スライムに恋したので積んだ
僕はメジャーなアイドルが嫌いだ。
当然だ。メジャーは有名な俳優やバンドマンと恋愛しちゃうからね!
そうさ、僕はリア恋勢なのさ!
というわけで「恋愛できるアイドルいねーかなー」と日々地下アイドルを巡回。
この日、とある地下アイドルのステージ...
「すてきな笑顔と、青い皮膚、丸みを帯びたおちゃっめこ、スライム〜♪」
という紹介でスライムがでてきたんだな。
驚いた。
そして恋をした。
絶対恋愛関係になれると踏んだ!!
だってスライムオタの数はゼロ!ライバルはいない!今なら僕だけ!!
推しはスライム!
きっと僕を頼る!好きになる!
さっそく、僕は積んだ。
握手券付きCDを10枚買った。これで50秒は会話ができる。
50秒後、スライムは僕のものだ。ふふふ。
おっと、握手会の時間だ。
やはりスライムに列はない。
「ふふん。今日から君を応援するよ。嬉しいかい?生誕祭やってあげようじゃないの」
「は?なにお前?敵か?ぶっ殺すよ」
「え」
スライムの怒りをかった。
僕は殺された。
完
「 幼女がランドセルに火種スライムをぶっこみぐるぐるまわして炎を発射! 」を連載中です^^
どうぞよろりくです〜!
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