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美少女になったら楽しく暮らすのが相場だと思う。できるとは言ってないけど。  作者: コッテリとしたそうめん
第二部 小学1年生。 ピカピカって言えるほど綺麗じゃない。
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7話 同居者は不思議ちゃん。

寮に憧れていたため、無理やり寮という設定にしました。

 「1631、1631…」

 

 私は寮の中を歩いていた。ていうか寮広くない?部屋の数も馬鹿みたいにあるけど、部屋と部屋の間がかなりある。これ部屋も相当広いんじゃない?


 そんなこんなでしばらく歩いてると1631の部屋を見つけた。これからしばらくお世話になる部屋だ。


 「お邪魔しまーす…あれ?」

 

 入ってみたら電気がついていた。

 二人一部屋なのは知ってたけどもうきてたんだ…。

 そうしてリビングに入ると少し暗めの青髪黒目のポニーテールの子が中にいた。

 これからしばらく一緒の子だし仲良くできたらいいな。

 「こんにちは!あなたが私と一緒に住んでくれる人?」

 「うん…あなたは白蓮鏡花…首席の人。」

 なんか独特な雰囲気の子だなぁ。

 まぁいい人そうで何よりだよ。

 「うん!そうだよ!あなたの名前は?」

 「私は、青船凛(あおふねりん)。これからよろしく、鏡花。」

 凛ちゃんか…よし覚えた!

 「これからよろしくね!凛ちゃん!」

 



 時刻は6時半をまわって私達は2人で食堂に来てた。


 「おおーすごいね。イ○ンのフードコートよりも広いんじゃないかな?」


 「私からすると白蓮家のお嬢様がイ○ンに行ったことがあることの方が驚き。」


 凛ちゃんによると、能力者界の中では有名らしいよ、うち。元から名家として有名だったけど、パパとママが結婚してからさらに有名になったらしい。


 ちなみに今世ではイ○ンに行ったことがないどころか、ご飯屋さんにもいったことがない。多分、うちの料理人さん達の方が美味しいしね。


 「凛ちゃんは何食べる?私はペペロンチーノにするけど。」

 「鯖の味噌煮定食。」

 「古風だね凛ちゃん。あと、多くない?」


 写真を見た感じどう見ても中学生向けなんだけど。


 「??あれぐらい普通。」

 見た目に反して凛ちゃんは大食いなようです。そうして食券を発行して2人で並びながら世間話をしていると、私達の番がきた。


 「…やっぱり多くない?」

 「大丈夫だって。」


 そうして2人で席に着く。2人でいただきますをしてから食べ始めた。うまっ!学食のクオリティじゃないんだけど。

 あっという間に完食(ほんとに全部食べちゃったよこの子)した私達は部屋に戻って能力の話になった。

 「鏡花はどういうスキルを持ってるの?」


 「私は、既知の顕現っていうスキルでね…」


 そう言って能力の効果を説明する。ちなみにあれから、少し大きめな物も顕現させることができるようになった。

 バスケットボールぐらいかな?

 「すごいスキルだね。戦うのが楽しみ。」


 思考がバーサーカーの凛ちゃんにかなり恐怖を感じながら私も尋ねる。


 「凛ちゃんはどう言ったスキルなの?」

 「私は諸行無常(しょぎょうむじょう)。」

 ?ああスキルの名前か。私みたいに名前で効果の推測ができる感じじゃないのかな?そう思ってると説明してくれた。


 「効果は減衰させる能力。今は熱を減衰して物を凍らせたり物の勢いを減らしたりすることができる。でもそれにも限度があるから要研究って感じ。」

 

 諸行無常。全ての物事はいつか終わりを迎える…

 なるほど。それがモチーフになった能力か。

 たまに何かがモチーフとして能力になるってケースがあるからこれもそうなのかもね。


 それに減衰か…相手が熱の能力者とかだったら多分ボコボコにできるし、接近戦に持ち込もうとしても速度が減衰させられるのか。


 結構ヤバい能力だね。そのうち生きる気力とかも減衰させられるようになるかもだって。

 発想が怖すぎる。


 そういった世間話をしながら夜は更けて行った。

 今日は金曜日だからまだまだお話できるね!

 と思ったら。

 凛ちゃんがうとうとし始めたので寝ることになった。

 この部屋には、リビング(キッチン付き。食堂あるのにね。)、トイレ、バスルーム、寝室に分かれてる。そりゃ広いわけだ。

 じゃあおやすみ!


 あれ?なんか忘れてるような…

凛ちゃん結構キャラ濃いですね。ちなみに諸行無常はチートです。間違いなく。場合によっては詰みます。

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