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【本編完結】異世界ライフの楽しみ方・原典  作者: 呑兵衛和尚
第14部・古きを越えて新しき世界へ

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イェソドから・その1・何度目ですか?

ということで(何がということなのか知りませんが)、新章突入です。

暫くの間、普通の異世界転移物をどうぞお楽しみください。


なお、『異世界ライフの楽しみ方』の更新は、毎週火曜日、木曜日、土曜日を目安に頑張っています。

 マチュアがダイソン球殻に神威を注いでしばらくして。

 世界が大きく変わるという事もなく、マチュアは白亜の回廊に立ち止まっていた。

 そこはいつもよく見る神代の回廊、ここでマチュアとストームは創造神と邂逅したのであるが、今回は様子がちがう。


 マチュアの目の前には、純白のヒマディオンを身に纏った10人の男女が跪いている。

 その中の一人、燃えるような髪を持つ男性がゆっくりと立ち上がると、マチュアに向かって静かに頭を下げた。


「初めまして創造神代行様。私はエヘイエ、古き10の世界の一つ、『ケテル』を管理するものです。このよう所までお越しいただいてありがとうございます」


 ややおびえのようなものを感じさせるエヘイエ。その後ろでは、未だ下を向いて震えている神々の姿があったので。


──シュンッ

 空間収納(チェスト)から丸テーブルとイス、そして人数分のティーセットを取り出すと、マチュアはいそいそとティータイムの準備を始める。


「あ、あの、創造神代行様」


──ペシッ

 恐る恐るマチュアに問いかけるエヘイエの頭に向かって、マチュアはハリセンを抜いてペシペシと叩いてみる。

 

「まずは全員座ってくださいね。話はそれからです。素直に座らないと、私はここで破壊神モードになるけどいい?」

「「「「「「「「「「は、はいっ!!」」」」」」」」」」


 マチュアに脅されて全員が飛び上がって椅子に座る。するとマチュアの意をくみ取ったのか、女性がポットからジュースや紅茶を注いで全員に配り始める。

 別の女性もケーキスタンドから適当にケーキを取り分けてやはり全員に配ると、そこでようやくマチュアが全員の顔を見て。


「初めまして、創造神代行にして破壊神のマチュアと申します。気軽にマチュア、もしくはマチュアさんと呼んでください。創造神代行とか呼んだら暴れるのでよろしく。それでだね、私がここに来た理由は皆さんおわかりだよね?」


 そう全員に問いかけると、皆が素直に首を縦に振る。


「ダイソン球殻によって封じられ、もはや滅びの手前であった我々の世界を助けに来たのですよね?」

「いえーす。あなたはだれ?」

「はいっ。エロヒムと申します。ビナーの管理神でして、外見は女性神格です」

「ありがとう。では簡潔に説明して、私はこの世界を救って自分たちの世界も救うために、原因究明のためにここにやってきました。そんでもってまず質問だけれど、なんで滅びかかっているの? 魂が輪廻転生の枠に乗れなくなっているっていう話は聞いているけれど」 


 そう問いかけると、もっとも年上らしい老人がマチュアに話し始めた。


「私はシャダイ・エル・カイ、イェソドの管理神を務めております。まず輪廻転生の枠がおかしくなった理由は二つあります」


シャダイは周囲の神々を見て頷くと、再び話を始める。


「まず一つ目、人の魂は死ぬと3つに分かたれます。そのうちの一つが新しい魂の核として転生します。これは外の世界と同じなのですが、遥かなる時間の中で、この封じられた世界でのみ輪廻転生を繰り返してしまったために魂が劣化し、輪廻転生するには一つでは足りなくなってしまったのです。また劣化した魂によって生まれた生命は魔族として生まれ、本能の赴くままに破壊活動を続けています」


ふむふむ。

転生に必要な魂が足りないばかりか、それで転生すると魔族になると。


「そして二つ目、魔族は死んだものの魂を宝石に変化させます。これによって宝石化した魂は転生枠に入れなくなります。さらに宝石化した魂、魔宝石と言いますが、これは魔族の力を飛躍させる働きがあるのです」


ふむ。それも枯渇の原因だと。


「それがどうして滅びなの?」

「すでに10の世界のうち7つが魔族によって支配され、残った3つの世界に向けて侵攻を開始しています。我ら10の世界は22のパスという転移門ゲートによって接続しているのですが、それらが魔族によって奪われ、それを悪用されているというのが現状でして。正と負のバランスが崩れていることで、魔族の中から我々神に近しい力を身に付けたものも生まれています。それらはただ破壊活動のために力を解放し、やがては外の世界までも手中に収めようと暗躍しているのですが」


 ふむふむ。

 よくある魔族の反乱、かつてのカルアドのような世界であることは理解できた。

 しかし、それがどうして外の世界の破滅に繋がるのか疑問であったのだが。


「魔族は、このダイソン球殻を破壊して外の世界に進出しようとしています。ですが、これを破壊するということは、中の世界と外の世界が一つに混ざり合ってしまうということ」

「それがどうして破滅?」

「そうですなぁ。マチュア様のわかりやすいように説明しますと、外の世界が18リットルのポリタンクであるとします。そこには新しい世界18リットルが入っているのですが、そこにむりやり古き世界20リットルを詰め込むという事です」

「そんなことしたら破裂して‥‥あ、そういうこと」

「はい。破裂した世界からはすべての世界が零れ落ちます。それはすなわち消滅。そのためには魔族をどうにか押さえないとなりません。魔族の魂は大樹から放たれる光魔力(ソーマ)によって浄化することができます。そのためには、世界の根幹でもある大樹を活性化させなくてはなりません」


 そう説明すると、さらに隣の老婆も話を続けた。


「私はアドナイ・メレクという。マルクトの管理神を務めておりますじゃ。先ほどのシャダイの話に続きますが、古き世界での勇者と魔族の戦力図はかなり人間側が不利でして、それでもいろいろな手を人間は使っております。魔族の弱点は先ほどの説明でもあった通り『光魔力(ソーマ)』ですが、そもそもの魔族のスペックが高いため人間では光魔力(ソーマ)なくては太刀打ちすることができないのです。ですが、人間には『進化』という力があります。そこでマチュア様には、下界にて大樹の活性化と人々の進化を促していただきたいのですじゃ」

「はぁ‥‥直接魔族を全て滅ぼすとか、魔宝石を浄化して普通の魂にしろとかそういうのではないのね?」

「魔宝石の浄化は見つけたらお願いしたい。浄化された魂は、また昔のような正常な転生枠に戻る事が出来ますから」

「それと魔族の討伐は、可能なら人に任せるのがよいかと、あ、マチュア様がやってくれても構わないのですが、それは進化ではありませんのじゃ。そうですな、マチュアさまには下界にて普通に生活し人々を導く‥‥という所まではいかなくても、自然に色々と接して頂ければ、そこから人々は再び進化の道に進めるかと思われます」

「この世界は面白く歪んだ世界です。外世界にしか無い技術やスキルも存在します。マチュアさまはそれらを広めるきっかけを作って頂けたら良いかと」


 ふむふむ。

 つまりいつも通りに勝手にしてよいと。

 それはそうとして、マチュアは一つだけ確認したいことがあった。


「そんじゃ、それはそれでいいわ。どうやらこの中世界でも私の能力はまったく衰えていないし。問題は時間軸だよね。外と中の比率はどうなっているの?」

「1対10。セフィロトの世界の10日が外の世界の1日です。この中で10年生活しても、外では1年程度しか進んでおりません」


 よしよし。それは重畳である。

 

「そんでもって神格化した魔族の王はどこにいるの? それって誰?」

「名前はダート。世界をつなぐ道の外に存在する世界に居城があるため、我々でもそこにたどり着くことはできません。かつての破壊神殿の結界のように隠れており、世界を包む空間に揺蕩う存在なのです」

「へぇ。それで私がこの世界を修復するという道しるべというか、修復基準は何を見ていけばよいのかね?」


そう問いかけると、別のふくよかな女性がマチュアにオーブを手渡す。


「私はアドナイ・ツァバオト。ネツァクの管理神でした。それは生命の宝珠、そこにはこの世界に封じられた10の世界が記されています。今はそのすべてが淀んでいますが、世界を総べる大樹が活性化すれば、その淀みは自然と浄化されましょう。大樹の活性は人々の進化も促し、魔族の魂を浄化します。すべての世界を示す紋章が輝きを取り戻したら、この世界は再び正しき時代を取り戻し、我々もまた再生されるでしょう‥‥」


 そうアドナイが告げると、その場のすべての神の姿が薄くなっていく。


「困ったときは大樹を求めてください。大樹は我らの分身であり世界。大樹の活性は世界を再び活性に導きます‥‥」

「間に合ってよかった‥‥我々が消滅すると、この世界のバランスが魔に染まります。その瞬間に外殻は力を失い崩壊していたでしょう。我らの力の欠片、それを記した『生命の宝珠』をあなたに届けられてよかった‥‥」

「このセフィロトの世界を救ってください‥‥それではおねが‥‥」


──スッ

 すべての神が消滅する。

 これが世界の崩壊であるという事を、マチュアは瞬時に理解した。

 神のいなくなった世界の末路はカルアドを見て知っている。

 人々の信仰もやがて消滅するというのなら、そこに希望を見出してもらうのもまた摂理。


「大雑把だけど目的はわかった。最優先は大樹の活性、そして人々の進化。おまけが魔宝石の回収と浄化、更におまけが魔族の討伐か……」


考えると面倒いが、最初の二つ以外はついでの作業と理解する事にした。


「さて、そんじゃあ残っている人間世界は三つ、もっとも浸食されているのがイェソドか。そこでゆっくりと世界を見て回るとしますか‥‥」


 幸いな事にマチュアがすべての神の代行である以上、これから先の崩壊はあり得ない事は理解出来た。

 それと同時に、マチュアを害する為に魔族が動くというのも理解している。

 おとりとして動くのもありなら、普通に世界を見て回って色々と人間達に助力するのもありと判断。

 

「そんじゃあ、世界を股に掛けた壮大な世直し旅に出かけるとしますか‥‥一人じゃ寂しいけれどね」


 そう呟いてから、マチュアは『生命の宝珠』の表面に記されているイェソドの紋章に神威を注ぐ。

 やがてマチュアの姿も白亜の回廊から消滅すると、イェソドの大地へと降り立ったのである。



 〇 〇 〇 〇 〇



「ハァハァハァハァハァハァハァハァ」


 息を切らせつつ一組の男女が走っている。

 全身傷だらけの防具を見に纏い、手には半ば砕けた楯と折れた剣を持っている男、そして片足を引きずりつつなんとか男に追従している女性。

 ボロボロのレザーアーマーと折れた弓を持った女性は、足がもつれて転んでしまった。


「テルメアっ‥‥」

「ライナス、私はいいから先に行って‥‥この事を町のみんなに伝えて‥‥オーガの氾濫がすぐそこまで来ているって‥‥」


 もうテルメアは走る事も出来ない。

 その倒れているテルメアの元に駆け寄ると、ライナスは彼女に肩を貸してゆっくりだが走り始める。

 満身創痍の二人、だがその背後にはオーガの軍勢が押し寄せていた。


「グガガガガガガガガガガッッッッッ」


 各々が手にしたこん棒や巨大な斧を振り回し、近くにある巨木を破壊しつつ二人に向かって近寄っていく。既に二人が走れない事を察したのか、オーガ達は二人に追いつける程度に駆け足で間合いを詰めて行く。

 そしてテルメアの姿に欲情し股間を熱くたぎらせている者達が我先にと二人に向かって近寄って行く。やがて二人は左右を挟まれるように囲まれ、そして素早い一匹が二人の前に立ち塞がった。


「こ、これまでか‥‥」

「ごめんなさいライナス。私に付き合ったばかりに‥‥」

「いや、こうなったら一匹でも道ずれにする、それしかないだろう」


 ライナスの横にテルメアがしゃがむ。そして彼女を守るように折れた剣を身構えたが、オーガたちは一瞬でライナスの眼前まで飛んでくると、その巨大なこん棒でライナスを横殴りに吹き飛ばした。


──ゴキゴキゴキッ

 腕が、足が、そして肋骨が砕ける音がする。

 折れた骨が腕や足から突き出し、内臓にも突き刺さる。

 

「ゴブッッッ」

 口から血を吹き出してその場に崩れるライナス。

 そして彼が次に見た光景は、数頭のオーガに大地に押し倒され、今にも犯されそうなテルメアの悲痛な顔であった。


「ごめんねライナス‥‥大切なものまで奪われちゃう‥‥」


 頬を伝う涙。

 テルメアにとってライナスは最愛の人であった。

 その目の前で、生きたままオーガに嬲りものにされる。

 そんな事なら、いっその事‥‥。

 力いっぱい舌を噛み切ろうとしたテルメアだが、オーガはその口の中にテルメアの引き裂かれた衣服の端を突っ込み、自害すら出来なくしたのである。


「‥‥ングングギググッ」


 テルメアの悲痛な叫びが静かな森の中に染み込んで行った時。


──ドッゴォォォォォォッ

 突然テルメアの上に覆いかぶさっていたオーガが吹き飛んでいった。


「ありゃ間一髪。間に合った? 純潔大丈夫? そっちの死にかかっているのは彼氏?」


 オーガたちの頭上に転移してきたマチュアが、そのままオーガの真横に着地してかーらーのスラッシュキックをぶちかました。

 緊急事態ということで手加減無用でやったのだが、吹き飛んだのはオーガの上半身のみで下半身は血を吹き出してその場に崩れていった。

 突然の出来事にテルメアはただコクコクと頷く。

 それで取り敢えず安心したのか、マチュアは両手にフィフスエレメントを換装すると、カキーーーンと拳を鳴らしてオーガを見る。


「はろう。どこをどう見てもオーガだよなぁ。こっちの法則性よく知らないけれど、危険度B+、それがあと12頭ね。そっちのにーちゃんは瀕死か‥‥」


 そう呟きつつテルメアをひょいと担ぐと、まっすぐに倒れているライナスの近くにいるオーガの群れに近寄っていって。


──ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ

 左右の肩から発生した魔神の腕でオーガたちを次々と蹴散らし、ライナスの元までやってくる。

 その傍らにテルメアを座らせると。


「そんじゃ、そこから動かない、良いね? 聖域範囲(セイクリッド)敵性結界エネミープロテクションかーらーのエリアハイヒールっと」


──シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ

 瀕死だったライノスの顔に血色が戻っていく。

 そして痛めたテルメアの足の傷も元に戻ると、二人は周囲に張りめぐらされている結界に恐る恐る触れていた。


「さーて。そんじゃあ戦いますか‥‥とその前に。鑑定眼を有効化(アクティベート)と」


──キィン

 視認(サイト)とGPS鑑定眼を一つに纏めたスキル『鑑定眼』を有効化(アクティベート)してオーガを見る。


『ピッ‥‥オーガ、レベル125、戦闘強度B+、単体危険度B、集団危険度A+』


「おぉっと、世界法則が違うぞ、これはあとで観察だぁな‥‥と、手加減無用で行きますか。炎の槍っっっっっっ」


 一瞬でマチュアの周囲に20本の炎の槍が浮かびあがる。

 それは一瞬でオーガたちに向かって襲い掛かると頭や胸を貫いて全身を燃え上がらせた。


──グゥオオオオオオオオオオオオオオッッッッ

 オーガたちの絶叫が周囲に響き渡り、やがて5分もするとオーガ達は全て絶命した。


「さてと、探査サーチ? よし、敵性反応はないという事で、お二人さん大丈夫かい?」

 そう問いかけつつ近寄っていくと、ライナスがテルメアを後ろに庇うポーズを取る。


「た。助けてくれてありがとうございます‥‥ですが、貴方は何者ですか? この透明な壁といい、俺たちを治してくれたスキルといい、それにさっきの燃える槍、あんなスキルは見たことも聞いた事もありません‥‥」

「スキル、あ、そういう感覚なのか。初めまして私はマチュア、見ての通りハイエルフだけど、ハイエルフって知っている?」

「で、伝説では‥‥古き古に伝えられる森の民であり、神の眷属であったとも伝えられている存在ですよね‥‥」

「ぬぁぁ。私は伝説の存在でしたか。ま、それは良いわ。あんたたち名前は?」


 そう告げつつ空間収納(チェスト)から水袋を取り出して二人に差し出す。ライナスは受け取って恐る恐る一口飲むと、すぐに頷いてテルメアに水袋を手渡した。

 それを受け取って、テルメアが水をごくごくと勢いよく飲むと、ようやく落ち着いたのかライナスにも水袋を戻した。

 そして二人が渇いた喉を潤わせて落ち着きを取り戻すと、改めてマチュアに頭を下げた。


「俺はライナス、で彼女はテルメア。この先にあるカダッシュという町の冒険者です」

「この先にあるドレスタット森林に異変が起きているのでその調査でやって来たのですが、最悪なことにオーガの集落にぶつかり、斥候に見つかって‥‥後はご覧の通りです」


 成程。

 冒険者あるあるの一つですねわかります。

 フムフムとマチュアが頷いていると、二人は立ち上がって周囲を見渡した。

 

「この向こうに町があります。俺達は早く町に戻ってオーガの集落について報告しなくてはなりません、マチュアさんもカダッシュから来たのですよね?」

「へ? どっちかというと突然発生した。まあいいわ、私はこの辺りの地理に詳しくないので、道すがら教えてもらえるかしら?」

「はい。突然発生という事は瘴気溜まりを踏み抜いてしまったのですか。よくご無事で」

「ん? ま、まあそれでいいわ。それじゃあ急いで戻りましょうか」


 という事で、マチュア初めての異世界はオーガ退治‥‥虐殺からスタートする事になってしまった。

 


誤字脱字は都度修正しますので。 その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。


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