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第44章 二つの選択肢

こんばんは!

後2章ぐらいでラストです。

このままラストまでお付き合いしてくれると嬉しいです

。浮島のことについて聞いてみると、

「ああ、あそこね。なんだ入ったのか、どうせ吹っ飛ばされたんでしょ?」

「まぁな、あははは…。」

 あの時のことをそのまま当ててきた。すると、フレイヤがあの罠のことについて説明してきた。あれはフレイヤだけが唯一入ることができる隠し通路らしい。フレイヤではないと、大砲が現れ侵入者を外に吹き飛ばすとのこと。

「まぁそんな感じかな。一通りは」

「悠斗だけ飛ばされて行ったけどね…。」

「あの時私達丁度横にいたから、ただ落ちていくとこを見ていただけだし…。」

 フレイヤが一通り放し終わると二人があの時のことについて話している。耳をふさぎたい気分だったが何もしずに話し声を聞いていた。するとフレイヤが「部屋に戻ってて、後で行くから」と言い残し姿を消した。何か急な用事でも思い出したのかもしれない。俺たちは、部屋に戻ることにし正装から私服に着替えベッドでくつろいでいると、リリィが腰のあたりに跨がって乗ってきたのである。

「な~に考えてるの? 」

 考え事をしていた時にいきなりリリが聞いてきた。

「別に何でもいいだろ」

 答えるとリリィは、ふ~んと言いながらそのまま、俺の耳を口ではさみ舌でペロッと滑らかな言った・

「フレイヤちゃんが最高神であることと、ここに来た目的でも考えてたんでしょ? 」

 リリィには、心が読まれているような気がしたがよく見ると、常時念葉話が付いていたままだった。まぁこのままでもいいと思いそのまま念話を切らずにいると、アイリスも俺の上に乗っかってきた。

「お姉ちゃんも、さっきのこと聞いてたでしょ」

 一息ため息を付き「まぁね」と認めてしまった。

「なんだ。じゃあ二人ともここに来た目的も知ってるてことか」

 二人は、コクコクと頷く。

 廊下から足音がして、ベッドから起き上がり、扉を開けるとそこにいたのは。フレイヤとルナがいた。「お邪魔するよ」と一言声をかけ、部屋の中に入っていき。二人は部屋にあった椅子に座り、俺はベッドの端に座り、リリィが俺の右側に座り、アイリスが左側に座ると、フレイヤが話し始めた。

「とにかく、グレスは魔神になる運命みたいなんだよね~。しかも魔神だけじゃなくて神にもなれちゃう。でもなりたくないなら別だけどね。神々になってしまうと二人との契約は切れてしまう。だけど今のまま大魔王を続けてそのまま幸せに暮らすのもいいと思ってね。」

 全員一度息をのむと、何もなかったように語りだした。


ここまで読んでくれてありがとうございます!!

学校で、次の話のネタを考えています。


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