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【本編完結】異世界ライフの楽しみ方・原典  作者: 呑兵衛和尚
第14部・古きを越えて新しき世界へ

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イェソドから・その3・ここでも発生、お約束の法則

『異世界ライフの楽しみ方』の更新は、毎週火曜日、木曜日、土曜日を目安に頑張っています。

 開け放たれた扉。

 大勢の人、人、そして人。

 入口から入って右側にはテーブルが並んでおり、そこで仕事の打ち合わせを行っている冒険者達がいる。

 マチュアは余計な騒動は必要ないという事でフードを軽く被って耳を隠し、杖を片手に二人の後についていった。

 

「では、ちょっと行ってきますのでその辺の空いている席で待っていてください」

「少しだけ失礼しますね」


 そう告げられたので、マチュアは椅子に座って周りを見渡す。

 確かに右も左も冒険者、だが魔術師や神官といった姿はどこにも見えていない。

 じつに肉体派パーティーばかりである。


「はぁ。これはまたなんとも‥‥怪我とかしたらどうしているんだろ。回復薬ぐらいはあるんだろうけれど、それって魔法薬(ポーション)じゃないよなぁ‥‥普通に中世ヨーロッパの印象だよなぁ」


 そんなことを呟きつつ、カモフラージュのために肩から下げている拡張エクステバッグから水筒とコップを取り出して水を注ぎ一口飲む。

 口の中が潤うと途端にお腹が減って来たので、拡張エクステバッグからサンドイッチの入っているバスケットを取り出すと、のんびりと食事を始めていた。

 こんな事もあろうかと、マチュアの空間収納(チェスト)には大量の食材や料理が収められている。

 ウォルトコで買い込んだ様々な資材や食料品もあり、その気になれば数年程度は自活可能状態である。

 そしてマチュアはこういう時には自重しない。

 なんで他の人を気にして自分が我慢しなくてはならないのかという気持ちと、世界のバランスを天秤にかけると自分の欲求が勝つ女である。

 

「ハフハフ‥‥あちち。焼きたてのジャークチキンだったから熱いわぁ‥‥」

 

 ここは水ではない、オレンジジュースだ。

 すぐにオレンジジュースの入っているピッチャーを取り出してコップに注いで飲む。

 そしてまたジャークチキンサンドを食べる。

 付け合わせにサラダは欠かせないので、コールスローも取り出しましょうそうしましょう。


──モグモグモグモグ

 そのままのんびりと食事をとっていると、マチュアの席に近寄ってくる人影が三人。


「よお、見ない顔だけれど美味そうなもの食っていやがるなぁ。俺達も食うのを手伝ってやるよ」


 ニヤニヤと笑いつつ手を出してくる向こう傷の男。顔面には無数に刻まれたようなごっつい切り傷が付いている。その傍らにいる肉感溢れるねーちゃんと、やせ細った病的に細い男性もニヤニヤと笑っているので。


──ガシッ

 ミスター向こう傷の右手首をがっちりと掴む。


「お、なんだお前、この町で俺に逆らおうっていうのか? 俺を誰だと思っていやがる」

「知らんわ。それよりも人様の食べている物に勝手に手を出すなんて行儀が悪いと思わないのか?」

「ああ? 本気で俺の事を知らねぇのかよ。こいつは傑作だなぁ」


 グッとちからをこめてマチュアの腕を振りほどこうとする。だが、そんな体力78程度の力では、マチュアの腕を振り解く事など不可能である。


「お、こ、この、こいっっっ」

「はいはい、ロシアンはなにを冗談じみたことやっているのよ」

「い、いや、アメショー、この女馬鹿力だぞ。マンチカーンも手伝え」

「はっはっはっ。そんな小娘にどれ程の力があるというのでござるかな」


 スッとマンチカーンがマチュアの肩に手を伸ばして掴みかかるが、マチュアはそれよりも早くロシアンの手首を返して床に叩きつけると、振り向いてニイッと笑う。


「食べたいのなら、お金払ってくれれば食べさせてあげるよ。でも、自分の立場を利用して偉そうにいってくるやつにはいくら金払っても絶対にあげないけれど‥‥しかし、傷だらけのロシアンか。猫ファンが聞いたら詐欺だって叫ぶ案件だよ?」

「な、何を言っていやがる!! アメショー、その女をぶっ飛ばせ!! マンチカーンも早くやっちまえ!!」


 床で手首を抑えて叫ぶロシアンの首を踵で軽く踏みつけると、マチュアは後ろと横で身構えているアメショーとマンチカーンを軽く睨む。


「それでどうするの? 選択肢は3つ。1‥‥お金払って食べる、2‥‥無理やり奪って食べる、3‥‥何もしないで撤退する、さあどうするのかな?」

「わ、私は1でいいわ。いくら払えばいいのかしら?」

「まいど、1000ギルダでよろしく」


 その言葉を聞いて、すぐに銀貨一枚を支払って椅子に座るアメショー。するとマチュアは拡張エクステバッグから別のバスケットを取り出してアメショーに差し出した。

 それを見て、ゴクッとのどを鳴らすアメショーとマンチカーン。


「どうぞ。ということで、マンチカーンさんでしたっけ? あなたはどうするの?」

「拙者も支払おう。それで頼む」


 食欲には勝てなかったマンチカーンにも銀貨一枚を交換でバスケットを差し出す。そして残りは足元のロシアンのみ。


「さてロシアンちゃん、あなたはどうする?」

「ち、ちくしょう‥‥おい、俺と勝負しろ、それで勝ったらただでよこせ。負けたら二倍支払ってやる!!」

「構わないけれど、外野にも迷惑になるからこれでね!!」


 ガシッとテーブルに右ひじを立てる。アームレスリングの構えを見せると、ロシアンもニヤリと笑ってマチュアの腕を掴む。

 丁度マチュアから死角にあたるテーブルの陰では、ロシアンが左手でナイフを構えていた。

 そしてロシアンの背後では、大勢のギャラリーが賭けを始めている。

 ロシアンが武器を構えている事も全て含めたルールらしく、マチュアはそんな事を一切知らずにニヤニヤと笑っている。

 

「さあさあ、初顔のお嬢ちゃんとロシアンのガチ勝負だ、どっちが勝つか賭けてくれ!!」


 胴元らしい冒険者が両手に帽子を構えている。右側がロシアンらしく、そっちには次々と金貨が放り込まれてくるのだが、左側のマチュアの帽子には誰も金を入れてこない。


「さあさあ、このままだと賭けは不成立だ。あの嬢ちゃんに賭ける奇特な冒険者はいないか!!」 

「なら、俺が引き受けてやる。これで成立するだろう?」


 いかつい老人が胴元の左の帽子に大きめの金貨を放り込む。


「おおお、ギルマスはあの嬢ちゃんに賭けたか。それも大金貨とは豪気だねぇ‥‥それじゃあこれで賭けは成立だ、スキル『ギャンブラー』発動!!」


 そう叫ぶ胴元。すると、彼の頭上に突然オッズ表が浮かび上がった。

 するとマチュアの倍率が1.1倍に対してロシアンの掛け率は1028倍。スキルは世界の法則ゆえ、マチュアの勝利を疑っていない。

これにはロシアンに賭けた者たちは歓喜の声を上げたが、スキルを発動した男だけはマチュアを見てガクガクと震えている。


「それじゃあ勝負だ、準備はいいか!!」

「ああ、俺はいつでもいけるぜ」

「私もよ。瞬殺してあげるわ」


 その言葉と同時に、アメショーとマンチカーンの二人はバスケットを抱えて後ろに下がる。どうやら巻き込まれるのを防いだらしいが、それは正解であった。


「3‥‥2‥‥1‥‥Go!!」


──ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォッ

 それは刹那の戦い。

 Go、の掛け声と同時にロシアンは左手のナイフをマチュアめがけて投げつけようとしたのだが、それよりも早くロシアンの右腕はテーブルに叩きつけられ、さらにテーブルを破壊して肘を軸に一回転し床にたたきつけられた。

 ゴギゴギゴギゴギッと肘と腕の骨が砕ける音が響き、ロシアンは右腕を抑えてうめき声を上げている。

 誰がそんな光景を予測していたであろう。

 冒険者ギルドでもトップクラスの荒くれが、豪傑ロシアンがいとも簡単に捻じられたのである。


「はい、勝負はおしまいよね? ロシアンとやら、素直に銀貨二枚出しなさい。それで売ってあげるから」

「いらねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。そんな情けみたいな施し受けられるかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

「あっそ。ならアメショーさん、勝負は勝負なので、ロシアンの分を立て替えてくれるかしら?」


 そう振り向いて問いかけると、アメショーはコクコクと頷いて銀貨を二枚支払う。そしてマチュアもバスケットを手渡すと、壊れていないテーブルに戻ってまた食べかけのバスケットを取り出して食事を始める。


「さ、ジョーセフよ勝負はついたんだろう? 俺の賭け金は大金貨1枚、倍率1.1で良かったな。逆なら破産していたぞ?いくら支払うか判っているよなぁ」 

「あ、あ、あれ‥‥なんでロシアンが倒れているなんだよ。あれ絶対におかしいだろうが」

「知るかよ。勝負はついたんだ、あんたの頭上のオッズ表がその嬢ちゃんの勝利を宣言しているぜ。スキルは絶対、そうだろう?」

「あ、ああ‥‥俺の預金から落としてくれればいい‥‥畜生、大損じゃねーかよ」


 騒ぎ立てるジョーセフと床で転がっているロシアン。そのロシアンの近くに駆け寄ってポーションを飲ませるアメショーだが。


「ここまで腕が砕けちゃったらもう治らないよ。ロシアン、冒険者は引退した方がいいわ」

「うむ。敵の戦闘力を見誤ったロシアンが悪いのう‥‥」

「お、お前達はなんでそう簡単に金を払ったんだ‥‥チーム・ニャンマルの誇りを忘れたのか」

「「いやいや、金より命だし(ですわ)」」


 手をぶんぶんと振るアメショーとマンチカーン。そんなやり取りを見ているとマチュアが背後からアメショーに話しかける。


「その腕直せるよ。10万ギルダでどお?」

「ほ、本当なの? それならお願いするわ」


 あっさりと金貨一枚を支払うアメショー。なのでマチュアもすぐに受け取ってから、ロシアンの右腕に手を添える。


再生リジェネレートと。はいお終い」 


──シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 砕け散った骨が全て接合する。

 筋肉の痛みは知らん、自分でどうにかしろといい捨てて席に戻るマチュアだが、その謎のスキルに周囲の冒険者達は俄かに活気ついた。


「おおお、何だそのスキルは、怪我を治すスキルなんて聞いた事もないぞ」

「お嬢ちゃん、うちのチームに入らないか!! 今なら特典も付けてお買い得だよ」

「それよりも、そのスキルを教えてくれ。まだ俺は一つだけ枠が空けてあるんだ」

「それなら俺もだ!! 金貨10枚支払う」


 そんな騒ぎが聞こえてくると、先程マチュアに賭けていた老人がゴホンと咳払いを一つ。


「あ、その嬢ちゃんは冒険者ではない旅人でな。どこにも登録していないからスキルの売買はできんぞ。冒険者チームも然りじゃ、ほらほら、それが判ったらとっとと席に戻っておれ‥‥と、初めましてマチュアさんじゃったか。ライナスとテルメアがお世話になったな。ここの冒険者ギルドの統括を務めているドーベルという」


 今度はわんこかよ!!

 そう心の中で突っ込むマチュアだが、ニイッと笑って握手を返す。


「旅人のマチュアです。ずいぶんと儲けましたね?」

「はっはっはっ。折半でいいか?」

「7対3で、私が3でいいわよ」

「では金貨110枚の報酬なので、金貨33枚で。悪いな儲けさせてもらって」


 そう説明して金貨袋を取りに戻るドーベル。

 さて、突然の臨時収入、しかーも金貨33枚かぁ。冒険者って太っ腹なんだなぁと考えて。


「待て待て、あんたの賭けていた大金貨って金貨何枚?」

「あ、嬢ちゃんこっちの国じゃないのか。大金貨1枚は金貨100枚だよ。そして大金貨100枚がミスリル貨、青銀貨1枚だな」

「‥‥つまり、大金貨一枚って百万ギルダ?」

「その通りだ、俺もギルマスに乗っておけばいかったなぁ。おかげで大損だよ」


 ポリポリと頭をかきつつ離れていく胴元。

 そして突然の33万ギルダの臨時収入。これにはマチュアもニンマリと笑ってしまう。

 そしてようやくライナスとテルメアが席に戻ってきた。


「何か騒ぎになったようですね」

「あ、ロシアンたちが隅っこにいるのって珍しい‥‥何があったのですか?」

「いや、じつはカクカクシカジカでして、アームレスリングで勝ったので、食べ物を定価の倍額で売り飛ばしただけだよ」

「うわ、それはそれは‥‥」


 ややドン引きの二人だが、マチュアはバスケットを一つ取り出すと二人に差し出す。


「まだお昼食べていないでしょ? よかったらどうぞ。今しがた儲かったから」

「「いただきます!!」」


 バスケットから流れてくる匂いに負けた二人。すぐにサンドイッチを手に取って一口齧ると、目をキラキラと輝かせている。


「こ、こんな美味しいもの初めて食べましたわ」

「最高だ。こんなの王都の一流店でも食べられないだろうなぁ」


 次々と平らげていく二人。その光景を見て、周りの冒険者たちもゴクリとのどを鳴らすのだが、マチュアは先手を打って一言だけ。


「それが最後のバスケットなんだからよく味わってね」

「あ、そうなんですか。でも、また作れますよね?」

「材料があれば作ってもらえますか?」

「あればだけれど、こんなパン売っている?」


 拡張エクステバッグから真っ白いフワッフワッのパンを取り出して二人に見せる。それを受け取って軽くちぎると、焼き立てパンの芳醇な香りが周囲に広がっていく。


「うわぁ‥‥ふっかふか。いつも食べている固い黒パンとは違うんですね」

「こ、これ食べていいですか?」

「もう千切っているじゃない。食べていいわよ」


 そう言われて口の中に放り込む。その甘いくちどけが二人の胃袋をダイレクトにつかんだ。


「あっまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい」

「うわ、なんだこれ、もう普通のパンなんて食べられないぞ」

「へぇ、そんなに凄いのか」


 金貨袋を持ってきたドーベルがマチュアの前に袋を置く。そしてパンを指さして自分自身を指さすと、マチュアはコクリと頷いた。


「どうぞ。とっても美味しいですよ」

「どれどれ‥‥ムグムグ‥‥ん?」


 ふとドーベルの口が止まる。

 そしてゆっくりとマチュアを見て一言だけ。


「あんた、ハイエルフか。それも尋常じゃない力を持っているなぁ」

「何でパンを食べて私の素性が判るんだよ!!」


 思わずとっこむマチュアだが、これにはドーベルが一言。


「わしのスキルじゃな。食べたものの原産地と製作者の名前や簡単なデータが読み取れるぞ」

「何その無駄にスペックのいいスキル。って、こっちの世界のスキルってそんなのばっかりなの?」

「ああ。お嬢ちゃんの国のスキルとは違うのか。カナンとか言うワシも知らん国からやって来たという事は、かなりの長旅じゃったろう」


──ドキッ

 まさか ここでカナンという単語を聞くとは思っていなかった。

 すると興味津々の冒険者がド―ベルに問いかけてきた。


「そ、そのお嬢さんはハイエルフなのか? あの伝説の」

「うむ。ここからかなり遠くにあるカナンとかいう国からやってきた旅人じゃ。なので勝手に勧誘するなよ? スキルについても詮索するなよ? このお嬢ちゃんはハイエルフなので、レベルも結構高いぞ。ロシアンが負けたのも理解出来るわ」


 そう周りに牽制するように説明するドーベル。だが、マチュアのデータは予めフェイクステータスである程度常人より少しだけ強いレベルに見えるようにしてあるので、名前と年齢、出身地以上のデータは読み取れなかったらしい。


「という事で、ここで何かあったらいつでも相談には乗るのでな。それと冒険者に登録する気はないか?」

「それはパスで。私は料理人なので、どっちかというと商人の方が割に合っているのでね。ではそろそろ行きましょうか」


 そうバスケットを空にしただけでは飽き足らず、二人で一斤のパンを食べて満足しているライナスとテルメアに声を掛けて立ち上がる。


「は、はいっ」

「では行きましょうか。この町の美味しいお店を紹介しますね」

「その前に大樹を見たいのでよろしくー」


 そう告げてマチュアたちは冒険者ギルドの外に出て行く。

 その後姿を、隅の席でロシアンたち‥‥もといロシアンはじっと睨みつけていた。


「畜生‥‥あんなにあっさりと裏切りやがって」

「あら。だって、私の危険感知スキルが警鐘を鳴らしていたのよ」

「うむ。拙者のこの刀の持つ『強者感知』スキルも危険だと告げていた。しかし災難であったなぁ」

「知るかそんな事。あの女、覚えていやがれよ‥‥」


 そうロシアンに話しかける二人だが、当のロシアンもバスケットを抱えてムシャムシャとサンドイッチを食べているので説得力など皆無であった。


誤字脱字は都度修正しますので。 その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。

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