボコにしちゃうしね。
ちなみに入学時のテスト結果は私が1位、ゆいちゃんが2位、りんちゃんが4位、あやちゃんが22位だそうだ。
あやちゃんの名誉のために言っておくと、一学年700人以上のこの学校でこの成績は十分すごい。
あやちゃんはアホっぽいけどやればできる子なのだ。
まだ、会って1日目だけど。
これに能力の実技のテストを合わせると私1位、凛ちゃん2位、ゆいちゃん3位、あやちゃん4位となる。
ゆいちゃんとあやちゃんはかなり点数が離れてるけどね。
つまりここにいる子達は割とすごい。
皆天才と呼ばれる部類の人たちだ。
「大会かー。どういう感じなのかな?」
「予選はバトルロワイヤルの形式で、8ブロックの上位2名が進出するらしいですよ。その後はガチガチの殴り合いです。」
「結構蛮族だよね。うちの学校。」
ともかくみんなはかなりの強敵になりそうだ。やるからには勝ちにいかないとね!
「皆、それとは別でチーム対抗戦も9月にある。よかったら一緒に組まない?」
りんちゃんが提案した。私はその大会のことを知らなかったけどこの4人なら出てみたいかも!
「いいね!りんちゃん!」
「綾賛成!」
「いいと思います!」
こうしてさらに仲良くなった私たちは、談笑しながら1日を過ごした。
あ、夜はしっかりママに電話したよ!
この学校は能力の効果に関わらず戦闘訓練はします。蛮族ですね。まあ、能力者になった時点で身体能力上がってるんで大丈夫なはずです。蛮族であることに変わりはないけど。