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第12章 パーティー

グレスは、リリィと別れたあと父上とイリエルの方に向かった。グレスが近づいてきたことに気が付いたのか、イリエルは、にっこりしていて父上は、腕をあげていた。そのまま2人の会話に入っていくグレス、それを遠くで見ていたリリィは、しゅんとしながらも冷静な表情をしていた。リリィの近くに、母上とダークネス、アイリスが側にいた。4人で話していた。最初に話しかけたのは、母上だ。


「グレスの事、気になるの?」


リリィはその言葉に反応して母上達の方に振り向いた。リリィはこくんとうなずいた。その反応を見た3人は、リリィに話しかけていた。


「そんなに気になるなら、付き合っちゃえばいいのに」と言ったのはアイリスだった。腰に手を当てて言った。


「その事、その〜」


「なになに?話してみなさいよ。ほらほら〜」


リリィを急かしたのはいつもの相談相手の母上だった。


「グレスに、その…パーティー終わったらベランダに来てて、呼ばれてて」


その言葉に反応して、3人とも少し顔を赤くしたが、リリィの肩を持って言った


「「大丈夫」」


と、リリィは、3人からアドバイスを貰いながら話し合っていた。


その頃グレスは、イリエルと父上に話していた。これからの事について、


「俺はこれからどうしたらいいんだ?神々を倒すて言っても並の相手じゃないてことだろ?」


「まぁね。彼らを、倒すためには彼女たちの協力が必須。その彼女達にまた鍛えて貰えばいいんじゃないの?」


「そうだぞ、グレス。お前をここまで鍛えたのは師匠の学園長だけではなかろう。彼女、リリィがいたからこそここまで鍛えられたんだろ?」


「後で、2人に頼んで見るよ。明日は、学園休みらしいから、リリィとアイリスに稽古でもしてもらうさ」


「うむ、それがいい」


「ですね。てその事話に来ただけですか?」


とイリエルは、感ずいた様に話した。


グレスは、少し驚きながらもバスの中で寝ていた時に見た夢の事について話した。話し終わった瞬間、2人も凍った様に何も喋らなくなってしまっていた。グレスが気にかけた瞬間。大きな声でイリエルはいった、


「それ本当なの!!」


周りにいた魔族達は、俺たちの方に振り向いた。


少しそわそわしていたが、夢に出てきた物体のことについて話してくれた。


「それは、神々よ」


「へ?」


「神々お前が倒す目的のやつらだ」


「彼らはまず、条件に満たした者にある夢を見させるの。私たちの場合はお互いの種族が争っている夢だった」


「まさかと思うが、」


「そう、そのまさかよ」


「思ってる通り、俺とイリエルは、その夢を見た瞬間あやつり人形のようになってしまったのさ」


「じゃあ、俺の夢は一体なんだ」


「予知でしょうね。こういう事があるからせいぜい努力しろ!てことでしょ」


「なるほどなぁ」


「そろそろ、パーティーをお開きにするかぁ」


「ですね。」


グレスは、父上がパーティーを終わらせる宣言をした後、急いでベランダに向かった。そこには、風に髪を揺られながら外を眺めているリリィの姿があった。グレスはそのリリィに話しかけた。


「待たせたか?」


リリィ首を軽く横に振って


「私もさっき来たところ。悠斗が扉に向かう前に走ってきたから」


「そっか」


グレスは、リリィが外を眺めいる所まで近寄って、フェンスにリリィのてを置いていたのでその手を自分の手で被せたら、リリィは、そのままグレスの手を優しく握った。外を眺めているリリィを観ながらグレスは、言った。


「リリィ、やっぱり俺はお前が居ないとなんにも出来ない」


「私だってそうだよ?グレスがいないと隅っこに隠れてたりお姉ちゃんに甘えたりしてただけだもん。」


「お互いダメダメだな」


「だね」


2人は、クスクスと笑いながらも少し照れていた。その後グレスは、思い切って言った


「俺は、リリィの事が好きで仕方ない。だからそのこれからもずっと側に居てくれないか?」


リリィは、その事を聞いた瞬間はぅ〜と言いながら顔を赤くそめていた。


「うん!これからもずっと一緒だよ!悠斗」


そう言ったリリィは、星空の星のように輝いてみえたのである。すると、ベランダの扉の方からギィィて音がした。グレスは気になったので扉を開けて見ると、


父上や母上、アイリスとダークネス、エリアが俺たちのことをずっと観ていた。


父上や母上、アイリスとダークネス、エリア達は


「続きどうぞ!」と言いながらベランダの扉を閉めた。グレスは、見守ってる皆を少し眺めてからリリィの方に戻って行った。グレスは、そのままリリィの唇を奪った。最初リリィは、驚いていたが、グレスの背中に手を置きながらそのままでいた。その後、自分の部屋に戻ろうとして、ベランダの扉を開けると、そこには誰も居なかった。リリィはグレスの手を優しく握り締めながらベランダを後にした。その頃、ベランダに怪しい影が現れて何かを喋っていた。


「貴様は、我と違う選択肢で進むのだな。戦う日が楽しみだクハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」


その影は、大声で笑いながら姿を消した。




グレスとリリィは部屋に戻ったあといつものように、過ごしていた。しかし、一つだけ違ったことがあった。グレスは、城にある浴場に行き湯につかると、リリィが、脱衣場からタオルを巻いて出てきた。グレスは、そんなリリィを見つめながらも、少し照れていた。リリィはそんなグレスの側でつかり、グレスにいつも以上にくついていたのである。




翌日の早朝、リリィとアイリスにお願いして、神々を倒すための稽古を始めた。いつも以上に厳しく指導され、自分で技を磨いていたら、ダークネスとの約束の時間になった。2人はダークネスの所に向かって行った。グレスはまだ知らない。リリィとアイリスが、打ち直されると人格が変わる事を……

ここまで観てくれてありがとうございますっ(*´ω`*)ノ


イチャイチャが得意になってきました(照)


感想とか評価してもいいんだからね(ツンデレかよ!!



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