第32章 ライバル
こんばんは!
昨日更新できなくてごめんなさい.
久しぶりの学校だったため、疲れすぎて寝てしまいました・・・。
(今日いつもより少しほんの少し多く書いてます)
【まとめ】
リリィが居るベランダに向かい、二人きりで話す。その間、次元の狭間には、神々の侵略の間の手が迫っていた。しかし、一足先に着いた健人は、見覚えがある人物を探し出し、位置を特定して姿を現す。少しだけ話しただけなのに健人だと言うことがバレてしまった。
健人は、悠斗が交通事故で亡くなった次の日、首を吊って自殺した。悠斗と同じく転生者に、選ばれ転生すると、魔神の部下に転生を果たしていた。巨人な肉体、溢れる力を手に入れた。しかし、肝心の魔神はある日をさかえに姿を消してしまった。魔神は、魔族の神だから魔界の情報が筒抜けに聞こえてきた。グレスという新たなる魔王が誕生したこと、天族と魔族が手を結んだこともすべて知っていた。しかし、神々の世界と魔界とでは、全く持って別物であり、何よりも、魔界に行くことさえできなった。そんな中、グレスという少年のことをずっと監視していると彼が、色々な事を成し遂げなにより、その姿が悠斗に似てたことに気が付いた。その日から、魔界に行くための方法を探りまくった。すると、ある書物に八億年ごとに門が開き、異界にいくことができると、神々の挑戦剣を持つものを探すために、開かれる。俺はその一員になり、魔界にいく部隊に配属された。それからというもの、次元の狭間をさまよい、何千もある世界を回った。しかし、魔神を新興している魔界に行くことができず疲れ果てたとき、ついに見つけたのである。魔神の加護を受けし魔界を。
「健人。お前あの後一体何があった? 」
「あのまま人生いやなって自殺しただけさ」
「自殺だと! なんで急に…。」
「そりゃライバルがいなくなれば、暇になるだろ? だからお前の後を追ったわけ分かる? 」
健人が話し終わった瞬間何も考えずに、健人の頬を殴りにかかる。しかし、健人につかまれてしまう。捕まえた後、そのまま健人は、殴り返す。二人はそのまま殴り合いに発展終い、気付いたときは、自分の部屋にいた。意識を取り戻すと身体のあちこちが痛い、しかし、あざとが一つもない。起き上がってみると、勝手にステータスが表示されそこには【骨折により、移動速度低下、判断力低下、俊敏性低下】バッドステータスが書かれていた。今まで、ダメージというものが感じなかったことが多い。しかしHPやMPの表示がそもそもないため、ゲームじゃないのか? と考えた時もあったりした。ステータスや持ち物リスト、パティーメンバー、装備リスト、効果など、書かれていることが多いが、ほとんど、防具とかは着ずに、剣だけで戦っていた。だけど、大体は、剣一振りすれば倒せたり、かすり傷する程度だが、迷宮攻略の時は、回復薬を頻繁に飲んで賄っていたことが大きい。イリエルの回復魔法もあって中々怪我を覆うことが少なかった。いつものように、リリィが隣で寝ていた。しかし、今までとは別物になっていることに気が付いた。焦って頭から出ている猫耳を触ろうとしたが、あっさりリリィに手を捕まれたが触ってと言わんばかりな瞳で、こちらを見ていた。触ると、「ひにゃ!」ていう声共に尻尾がピクっと動く、モフモフと柔らかい、しかし、暖かい、そんなことをしていると、気付いたらそこにいたアイリスに、連続ビンタされた。おかげさまで目が覚めたがまだアイリスは、怒っている。リリィは、気にしづにずっと膝の上で寝ころんでいた。
「全く、何してたの一体」
「リリィの猫耳触ってただけですけど? ていうかリリィが求めてきたし…。」
「そうなの? リリィ。」
コクコクと頷くリリィ。その後ろで笑う事しかできないグレス。アイリスは、グレスを睨み付けながら、すぐに横を向いて、部屋を後にしようとした時、「早く、なおしなさいよ。」
と言い残し、部屋を後にした。
「リリィ、なんで触らせてくれたんだ? あんなに嫌がってたんのに…。」
「なんとなく触って欲しかったの、ダメ? 」
「ダメじゃないけど…。まぁ気にしないでおくわ…。」
そっとしておいて損がないと思い、ベッドから立ち上がる。そのまま、着替えに行こうとしたとき、腹の辺りに、手の感触を感じ、振り返るとリリィが抱き着いてきていた。
「悠斗だけだからね。お姉ちゃんでも触らせたことないんだから」
恥ずかしくしながらも、きちんと話してくれた。俺にとっては、励みになったのかもしれない。自分が今何をすべきなのか、何をしたいのか目的を見つけたような気がする、着替えを終えて、そのまま、食堂に向かう。すると、食堂辺りからガヤガヤと、話し声が聞こえる。何かもめているのかと思い扉を開けてみると、そこには、何十人のメイド達と父上と母上、そして何より健人がそこにはいた。背中を誰かに押され、開いていた扉を開けて中に入る。皆、俺に目線を向けながらも、声をかけてこない。俺の後に入ってきたアイリスは、満面の笑みを浮かべながら、俺の隣に座った。話しかけようとした瞬間、リリィが扉から入ってきて、俺の膝に座ると、父上が「全員揃ったな」と言い出し語り始めた。
「まず、彼を紹介をしておく。彼の名前は、ガエル・トンプソン。魔神に仕えし、転生者だ。」
「よろしく! 特にグレス」
「お前なぁ…。あの後どうなったか記憶ないんだけど…。」
「フフフッ、あの後お前の膝に座ってる銀髪の子と、右側に座ってる子が止めてきてな、回復魔法使うなりして傷を癒してくれたんだけど、何か二人とも俺に斬りかかってきてさ」
「そりゃそうだろ…。妹達があの現場観てたらそりゃそうなるわ」
「なに? この二人妹なのか? マジで?」
「マジで…。はなすのめんどいなぁ。父さん続けてくれ」
「すまんな」と、謝ってこれから彼をどのような扱いにするのかとか、彼をどの部屋に泊めるのか、あと俺の正式に魔王になるための儀式のことについてが話し合われていた。リリィとアイリスは、その間、健人のほうを睨んでいたことは、俺は知らない。
「まぁこんなとこだが意見ある奴おるか? 」
「ほい」と、言い出す同じタイミングで、右腕を上げた。
「なんだ息子よ。何かあるのか?」
「ああ、まぁ。なんで健人ゲフンゲフン、ガエルがココに泊まることになってんだよ‼ 」
「健人? ふむ。ああ、ガエル殿の前世か、なんでグレス。お前が知ってるんだ? 」
「いやいや、そんなことどうでもいいでしょ。ていうか何となく理解できるしょ」
「ふむ? 」
分からないのか、腕を組み悩みだす。しかし、さっきから、健人の方を睨み付けていたリリィが喋りだした。
「お父様。ガエル殿は、悠斗の前世の出界の友達だと私は聞いてます。ですよね? ガエル殿」
肘を付きながら、何かをぼんやりと考え込んでいる健人に、直接聞いた
「ああ、そうだよ。さっきの仲いい会話で分かるだろ? 」
「転生者て、無礼な人しかいない気がしますわ」
「確かに」と父上と母上、メイド達が納得してしまった。まぁ確かに、生意気だよなぁ俺らまだ青春送ってた時だし、仕方ないと思うけど、確かに、失礼だと感じていた。話すことがなくなったのか、席を立ちあがって食堂の外に向かう父上。その後を追う母上。相変わらずラブラブだ、と思いつつも二人で俺の方見て二ヤ顔している。俺は、目の前にあったパンをちぎって食べていると、リリィがちぎっていたパンを一口サイズにちぎって食べている。いつもおいしそうに食べているリリィが、かわいいと思ってるのはみんな一緒らしい。ちぎったパンをスープに付けて食べている。この食べ方は、小さいときあまり、パンを好まなかったリリィの為に、教えた食べたかである。よく学校の給食で、お腹一杯になってしまった時、パンをスープに付けると美味しくて気づいたらいつの間にか、中学までそれを続けていたことを、覚えている。
ここまで読んでくれてありがとうございます!!
ねむいzzz
時間割決めて寝ます
おやすみなさいzzz(おい




