第24章 真の姿
こんばんは!今日?(投稿日)は如何屋サイとくんと対談です!! 21時~
良かったら見てください!
【まとめ】
頑丈そうな鋼鉄の門の先にいたのは、スタートで話した管理者だった。管理者にリミッターのことを聞いてみると、解除にはリリィとアイリスが真の姿になる必要があったのである。
顎に手を添えながら、
「ほほ~、それは気になる‼ 私で毛にでも観してくれ‼」
「嫌です!」
きっぱりと断られてしましまい、落ち込んでしまった管理者に気付いたのかリリィは、舞いってしまったのか一度ため息を付き認めた。
「もー! 分かりました。付き添いで悠斗来て」
「へいへい。モフモフダメか?」
「絶対ダメ‼ モフモフしたら悠斗の寝込み襲うから」
「あ、普通に襲って欲しいわ」
「おーい。二人とも‼」
話をしている二人に不意打ちされたように、呼び止め話はそのまま終わってしまった。座っていた椅子から立ち上がり、机の裏側のスイッチ押すと壁に突然かくし扉が出没した。
現れた扉に向かい部屋の中に入ると入ってきた扉が消えてしまいブレイグは入ることができなかった。そこは、何もない空間だった。入った瞬間リリィは、いつの間にか猫耳娘になっていた。
「ふむふむ、猫耳娘かぁ~ その姿は、特典みたいなものだね」
「特典?」
「そそ、多分創る際に使用した魔法石に猫の毛玉でも入っていたみたいだね」
リリィは、直ぐさま猫耳娘からいつもの、黒いワンピースを着た姿に戻っていた。そんな中、管理者は、思い詰め顔をして何かを考え初め、急に火が付いたようにしゃべりだした。
「私が先ほど話していたのは、の姿ではないということだ」
「それは、どういう事?」
「まぁ、参考になるかもしれんからあの子を呼んでみるか、おーいエブリスタこっち来てくれないか?」
言い終わった途端、暗闇からとっさに姿を現した。
ん?リリィとアイリス。ダークネスに似ているけども、何かが違う…
「ほ~、さすがリリィとアイリスの主だな。違和感を、感じるのだろ? 貴様は」
「ああ、エブリスタと言ったかな。その子からは体内マナや魔法石が放つオーラを感じない」
「正解だ。彼女は、私が作ったからな‼」
「え? 管理者ちゃんも剣打てるの?」
咄嗟に疑問に思ったのか質問してみると
「いや打ったことがない。エブリスタは、金属を錬金して作り上げたロボットさ」
管理者がしゃべり終わると、タイミングを見計らってか、隣にいたエブリスタが喋り始めた。
「ハローマスター、オヨビデショウカ?」
「ロボットか?」
「お、たまにはいいこと言うではないか! 褒めて遣わすぞ」
「たまには余計だ。遣わさないから別にいいです」
「むー」
気が変わったのかエブリスタに声をかけた。
「悪いがあの姿になってくれないか?」
「ワカリマシタ」
ロボットの姿だったエブリスタは、一度鋼鉄の剣の姿に戻ると、スイッチが切り替わったように、突然変化した。その姿はとても神々しく美しい天使のような姿をしていた。
「これは、天族の天使か?」
「いや、少し違うかな。貴様に同伴しているイリエルにでも聞いてみたらどうだ?」
「戻ってから、聞いてみる。ていうか何でイリエルのこと知っている?」
「ああ、その話はすごく長くなるため話すのはこの件が終わったらしよう。あとリリィの姉が目覚めたらな」
軽く返事をして話をごまかすと次に衝撃の事実を語りだした。
「エブリスタが天使の姿になったのは、作る際にイリエルから、天使の加護を譲り受けながら作ったから」
「は? イリエルともと知り合いだったのか…」
「まぁ、知り合いていうか世界樹が新たに生えてきた際ちょっとな」
ぎこちない喋り方で昔話をした管理者のほほにはうっすらと涙が流れていた。
「とにかく、リリィ真の姿は、グレス貴様だ」
「は?」
「えーと…」
理解することができずに黙り込んでしまった二人を納得させようとして敢えて嘘をついた。
「あ、ごめん少し違ったわ。リリィ。君は、彼女にとっても隣にいる主にとっても大事にしないといけない存在。真の姿は君たちを変える。人格や記憶は引き継がれるけど今の君には戻れない。それでもいいなら方法を教えるけど…」
それを聞いたリリィは、悩みこんでしまい地面に座って考え込んでいた。側にグレスが座ると、グレスの肩に体を寄せながら自分が今何をしたいのか、どうしたいのかを考え込んでいた。
「なぁリリィ」
「ほえ?」
「姿は変わっても、リリィは、リリィだぞ。」
ここまで読んでくれてありがとうございます!!
眠いzzzz
なんか最近一日おき更新始めました。
その一日は、最強勇者と猫耳魔王の異世界ライフを書いてます
良かったらそちらも見てくれると嬉しいです^^




