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第11章 ある日の夢

こんばんは!最近寝るのが深夜4時になってきました。やべぇぞこれ!!


どうにかしないと!て思っていてもなんにも解決出来ません( •̥ ˍ •̥ )‬


その後、天族と魔族が関係を取り戻した記念として、魔界でパーティーを行うことになった。その事が他の先生達にも伝わっており、人間界から立ち去ることになったのである。十分満喫したと言えよう。スマホは、イリエルに預かって貰うことにした。さすがに魔界でそんなものを使うと変に思われるからである。また、あの魔界と人間界を繋ぐポータルに向かうためバスに乗り、ポータルに向かった。グレスの隣がどっちが乗るのかていうことで2人が揉めだしたため、グレスが提案した。


「ジャンケンして負けた人は前の席な、勝った方が俺の隣で文句ないだろ?」


「ジャンケンてなに?」


とリリィとアイリスに聞かれた。


グレスは、2人にジャンケンのことについて説明した。


「この手の形がパーな、これはグーの手の形には勝つけど、チョキには負ける。」


「ふむふむ、パーは、グーを覆うから勝つのか…じゃあチョキはパーを切れるから負けるてことか?」


「まぁそうなるな、このグーやと、チョキでは、グーを切れないから勝ち、パーだと覆われるから負け、チョキだと、パーは切れるから勝ち、グーは切れないから負け。とまぁこんなとこだ」


「じゃあやってみよ!リリィ」


「はーい。お姉ちゃん」


「「最初はグー!ジャンケン」」


とまぁ、アイリスがチョキ、リリィがグーを出したため、リリィが勝ってグレスの隣の席に座ることになった。アイリスはリリィをにらめつけながらニヤニヤしていた。疲れたせいか、バスの中で寝てしまっていた。リリィはそんな俺をリリィ膝に頭を置かせてグレスを見守っていた。そんな中、グレスはある夢を見ていた。その夢は、当たり一面が焼け野原になっていた。そんな中グレスは北の方向に何かを求めて走っていた。腰にはリリィとアイリスが魔剣と聖剣になっていた。向かっていると何かしらの物体がグレスに近付いてきた。その物体が来る前に、リリィと、アイリスを鞘からだした。左手にはアイリス、右手にはリリィを持ってその物体に立ち向かった。物体が、何かしらの場所から剣を出して、グレスに垣間見えた。しかし、剣術はほぼ互角と言っていいほどだったため、グレスはリリィとアイリスに、頼ることにしつつ、自分の剣技を踏まえて攻撃した。その物体は、グレスから1歩離れて言った。


「貴様、彼女を、どうして殺さなかった!!」


「何が言いたい!!」


「貴様に、何か言っても変わらんだろ!!」


そう言い合いながらまた剣を交えた。しかしそんな中でリリィとアイリスは黙っていたのである。グレスはその物体に怒鳴った。


「分かるさ!貴様が何者なのかも!!俺は知っている!」


「ほざけ、貴様などに何がわかると言うんだ!この薄情者!!うおおぉ!!」


その物体は、そう言った途端、グレスに剣撃を何回も食らわせていた。その時、リリィとアイリスからパリと音が鳴って、その後粉々に砕け散ってしまったのである。そこを狙ってその物体は、グレスの腹を刺して言った。


「どうだ?大切な物を失う気分は、」


その後、その物体が笑い声が遠くまで聴こえたのである。そんな夢から目を覚ますと、リリィが、グレスのことを見ていた。前の席からは、アイリスがそんな俺たちをじっとみていたのである。


「おはよ〜。よく寝れた?」


とリリィが言った。俺はそんなリリィを抱きしめた。さっきの夢のことを思い出してしまった。リリィは驚いていたが、俺の頭を撫でていた。そんな俺たちを見ていたアイリスは、ほっぺを膨らませながら横を向いた。グレスが寝てる間に王都についていてバスは城内に止まっていたのである。バスから降りて玄関から城の中に入って自分の部屋に向かった。リリィとアイリスはそんなグレスに着いていき共に部屋に入った。グレスは早速、リリィとアイリスに観た夢の事について話した。すると、リリィとアイリスは


「うーん。お母さんに相談しないとダメな案件だよね?」


「だねぇ。でも、お姉ちゃん。お母さん今どこに居るの?」


「うーんとね…」


言いかけた瞬間、いきなりリリィとアイリス、グレスの、前に現れた。


「お母さん無しで何話してるのかな?我が子達」


そう言った。ダークネスは、リリィとアイリスを抱いた。そのままでいたけど、リリィが「お母さん、苦しい」と言った途端抱いている手をどけた。さっきの話を聞いていたダークネスは、グレスが戦っていた物体のことについてグレスに聞いたが何もわからないと言った。ダークネスは、リリィとアイリスを打ち直す事にしたが。問題があった。リリィとアイリスが造られた元の魔法石がここ数百年滅多に地上に出てこないという。その魔法石の事をグレスは、父上に話すと宝物庫から特大の魔法石を持ってきてダークネスに渡した。ダークネスは、すぐ作業にかかりたい!と言っていたが、リリィとアイリスは、グレスの側にいたいと言って明日の朝に始めることになった。その後、パーティーが始まる時間になったため、グレスとリリィとアイリスは、パーティー会場に向かった。リリィとアイリスは、2人で仲良くおしゃべりしながらテーブルに置いてある。フルーツを食べていた。その頃グレスは、いつものように中庭で腰を下ろしていた。下ろした瞬間夢で見た物体のようなものを見た気がしたが気のせいだろうと思いそのままぼーとしていた。しかし、先程みた物体は、ぼーとしているグレスの目の前に立ち喋った。


「貴様は、その選択にするのだな、俺とは違うそうだろ?グレス」


そう言った物体は、跡形もなく綺麗さっばり消え失せて今のである。グレスは思った。


(選択とは言ったいなんだ?俺とは違うとは?)


そんなグレスの元にリリィとアイリスは、やって来た。


「「ねぇ、グレス私達はどちらかと一緒に踊ろ?いいでしょ?」」そう言ってグレスの手をリリィは右手、アイリスは左手を持ってグレスを起き上がらせた。グレスは、さっきのことは忘れて今のことに集中し始めていた。先にアイリスとダンスをすることにした。理由は簡単バスの時にはリリィに負けてしまっていたので、リリィより先にアイリスと踊ることにしたのである。ダンスをしている途中アイリスは言った。


「やっぱり、リリィのこと気になるの?」


グレスは、その事に対して否定しようとしたが、素直に認めた。


「え、いやまぁね。」


「ふ〜ん。ダンス中に他の女の子の事考えちゃダメですよ?」


「それ、リリィにも言われたわ。」


「全く貴方て人は……」


そう言ったアイリスは笑っていた。そんな中リリィは、グレスとアイリスをじっとみていた。すぐ側では他の魔族も踊っていた。


「リリィのこと好きなんでしょ?バレバレよ?」


「やっぱりバレてるか」


「そりゃね。一応リリィの姉だから。リリィにも同じ事言ったら、リリィは、顔赤くしながらうんて、答えてくれたよ。もういっその事付き合ってもいいと思うんだけど」


「いやいや、さすがそれは、てまさかそれも言ったのか?」


「そりゃあ言ったわ。リリィの頭から蒸気が湧いてたけ」


「リリィは結構恥ずかし屋さんだからな」


「全くその通り、一緒に住んでた時はいつも私の背中にひついていたの。今の貴方みたいにね。さてと、そろそろリリィに変わってあげたら?」


「ああ、分かった。」


そう言って、アイリスとダンスを辞めて、リリィの方に向かった。リリィは、グレスのことに気がついたのか、少し頬を赤くしていた。グレスはリリィの目の前にたって言った。


「リリィ、一緒にどうだ?」


と言って、グレスは胸に手を当てて軽く頭を下げる。


「はい、喜んで」


と言って、リリィは、ドレスのスカート裾をつまんで膝を折って軽く腰を落とした。そのまま周りの皆が踊っている所に入り、そのまま踊り続けていた。そんな2人を眺めていたアイリスのそばにダークネスがいた。ダークネスは、アイリスに話しかけた。


「あの2人出来てるの?」


「そうみたい。あんな楽しそうなリリィ初めて見たもん」


「そうね。今夜は、十分楽しんでおきなさい。明日が今の貴方なのか分からないのだから」


「ええ、分かってる。」




その頃グレスとリリィは、踊り続けていた。


そんな中グレスはリリィに話しかけた。


「なぁリリィ。」


そうグレスが言うと、リリィは首を少し曲げた。


「ほぇ?どうしたの?悠斗」


「あの日のこと覚えてるか?」


「うん。あれ告白とか言わないでよね?」


「え…」


「嘘、もう!」


「分かった。じゃあ、このパーティーが終わったあとで子供の頃よく二人で星を眺めていたベランダに来て」そう言ったグレスは、踊っていた足を止めてリリィの手の甲にキスをして、父上達がいる方に向かっていった。



ここまで観てくれてありがとうございます(*´ω`*)


次回は、この続きとリリィとアイリスの補強です


(*˘꒳˘*)泣いてもいいんだからね!




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