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俺、神様になりました。  作者: 商 秋人
2/61

第2話  現状確認

前回あらすじ、

神に助けられた…………以上!


バシッとハリセンが飛んで来る。


「い、痛い!」


カンペを出される。


「え、えーと……が、学校の帰り道、死にかけた俺を(チラチラっ)、助けてくれた、神様がその際に俺に、力を……えー(チラチラっ)くれ異世界へ俺を転移させた。俺は、(チラチラっ)よくわからないながらも、理解はし、一人旅立つのであった。」


「ではっ本編へどうぞっ」

 いやっ本編へどうぞって、いきなりあらすじ間違ってるしっっ!

 今俺一人じゃねーし!

 初っぱなから何やってんだよ!

 と、一人漫才をしていると、


 「どうしたんですか? なんか、前回のあらすじの説明、はしょって心のカンペに怒られて、カンペに従ったら前回のあらすじ間違ってた、みたいな顔してますよ?」

 と、ゼウスさん


 「どんなっ顔してるんですか!俺、!?」

 「そんな顔です」

 「分かりにくいですよ!」


 「まぁ、それは置いておくとして。」

 と仕切り直すゼウスさん。


 「さっき言った説明しっかり覚えといてくださいよ」

 と人差し指を上に指しながら言う。


 「大丈夫です、俺、社会のテスト23点でしたから」

 (にこり)←俺

 「いやいや、どこが大丈夫なんですか?」

 呆れ顔のゼウスさん


 「忘れましたので、もう1度お願いします。」

 はぁ、と、嘆息するゼウスさん

 「では、もう1度言うので、覚えといてくださいよ」

 「メモ的なの無いですか?」

 「えー、 じゃあ、私のハリセン渡しますので、それに書いて下さい」

 「ペンはどうするんですか?」

 「まかせてください」

 というと、なにやら空中に文字を書きだした。

 なんと書いているかは、知らない文字なので、解らない。


 「《ほっするは、なんじ神野亮太かみのりょうたの最も近き、場所にあったもの》…………っと」


 そう言うと、彼女の右手に、俺がひかれそうになったときに、持っていた学校の鞄が現れる。


 「ホヘーー」

 と、俺が気の抜けた声を出す。

 「これで、メモを書けるでしょう」

 「どうやったんですか?」

 「今のは、光と闇の技をあわせてつくった、おそらくわたししか使えない、異世界から物を持ってくる魔術です」

 と少し得意気に言う。

 「はい、どうぞ」

 と、鞄を渡される

 「ありがとうございます」

 「そう、素直にお礼を言われると、恥ずかしいですね……」

 と、すこし照れながら言ってくる。

 

 照れるポイントがわからない。


 「こ、こほん」

 と咳払いをするゼウスさん

 「とりあえず、今から説明しますのでしっかりとメモしてくださいっ」

 「了解しました」

 と言ったところで、彼女が、説明を始める。


ーーゼウスさんの説明のまとめ。ーー


 ・俺に渡した力のこと。


 俺にある力は今2つあるらしい、ゼウスの力と竜の力、俺に力を渡した理由は、あの、何もない部屋から出るためらしい。竜の力は素質有るもののみにしか効果はないらしい。

 俺のどこにそんなパワーがぁ―と俺は思った。


 ・俺が、異世界にきた理由は、ゼウスが配慮したらしい、俺のようなオタクに頼るほど、嫌だったのか。

 まぁ、

 こっちにこれたことはありがとうございます、と俺は思った。


 ・初めてあったとき、妙にそれっぽいことを言っていた理由は、神様っぽいことをやりたかったからしい。ちなみに本心で話始めたのはニコッ、の吹き出しからだったらしい、

 アホだな、こいつと俺は思った。


 ・あとは、自分ゼウスさんが、使える力の限度があるらしい。その理由は俺に力をほとんど渡したかららしい。

 このメモ書き“らしい”、“らしい”多いなと、俺は思った。



ーーメモ書き終了ーー


 「あと、私の名前は、リア=ゼウスと、言いますこれからは、リアと呼んでください」

 「了解しました。」


 と、彼女は少し胸を張りながら。

 俺は、腕を組ながら、うんうんと、頷いたのであった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーー






 あ、終わると思った?


 実は、まだ、現状確認は、終わっていない、そう、一番大事な部分、今、自分たちがいる場所である。


 「これ、どうするんですか?」

 「私に聞かれましても……」


 現在俺たちは、


 山の頂上に居た…………


 雲の上から遠い目で下を眺める。

 雲がこんなにも近くで流れるように動くのを俺は初めて見た。


 「綺麗な景色ですね……」←リア

 「そうですね……」←俺


 そして、二人して叫ぶ、



 「「どうするんですか、これーー!?」」



 初めから詰んでいる現状を今さら、再確認する俺たちだった。



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