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第6章 新たなる目的


しかし、その後リリィが口にしたのは、天界への行き方だという。しかし、これを知ってるのはリリィとリリィの親だけらしい。リリィは、この話をしていた時。すごく悲しそうな目をしていた。天界に行く際は、人間界のバルサエル山脈を経由して人間たちの王の協力の元に天界の扉は開かれんと言われてるらしい。リリィがその後に、話したことが衝撃的だった。

天界には、リリィの双子の姉がいるという、その名は、天界の象徴・聖剣アイリス。その聖剣は、天族の長が持つことを許されている。聖剣、作ったのは他でもない。ゼルティア・ダークネス、リリィの母親だ。しかし、リリィは不思議なことを言っていた。姉妹なのに1回しか会ったことがないという。その時は、2人が同じ魔法石によって造られた。1つの剣を打っているといつの間にか声が聴こえてきたという。それは徐々に2つ別れたらしい。その声は、姉妹で喧嘩でもしてるようだったという。うち終わると剣は自分と似た人間になっていた。しかも2人と言う。その2人は、自分に抱きついてきて、お母さん!と呼んでたらしく2人には自分から名前をあげたと言われている。

リリィとアイリスが産まれてから1000年が過ぎて、天族達が、ゼルティア家を滅ぼした。リリィとアイリス達は、ダークネスに言われて隠し通路を通って家の外に出て万が一を逃れたのだが、その先には、天使の長がそこにはいた。アイリスはリリィをかばってリリィを森へと逃がしたが、その時は天族の長は、アイリスに条件を出して契約した。

その後リリィは、ダークネスに言われた通り「困った時は、魔界の真ん中に聳え立つ城を目指して、そこにいる魔王に助けを求めるように」城へと向かった。そこには、兵士がいたのでその人たちに事情を説明するとすぐに通してくれた。そのままリリィは、城に匿われていたという。

「私はね。お姉ちゃんを、助けてあげたい。また一緒にあの御屋敷で過ごしたいんだ。それが今の私の夢かな。」

「いい夢じゃないか」

「え?そうかもしれないね。叶うかどうかは分からないけど。でもいつか会えるて信じてる。」

「ああ、そうだな。俺も会いたいよ。リリィの姉さんに」

「うーん。お姉ちゃん人見知りだから…大丈夫かなぁ」


その日のお昼休み。シラ先生がいきなりこう言った。

「明日から、人間界で勉強してもらう!行動は自由だが、班で行動するように!あ、それとグレスの班には私が同行する。他の班の皆にも他の先生が付くのであまりはしゃがないように!では、今日の授業はここまでとする。午後の時間は、各自準備に使うように!」

といきなり言われた。これは絶好のチャンスでは無いか!と思ったが、まさかの先生が同行するので変なことは出来ない。

俺の班は、リリィとエリア、ケンジとグラサ クミルとシリアだという。

まぁ個人的には、人間界て言っても元いた世界みたいじゃなくラノベお馴染みの中世時代では無いかと思っている。

まぁ、城に帰ってその事父上と母上に伝えると笑顔で行ってらっしゃいと言っていくれた。

しかし、内心は、あの下等生物の世界に行くなんて反対と思ってると思う。しかし、そんなことはなく普通に許してくれた。

すると、リリィが人間界に行くなら服もっと買わないと!!とか言って、エリアに念話して城の門前に集まることになった。まぁ、服買いに行く!!て言うと普通に両親が魔金貨を、数百枚渡してきた。最近は、両親とも、リリィには甘くなって、なんでも買ってあげる!症候群になってるらしい。単なる親バカである。

その後、エリアを城の門の前で待っていると、エリアが走ってこっちに来ていた。集まったので城下町に向かって行く。

服屋を、何件か回るのだがその度に、二人共に

「グレスが選んで!!」とよく言われてほとんど俺が選んでしまっていた。

回っていたらすっかり暗くなってしまった。

明日は早いということなのですぐにに別れることになった。城に着くと何やら準備をしていた。話しかけてみると、

「その子君、これなんだ?」

「グレス様お久しぶりです。こちらはですね。明日使われる予定の人間界ポータルです。」

「え・・・。」

見た目は転移装置のようだが、自動車でも入るかのようなサイズで、やはり、人間界に行くには次元の狭間を経由して行かないと行けないらしい。

そのため、人間界に着くのは出発してから5時間ぐらいかかるという。

その日の夜、リリィは珍しく起きていた。

鼻歌をしながら明日の準備をしているリリィ、俺の事に気づいたのか準備していた手を止めてグレスの方向を向いていた。

「なぁ、リリィ明日の目的地、バルサエル山脈にしたんだけど良かったか?」

「え、なんで…」

「いや、お前の顔みてたらな、そこがいいのかなぁて思って班のヤツらには事情を話したら受諾してくれたよ」

「そっか、ありがとね。」

「おう」

準備を終えると疲れたのか、分からないがすぐにベッドで横になって朝まで眠ってしまった。

ここまで見てくれて有難うございます!!

やっとこの展開に持ってこられた おっと本音がw

ここまま人間界に向かうのですが果たしてどうなるのかやっぱり気になりますね!!


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