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俺、神様になりました。  作者: 商 秋人
20/61

第19話 俺の特別

すいません


多く書くといっておいて今回もあまり変わりませんでした。誠に申し訳ございませんでした。


あと、今回から前回のあらすじを終了します。


誠に申し訳ご、以下略



 こ、この作者適当だなっ!


 作者に変わりっ、ほ、本当に申し訳ございませんでしたっ!!


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 ライトノベル……それは至高で、嗜好な、思考を尽くす完璧アイテムである。

 俺の家にはそんなライトノベルが約80冊程ある。

 多いと思うか?

 否っ、……普通だ。

 この量をわかりやすく言うとだいたいライトノベルが約8種類ということだ。な?普通だろ?


 まぁそんな俺のラノベ量事情は置いといて、そんな完璧アイテムにある、“テンプレ”“ご都合主義”“ハーレム”と言う、いわゆる属性はたまたタグ、そういった物、それをできるのが世間で言うところの主人公である。


 で、改めて俺は考える。

 俺は異世界に来て、強くなって、美少女達が周りにいて(成り行きなのでこれからも一緒にいるが分からんが)、異世界なのでモンスターもいる。

 がっ、そんな……明らかに主人公だろっ!という状況下の中、俺は……果たして、そういった、タグ……属性が本当にあるのだろうか……


 否っ!皆無だっ!


 ほんっとうにどうしようもないくらいっなにもない。

 熊にタグや属性、キャラ食われたんじゃ?と言うぐらいにないっ。

 

 まぁそんな短い前振りをわざわざしているのは心の準備をしているからだ。

 普通の男から、誰かのためになにかを出来る漢になるために。


 そんなわけで、今俺は異世界に来て……いや、日本に居たときもしなかった(そりゃしないか日本じゃ)決闘をするのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「ふんっ、なめやがって、お前と俺じゃが自力が違うんだよっ、自力がっ」


 チャラ男が吐き捨てるように、言う。

 チャラ男は街の監視をしていたチャラ男と同じ騎士団と思わしき男から鞘ごと貸してもらった剣を自分の腰に付け、左利きなのか、左手の甲を右に付けた剣の上におきながら俺を睨んでいる。


 「ちっ、気に食わねぇな……」


 チャラ男が一人考え、一言。

 その一言を聞き、少し心が痛む……

 こっちの勝手な気持ちだが……俺自身が一番どうかしていると分かっている……だが、それでも……俺は力をもらったんだから、誰かのために戦わなくちゃいけない…………

 ……

 あれ? これ、そんな思い詰めるような状況だっけ? ……ま、まぁ、た、戦わなくちゃ、いけないっ!(クワッ)


 と、不思議な方法? で精神を鼓舞? しつつ相手に視線を向ける。

 俺が視線を向ける、構えなしで手に力を入れずただたっているだけだが、それを合図とし……騎士が闘い、決闘の


 「それではっこれよりっ、騎士団副長、パラグラフ=レクタ対……なんか、うん、普通の男の決闘を開始するっ。 『フィーーッッッツ』」


 笛がなった……てっ俺の紹介適当だなっ!

 それとあの人副長だったのっ!


 と

 一人静かに驚き、闘いが始まった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 先手はチャラ男ことパラグラフさんの先手から始まった。

 俺からみて左側のほほにナイフが飛ぶ、後ろに結界かなにかを配置さしてたのか、光の波紋に阻まれナイフが途中でカランと落ちる。そのようすをまじまじと見つめる、隙も与えず後ろに後ずさった俺に右側から斬撃を浴びせる。


 「「っ……」」


 が、その斬撃は当たることなく。ふわりと優しく風が発生し、ギリギリで俺がかわす。


 「はっ、お前魔術使いか……」


 ……び、びっくりシターッ。

 まさかあんな速いとは、瞬時に無詠唱魔術使わなかったら正直危なかった。

 ばっ、と地面を5回ほど蹴りもとの位置まで戻る。

 

 「ふっ、魔術使いが、騎士団ナンバー2こと蓮歩連撃のレクタに勝てると思うなっ」


 ……

 チャラ男のキャラなんか変わってないか?

 変な中二ネームはいってんだけと……

 て言うか、なんで蓮歩なんだよ。

 それは美人が言う言葉だろう……


 「はっ!」


 パラグラフが強く地面を蹴り、右に弧を描くように走る。左手の剣先を地面にあてながら火花を散らすと剣先が薄い赤になり、火花の苛烈さが少しづつ増す。

 その走りは正しく蓮歩、美人では無いが綺麗とは言えるだろ。問題はまず女でも歩いてもいないことだが……

 

 そんなしょうもないことを約1、2秒で考え終え。対処するための行動にでる。右手に氷の剣、《フリージアソード》を発動させる。レベルは16だ。

 その剣を発動したあと一瞬で周りがざわついた。がそのざわつきに合わせるようにしてドライアイスと同じ要領で、白煙が発生する。俺は周りのざわつきと目の前の敵、少し動揺したが(知らない魔術だからだよっ!(キラッ))すぐに真っ直ぐこちらに向かう男も気にせず。もうひとつの魔術を発動させる。

 剣を地面に挿し。発動する。


 《竜の変換》


 この魔術は、無属性のレベル10の魔術だ。

 自分の発動している魔術を分解しそれを任意の場所に分解した分だけ出現させる。


 だから


 「なっ!? う、うごけねぇっ!?」


 こうなる。

 パラグラフさんの周りには大量の氷の剣が出現し、まわりを埋め尽くしている。その影響で、地面が氷のその地面と足がくっつき慌てて落とした剣も地面にくっついている。


 「こ、こんなもんっ、…………!? き、消えねぇ!?」


 よしっ、成功したらしい。

 

 「お、お前っ!何をしやがった!」

 「簡単なことですよ、あの剣は一定範囲を固定する効果を付与した氷魔術です。その固定の範囲をあなたの周囲とあなた自身にしました。」

 「はぁっ! 意味がわからんっ!」

 「いや、だから、あなたはもう俺が魔力を解放するまで一生動けないと言うことたです。わかりましたか?」


 呆然とする。蓮歩連撃のレクタ。と観客、もとい野次馬。


 だが、パラグラフさんは負けたらしいことだけは気付き、静かに


 「くっ、俺の……負けだ…………」


 そう、呟いた……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 周りの野次馬のが、メチャクチャ話しかけてきて、説明しても説明してもきりがなくなりめんどくさくなったので、宿屋まで逃げ宿屋の主人も「おっ! あんちゃんあの暴君騎士団の副長にかったらしやないか!」と声を掛けられ、そのままどうやって勝ったのかと言うことをスゲー聞かれた。


 そのあと、宿屋を出て夜型の出店、夕食店をキョロキョロ見回しながら。少し考える。自分の本心、さきぼどの心に。


 俺は宿屋に帰ってもうるさい状況下に、少し晴れた気持ちに……実はなっていた……と思う。


 不思議と、いつもとは違う日常と出会った騒々しい、異世界……そんな物に少し、いや大分惹かれた……

 これもいつかは日常と言える物になるのかも知れない。でも普通と日常は違うと……俺は思う。


 異世界に来て強くなって、変わろうと思ってつかかって、いろんな人に凄いと言われた。誰かのため、それは大切な物なのかも知れない……そしてその誰かを探す旅と言うのもまたいいかもしれない。

 

 「りょ、リョウタさんっ! 聞いてますか!」

 

 まぁ、そんなことを考えてるのは、ずーーとっ、ずーーとっ強者談義をやめないラミアからの現実逃避なんだが。


 「本当に凄いと思いますよっ! だって概念の固定ってっ! 神でも数人しかできないと本で読みましたよっ!」

 「お、おう」

 「魔力に固定なんて概念を固定させるなんてほんっっっとうにすごいですっ、もう一生付いていきますよっ…………あっ……い、いや、今の一生はそ、そういう意味では……」

 顔を真っ赤にさせながら横にいるラミアがチラチラと俺を見る。


 「分かっている、分かっている……」

 「わ、わっかてないじゃないですかーっ!もうっ!」

 「えぇーーっ!! どういう思考回路っ! ちゃんと分かってるってっ!」

 「そ、そういうことではなくてっ……うぅー、ま、まぁ仕方ないですね? 今気づいて貰っても嬉しくないですし……」

 「いや、マジでわからん、一人でなに納得してるの、ラミア」

 「と、とにかくっ! な、なにか食べに行きましょうよっ! リョウタさんは違う世界から来たらしいですから、この世界の料理をしっかり教えて差し上げましょう」

 「お、おう、あ、ありがとう?」


 そんな他愛ない会話をしながら二人、街道を歩く。

 

 これも、一つの特別と言えるのかもしれないなぁ……


 と、初めて出来たと思う特別を胸に、ふたたび街に意識を繰り出そうとするのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 あの決闘の少し後、チャラ男は一人で家に帰り、もお一人のチャラ男は門限が来たので実は先に帰っていたりした。結構あと。白い月が爛々と輝いている。夜。


 ある家の上にて


 「さっきのやつがデウスの後継者か~、けっこおー強い? でも普通? 竜の力スゲー」


 不思議な喋り方の幼女が居た。

 その幼女は青い髪に青い服、ジトッとした青い瞳で、ぺったりとした胸が印象的だ。

 服装は肩は露出しているが、露出している幅はだいたい1、2センチと言ったところか、露出が止まった先からは巫女服の振り袖のようにたらんとしている。

 というか全体的に巫女服だ。スゲー巫女だ。

 

 そんな巫女服じと目ろりっ子は口をニヤッとさせると、青い瞳を輝かせながら立ちあがり。


 「まぁーあ、せぇーれぇさんにケンカはうらんといいなぁー、なんちて」


 そんな、よく分からない、要領の得ない台詞をはくと、屋根から飛び降り、闇夜の影にふわっと消えていくのだった。




テストも終わり、ようやく続きを書けると思ったら文化祭………やれやれだぜっ


なんていってたら大人に怒られますね。

まぁ、ともかく、次回も更新が遅くなってしまうかもしれないのでご了承下さい。


すみません。

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