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第16章 迷宮の始まり

 フェアリアが言っていた。門の前に立つとそこには剣の形のくぼみが二つあった。その二つのくぼみに、リリィとアイリスをはめこむと、鍵が外れたような音がして門がそこから半透明になっていた。リリィとアイリスは、人間の姿戻むとってグレスと共に迷宮に足を踏み入れた途端目の前にホログラムが出現した。


「お、ようやく挑戦者が現れましたか!」

「いや、あんた誰よ」

 

リリィとアイリスは、二人で手をつないでそのホログラムを怖がっていた。ホログラムは二人のことが目に入ったのか「怖がらなくていいよ」と言って二人をなごませたのだが、余計に怖がれてしまった。グレスが二人に近づくと、二人ともグレスにひっいていた。


「すまない、僕には名前がない。でもこの世界樹の迷宮の管理者が一応僕なのさ」

「じゃあ管理者。なんでここに現れた」

「いや~何千年も人が来なくてね。妖精たちがさらに結界を施したせいで余計に人全く来なくてさみしかったのさ」

「まぁボッチか」

「ボッチだね」

「ボッチ?」

「ボッチ言うな!」


 ボッチ連呼すると管理者が怒ってしまった。すると管理者の感情が反映されたのか先ほどのジャイアントキングが3体現れた。管理者はわてながら何かを操作していたが問答無用でグレスはリリィが形状変化した拳銃を持ってジャイアントキングより高い場所にジャンプしてそのまま三体とも倒した。すると管理者がなにかを言い始めた。


「ほほ~、君たちの実力はSSSランクか面白い」

「SSSランク?ランク制でもあんのか?」

「こっち側の話さ、SSSランクだとこの迷宮にいるモンスターすべてのステータスが三倍にして挑戦してもらうさっきのジャイアントキングは、SSSランクのモンスターだから君たちには余裕だろう」

「なるほどな、セーフポイントとかあるのか?」

「そうですねぇ。特別ルールではありますがこれを置けばそこをセーフポイントにいたしましょう」


ステータス画面に新たなるものが追加されていた。項目を選択してみてみるとそこには、キャンプセットと書かれており説明文には、異世界から召喚されたキャンプセットテント。寝袋などがついており、この迷宮内で何度も使用可能と書かれていた。


「ありがたく受け取っておくは」

「ご武運を迷宮の最下層にておまちしてますよ」


ホログラムと共に管理者の声も消えていった。すると辺りの壁から赤い目をしたモンスター達が一斉に現れた。その姿は猿に近いが一般的の猿とは全く違い音速で辺りを翔っていたするといきなりグレス達に襲い掛かろうとしていたがそでにグレス達は準備を完了していた。グレスは両手に持った剣で襲い掛かる猿達を切り刻んでいくと、その間に大きな一撃を背後から食らった。グレスは血を吐きながらもそいつと冷静に戦おうとした。そいつの名はデーモンナイト。悪魔の騎士と言われる魔王の配下の騎士である。父上をいつも守っているのはデーモンナイトである。こいつを刺激しない限り魔王と認められない。グレスはデーモンナイトに苦戦を強いいられる。するとアイリスがグレスの左手から離れてデーモンナイトと戦うことになった、するとデーモンナイトはアイリスを見ておびえている。聖剣のアイリスは、魔の者にはめっぽう強く魔の者達はアイリスが側にいるだけで勝手に体が膝魔ついてしまうほど恐ろしい。デーモンナイトはアイリスと相まみえた時自分がおびえていることに気づいていながらアイリスと闘った。しかし、アイリスが持っていた自分の分身をデーモンナイトの体を貫いたときすぐにデーモンナイト粉々に砕け散ってしまった。グレスはすんなアイリスを長めつながら奥へと進むすると、辺りにはモンスターの気配を感じないので地下に続く階段を探すことにした。松明を持ちながら迷宮を地上の一層目を辺りを探索したすると、リリィが何かを発見した。


「悠斗!こっち来て!」


グレスとアイリスは、リリィのほうに向かうと壁に魔席が埋め込まれていた。そこに触れると近くの壁が崩れ落ち隠し部屋が現れた。その中に入ってみると、そこには宝箱らしきものと地下に続く階段があった。リリィはそのことを褒めてほしそうな瞳でグレスのほうを見ていたので頭をなでてあげた。宝箱を開けてみるとその中には回復薬と指輪が大事に箱に入っていた。グレスは箱を開けて中にある指輪に触った途端、自分の人差し指に指輪がはまっていた。指輪を外そうとしたが外れないのでそのままにしておくことにした。少しこの隠し部屋で休憩した後地下に続く階段に向かい地下一階にたどり着いた。すると指輪が光り始めてどこかを指していた。その方向に向かおうとした瞬間新たなモンスターが現れた。そいつは、巨大化したと思われるオークで辺り一面を一振りで粉々にして襲ってきた。


「あの攻撃に当たると厄介だな」

「私がやろうか?」

「なんだアイリス自分からやるのか?」

「一人より二人のほうが安全でしょそれに休憩してた時に覚えさせてくれた技も使えるみたいだし」

「ああ、分かった。背中は任せたぞアイリス」

「了解、あなたの背中は守って見せる!」


アイリスはそのまま、グレスの背中に回り後ろからくる敵に対処していた。グレスは巨大化したオークと戦うことになり、本気を出したいけどできないのが今の現状なのである、仕方ないので相手の攻撃を避けながら剣撃を何回も食らわせてみるがぜんぜんぴんぴんしている。仕方ないと思いリリィにあることをつぶやくと、暗黒の炎にリリィが包まれていくそのまま巨大化したオークと交戦しすると効果があったのか、ダメージがかなり入っているしかし時間が来てしまった。グレスは効果が切れたので、そのままオークを半分に切り裂こうとしたが、リリィが人間化してグレスを止めた。


「全く~またあれ起こそうとしたでしょ」

「すまんすまんていうかリリィ危ない!」

「え?」


リリィが振り向くと巨大化したオークは手に持った棍棒をリリィのほうに思いっきり振ったが背中を守っていたアイリスが振り下ろされた棍棒を弾き飛ばしてそのまま、オークにとどめを刺した。


「全く締めが甘いんじゃないの?」

「すみません」

「全く仕方ないわね。これ飲んでおきなさい二人とも」

「ほーい」「はーい」


アイリスから渡された回復薬を飲みながら、先に進むと、そこにはボス部屋らしき扉があったのである。


ここまで読んでくれてありがとうございます‼

うん、戦闘下手すぎる::

迷宮攻略したころには戦闘シーン上手にかけていることを願うばかりです。


もし良かったら評価、感想、ブクマよろしくお願いいたします

ではまた明日会いましょう‼

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