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美少女になったら楽しく暮らすのが相場だと思う。できるとは言ってないけど。  作者: コッテリとしたそうめん
第二部 小学1年生。 ピカピカって言えるほど綺麗じゃない。
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 8話 もしかして私友達少ない?

前のやつに関してはみなくて構いません。自分が血迷っただけなので。

 朝起きて気づいた。私、ママに電話してないじゃん!!とりあえず電話してみる。


 「もしもし、ママ?昨日はごめ…」

 「ぎょうちゃん!!」


 泣いていた。聞いてみたところ、どうやら私に嫌われたと思ってずっと泣いていたらしい。

 物凄い罪悪感を覚えながら必死に弁明していると、ママもわかってくれたらしく、これからはちゃんと電話してねと懇願された。

 私がお嫁に行く時どうするんかな?

 前世は男だったけどもうあんまり実感がわかないんだよね。けど、男の人と結婚するビジョンもないし。…私結婚できるかな?

 …考えなくていいや。私まだ小学生。

 そんなこんなで凛ちゃんも起きてきた。

 「おはよー。凛ちゃん」

 「うん…おはよ…」

 もしかしなくても半分寝てるよね、これ。

 でもそろそろ学食に行ったほうがいい時間だし…


 「凛ちゃん。顔洗ってきな。」

 「うん…鏡花、母みたい…」


 何気ない一言で地味に傷ついたよ私は。


 そして学食に到着。

 私はサンドイッチ。凛ちゃんはおにぎりに味噌汁と鮭の塩焼き。相変わらず古風だね。そうして2人で食べていると、同い年らしき子達がやってきた。


 「ごめんくださーい。私達も一緒に食べていいかな?」

 「ちょっ、あや!?ごめんなさい。よかったらご一緒していいですか?」

 「どうぞー!凛ちゃんもいい?」

 「うん、構わない。」

 

 今更だけど、私凛ちゃん以外にまだ、友達いないし、これはチャンスじゃないかな。

 なんか悲しくなってきた。これは是非とも友達にならなくては!


 「私の名前は白蓮鏡花っていうの。よろしくね!」

 「青船凛っていう。仲良くしてくれたら嬉しい。」

  「赤坂綾(あかざかあや)!よろしく!」

 「黄燐寺結(こうりんじゆい)と言います。これからよろしくお願いします。」

 「あやとゆいちゃんは幼なじみなんだよ!」

 なるほどだから2人は親しいのか。あやちゃんは自分のことを綾ってよぶんだね。

 ていうかここにいるみんな名字に色がついてるんだね。


 そうして話してるうちにみんなすっかり打ち解けた。

 小学生のコミュ力ほんと高いよね。

 この後うちの部屋で女子会もどきをすることになったので、購買に買い出しに行くことになった。


 とりあえずジュースと。お菓子はポップコーンと小さいチョコが入った物でいいかな?

 「みんなは食べたいものある?」

 「私はなんでもいいですかね。」

 ちなみにゆいちゃんは綾ちゃん以外に対してはどんな人にも敬語なんだとか。

 「あやはピザ○テト!」

 「カラ○ーチョ」

たしかに定番だね。じゃあそれも買ってと。

 ちなみにお支払いはみんなが持つスマートフォンと連携してママ達の銀行口座から支払われるらしい。

 お金は大丈夫なのかって?ママに許可ももらったし、そもそも私立の名門小学校に入学できてる時点でみんなかなりのお金持ちだ。


 さて、それじゃ女子会にレッツゴー!

やっぱりピザ○テトって美味しいですよね。

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