第14話オリジンさんとドラゴンさん3
前回のあらすじ
マジで痛い5秒後……ネタが古いか……
?マジで痛い5秒後?
まぁドラゴンの攻撃は痛かったが、それなりに……
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「でっあんたは何で上から落ちてきたんだ?」
黒髪さんがあぐらをかきながら聞いてくる。
「うーん?上にいたドラゴンが強くて逃げようとしても逃げ切れそうになかったから下に来た?って感じだ」
上を向きなぎら応える俺。
にしてもどうやって出ようか……
「おーそうかーんじゃ力貸してやるか」
と気だるげに言い立ち上がる。
?
「あんた、集中するから少し黙っててくれ」
急に真面目になり指を掲げる。
文字をすらすら描く。
絵のように。
文字を書きつらね、最後に。
「〈我が名はオリジンっ無、なるもの我らに転移の力を与えたまえっ〉」
さっと最後の文字を描く。
「よしっお前の行きたいところを想像してくれ。」
そう言われたのでとりあえずいつも泊まっている宿屋の部屋を想像する。
「じゃ、〈今力を発動せん〉っと」
回りに光が溢れる。
?
デジャブ?……あー初めて来たときのあれか
俺とオリジン?とラミアが光の粒子となっていく。
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目が覚めたらっ!
体が縮んでピーーー
ではなく宿屋にいた。
周りを見る。いつもの机に椅子が4脚、小さめの棚の上には俺が買ったオリジン?人形が置いてある。リアは……ソー〇アー〇オン〇インのア〇ナの格好で自撮りをしていた……アイツまたか……
「おー懐かしいな宿屋か、何千年ぶりだ外にで……た……」
リアを見て絶句するオリジン?
後ろを見て絶句するリア
「な、なんでお前が……」
ニガ虫を噛み潰したような顔をするオリジン。
「ど、どうしているのあなた方……」
恥ずかしさで顔を赤らめつつも頬をひきつらせるリア。
そこで俺はパンっと手をならす。
「はいっ話し合いは後、俺今この国の警察から狙われてるから逃げるぞ」
俺はひとまず安心を得たい、そう思い提案する。
リアが落ち着いたようすで口にする。
「〃―|〆&▲#@」
うん、わからん、
「わ、わかる言語で言ってくれ」
リアがだいぶかわいそうに見えてきた……焦り過ぎて1周半回って冷静に焦っている辺りが……
「とりあえず、一端、着替えさせて、下さい」
頑張って絞り出したわかる言語。
「りょ、了解」
俺はそう言いとりあえずドアの外に出る。
その間にいろいろ聴くことにした。
「オリジン……でよかったんだよな」
「ん?あぁ、そうだ俺様の名前はオリジン=エルタ、エルタでいいぞ」
少し怒り気味に言う。
「なんであんなところにいたんだ?」
「アイツに封印されてたからなー……」
腕を組み口を尖らせながら答える。
「あいつってリアのことか?」
顎に手をあてながら聞く。
「あー、昔いろいろあったからなー」
「まぁ、その事は置いとくとして、着いてくるのか?これからも?」
「うーんまぁそうだな、どうせ暇だし着いていくかな」
テキトーに言う、エルタ
こういうところは似てるんだけどなー
そんな感じでいろいろ話し合っていると。
「もういいですよ」
とドアをあけリアが出てくる。
「よしっじゃあ身支度済ましてくれ」
「え?なぜですか?」
「その事も含め後で説明するので」
「わ、わかりました」
戸惑いつつも身支度をした後もう一度転移魔術を発動してもらい、移動するのであった。
あっ泊まったお金は払ったよ。




