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俺、神様になりました。  作者: 商 秋人
19/61

第18話初めての街説

前回のあらすじ





……前回、なんやったっけ……


 ……相変わらず大事な事を忘れ過ぎだろ……



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 こんにちは神野亮太です。現在、わりとマジで憧れている行為その5位、聞き込み調査をしております。日本にいたときはどうしても恥ずかしさがあったが、ここは異世界だ、俺を知っているものはリア達を除くとそうそういないだろう(たぶん)。そんなわけで俺は恥ずかしげもなく情報収集と言う名の聞き込み調査をしていた。


 ↓


 ↓ チクタクっチクタク


 ↓

情報収集終了っ


 合間いろいろあったが、現在時刻は夕刻辺りだ。まさかこんなに時間が掛かるとは思わなかったな。とりあえず情報収集をまとめるとこんな感じだ。


 調べた事はこの国の事とラミアルア王国の事だ。まずこの国、カルマニア王国は漁業と騎士や冒険者の強さが売りらしい。漁業であらゆる国や領地から魚を売りさばき、帰り道に冒険者や騎士をつける。向こうから来たならそれなりの準備をしてるんじゃ?とも思ったが、そこは国王の手腕なのか外の国では海は荒れないと噂を流れ、カルマニア王国の中では荒れると噂を流す。これが唯の噂ならいいが、事実帰りは海が荒れる、なので冒険者や騎士が重宝されるわけだ。ちなみにこの国では決闘法という法律があり。勝ったほうはある程度の命令を下すことが出来る。もちろん他の法律に触れることや相手を致死に追い込むのは無しだ。


 次にラミアルア王国についても一応聞いておくことにした。よく考えたら2週間いて全然知らなかったからな、あの国の事。で、あの国は鉱石やモンスターの毛皮から作った衣服等が売りだ。確かに回りは洞窟が多めだったし、毛がモフモフなモンスターも結構いた、なるほどなるほど。俺は魔術師なので基本剣や防具はいらない、私服で一撃、このスタイルが基本だ。なのであの国の防具が凄いことなど全く知らなかった。まぁラミアルアに関してはこんなものだろう。


 ついでに冒険者ギルドについても聞いてみた。冒険者ギルドには基本的にギルド長という人がおり、その人がリーダーみたいなものらしい。それと冒険者にはLVレベルがありそれによって優遇度が変わる。もちろん俺も説明を受けたがほとんど流していたので覚えていなかった。ギルド職員に聞いたところ額にてをあて、詠唱し、「LV2ですね。」と言われた。最低が1で最高が20らしい。ギルド説明終了。


 あ、そうそうあと宰相が有名だった。やれ天才デブやら、変態の秀才やら、頭のいかれた変質者なとなと、言われていた。酷い言いようだな……

でも、天才やら秀才と言われているあたり、ただのテブの変態ではない、と思う。まぁ宰相の事はどうでもいいか……重要なのは、その宰相がどれだけの情報網を持っているか。そして向こう、ラミアルアから冒険者が来ないか、この2つが重要だと考えている。


 というわけで今日は謎の事故でラミアルアからの道、あの山にある街道が塞がれるかも知れないな……


 そんなことを考えながらこの国から一旦出ようと街を歩いていると、ラミアルア王国のお嬢様のラミアがチャラ男2人にナンパ?されておろおろしていた。とりあえず近づいていく。


 「ねぇえねえ嬢ちゃん今からご飯でも食べに宿屋行かねぇ、わるいようにはしないからよぉ。」

 「そうそう俺たちさぁ結構金もってんだよねーパパがこの国の重鎮でさぁだからっねぇっ」

 気持ち悪い下卑た目線が「えっあのっそのっ」とおろおろしているラミアを貫く。

 

 俺は恐る恐る近づきラミアに声をかける。


 「お、おーっラミアっお前なにしてんだよーっ」

 不思議とぎこちないのはこういう状況に慣れていないからだ。当たり前だな、最近は治安がいいし。日本。


 片手をあげ声をかけた俺にラミアが神はいたのか、という双眸で返答をする。


 「あっ、りょ、リョウタさんっ!た、たすけてくださいっぃぃ」


 赤いポニーテイルをフリフリしながらこちらに走ってくる。動作がいちいち可愛い……心の中で少し現実逃避ぎみにタメ息を吐く。はぁー

 そんな俺の心情を知ってか知らずか(いやっ知らないだろ)チャラ男が少し大きな声でこちらに声をかけてくる。


 「あぁん、お前この女のつれか、そんなヒョロヒョロな体でこの世の中生きていけねーよォぉ、こんなヒョロ男より俺たちの方がぜってーいい思いさせてやれるぜえぇえ。」


 まさに悪いチャラ男っというものを体現している男だな、目立つからやめて欲しい。そしてそのチャラ男がもう一人のチャラ男に声をかける。


 「こいつはなぁ、めちゃくちゃ金もってんだぜ、ほらっもう決まってるっしょ、腕っぷしもあるし、金もある。ほら、なぁ」


 俺は静かにその言葉を聞きつつ思う……はしょりすぎだろ間……と……まぁそんなことは置いといて、隣で、もう殺っちゃいましょうよっ、と俺が来てから強気になっているラミアの言葉も置いといて、先程の情報収集で聴いたことを実践してみることにした。


 「じゃあ、決闘しましょうか(ニコニコ)」


 それを聞き、チャラ男の2人は大笑いする。


 「「ぶふぁはっはっつ!」」


 大笑いしながらも2人は続ける。


 「あ、あのなぁあ、何アホなこと、ぶっ、言ってるわけっ、ぶっは」

 「そ、そうだぜっ、やめとけって、ぶっ、こいつこれでも王国騎士団したてんだぜ、ぶっは、無理無理っ」


 そんな言葉を無視しながら、せっせと、準備に取りかかる。ちなみに準備とは周りに被害が及ばないように近くにいた騎士に声をかけ「決闘やるのでこの辺りの人たち退けてください」と言うことだ。

 ある程度人が退き、街道に円が出来る。チャラ男がその騎士に剣を渡すよう命じる。少し驚きながらも騎士は剣を渡す。


 「なめてんじゃぁねえよつーのぉ」


 少しドスをきかせた声でチャラ男が言う。

 今時こんなのでも騎士になれるんだな。いやっ昔の事とか知らんけど。

 心の中で軽口を叩きながら回りを見る。


レンガ造りの建物から顔をだしこちらを覗いていたり、夕方で店じまいする人達が物をなおしつつこちらを見ていたり。そして対極に俺と相手が佇む。


 「はっ、バカだなぁぁ、お前みたいなやつが俺を倒せるわけないだろっぷぷ」


 と、バカにするような見下す声音で


 「まぁ、俺も久しぶりに平凡じゃない事が出来そうだし」


 準備運動をしながら、よく考えたらこっちに来てから平凡、普通じゃない生活が続いてるから久しぶりじゃねぇじゃんと思いながらも言葉を繋げる。1番大事な事を。


 「何より、ラノベ主人公に憧れる俺としては、女の子を困らせるやつは許せないしな」


 目を細め少しドスをきかせながら俺は言った……


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