表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
えぶりでい。  作者: シュカ
3/4

エイプリルフール 後編

後編遅くなりましたー


むかーしむかーしあるところに、ひとりの男の子がいました。その男の子は、お金持ちだったわけでもなく、力が強いわけでもありませんでした。何の特徴ののない、普通の男の子でした。しかし、彼には夢があったのです。

そう!雑貨屋を開き、たくさんの人々を笑顔にするという夢が!


ストーリー的にはミハエルの今までの経験をベースに多少盛って、いやかなり盛っていた。

それにちょくちょく絶対無理なようなことも入れていく。ドラゴン退治とか絶対とはいえないが、基本的にありえない。竜種は地底で眠っているらしい。わざわざ、天災級の竜種を起こす、馬鹿はいない。


そして、最後には、男の子は夢を叶え、雑貨屋を開いた。というところで、お話を終わりにした。


「いい話だったなー」


ダグスがまるでいい話だったとでも言うように、ため息を漏らした。

リリーは途中から寝ていた。

何となくは予想はできていたが。

しかし、リリーが寝てしまったから、といって、終わりにしてしまうのは、数時間かけて考えた超大作を無駄にしてしまうのはもったいない気がして、続けてしまった。


「明日も仕事あるからもう解散な」


それぞれ、用意する荷物もないので、すぐに立ち上がり、玄関へ歩いていく。


「じゃあな。お前、今日の話、結構面白かったぞ。才能あるんじゃないか?」


「いやいや、そんなことないって。もしそうだったら、俺の今までが面白かっただけだ」


スタニスに笑って返す。

だがそれもいいかもしれない、今後も暇なときは考えているのも悪くはないのではと思っていた。


そして時はまた巡る。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ