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【本編完結】異世界ライフの楽しみ方・原典  作者: 呑兵衛和尚
第13部 日常どうでしょう・リターンズ

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世界樹騒動・その7・狐と狸の馬鹿しあい

『異世界ライフの楽しみ方』の更新は、毎週火曜日、木曜日、土曜日を目安に頑張っています。

 翌早朝。

 ストリーム公爵とヨウツベ伯爵の捕縛の噂は王領内に凄い速さで流れていた。

 それと同時に冒険者ギルドに命じられていた『ドラゴン退治依頼以外は公開禁止とする』というストリーム公爵の命令についても全面解除され、大きな騒動の中ではあるが冒険者ギルドはいつもの日常へと戻り始めた。


 竜の呪いは、その呪いを受けたものを竜が狙い続ける‥‥

 以前ストームが受けた呪いであり、この呪いこそが竜の呪い。

 その結果、ブラウヴァルトはストリーム公爵の受けた竜の呪いによって滅びる。

 そんな噂までが尾ひれをつけて広まりつつあった。


 さて。いつものように少し早めの朝食を宿の食堂で食べ終えた厳也は、そのまま部屋に戻って行く。

 すると丁度帰ってきた十四郎が部屋で待機していたので、昨日に引き続き報告を受ける事にした。 


「おおう、ずいぶんと仕事早いなぁ」

「そりゃあそうでござるよ。今のブラウヴァルトの主産業は魔導具と魔法薬ポーション、その触媒に使う薬草が取れないとなると、死活問題でござるからなぁ」

「まあ、これで魔法薬ポーションの精製が再開されても、うちはもうこの国の魔法薬ポーションなんて絶対に買わないし。それでも近隣諸国には需要があるんだから、すぐに国が傾くとは思えないし」

「そうでござるなぁ。どのみち、この国の地下遺跡の調査で冒険者達も潤うでしょうから、ここ数年で傾くことはないでござるよ」

「よし、ならこの話はこれで終わりだ、カナンに帰るとしますか」

「あとひと騒動起きるかもしれないので、それまでは動かない方が得策でござるよ」

「へぇ、まだ何かあるのか」

「それはもう。今度は当事者でござるからなぁ‥‥」

「へ? 当事者? なんの?」 


 頭をカクッと傾げつつ十四郎に問いかける。すると十四郎もにこにこと一言だけ。


「世界樹の所有者であるマチュア・ミナセの商会の者が、ブラウヴァルトにやって来ている。既に商人ギルドでも馴染み亭商会と直接取引をしたいという問い合わせが殺到しており、今は必死にギルド員が整理している所でござるよ」

「あ、そういうことか‥‥まあ、この国とは直接取引なんてしないから。欲しかったらカナンまで買いに来いって伝えてきて」

「嫌でござるよ。それは商会の名代として来ている厳也殿の仕事でござるよ。拙者がどう繕って話をしても所詮は商会の小娘程度にあしらわれてしまうでござる」

「まあ、それもそうか‥‥仕方ないなぁ、それじゃあ商人ギルドに行くとしますか」

「では、拙者も小娘に戻るでござるよ」


 そう告げてから、十四郎は姉小路千代子に姿を変える。

 そのまま宿の裏手でゴーレム馬車を空間収納チェストから取り出すと、厳也と千代子はのんびりと商人ギルドへと向かって行った。


‥‥‥

‥‥


 早朝の商人ギルドは大忙し。

 厳也の所有していた魔法薬ポーションについて、どうやったらカナン魔導商会と連絡が取れるのかと大勢の商人が殺到している。

 特に、ストリーム公爵の逮捕の一件もあり、可能ならとっととこの町で仕入れを終わらせて別の国へと逃げようとしている商人の姿さえある。

 もっとも、ストリーム公爵が殺されても営巣地は作られてしまっているので、ドラゴンを討伐しなくては魔法薬ポーションは作れない。

 そうなると、この国のうまみは魔導具のみとなるのだが、ランクの低い移動商人では高額な魔導具を大量に買い付ける事など出来ない。

 つまり、冒険者商人や移動商人にとっては、ブラウヴァルトは商売先ではなくなっていた。


──ガラガラガラガラ

 そんな中に、厳也がゴーレム馬車に乗ってやって来た。

 周りの喧噪など気にもせず、堂々と商人ギルドに入って行く。


「こ、これはこれは。馴染み亭商会の厳也殿ですか? 私はこの国で魔法薬ポーションを取り扱っているオストワール商会のオットー・オストワールと申します」


 厳也を見るや否や、ひとりの壮年の男性が厳也に頭を下げる。

 その威圧的な雰囲気に、他の商人達は厳也とオットーのやりとりをじっと見ているしかなかった。


「これはご丁寧に。十六夜厳也と申します。さて、わしはここに仕入れに来ただけであって、他の商会とは交渉するつもりはござらんが?」

「それは異なことを。当商会はこの国で魔法薬ポーションの仕入れ・販売を一手に引き受けております。カナンが魔法薬ポーションをこの国に売る際には、我が商会を通さなくては販売する事が出来ないのですよ?」

「おお、そうであったか‥‥じゃが、カナン魔導商会も馴染み亭商会も、魔法薬ポーションに関してはこの国とは一切商売する気はないのでご安心を。ブラウヴァルトではオストワール商会の縄張りを荒らすような真似はしないのでご安心下され」


 にこにこと笑いつつ握手を交わす厳也。

 すると、オットーも今の厳也の言葉を反芻して。


「い、いや、ちょっとお待ちください。そもそも魔法薬ポーションの販売は我が商会が一手に行っております。それに他国でも錬金術ギルドを通さなくては魔法薬ポーションの販売は行えない、これは過去から現代に連綿と続くしきたりなのですぞ?」

「ほう、そうであったか。しかしラグナ・マリア帝国からは全ての錬金術ギルドは撤退しましたから、もう自由販売でよいのではないでしょうか? 現に錬金術ギルドがなくなったので、ラグナ・マリア帝国ではカナン魔導商会と馴染み亭商会が魔法薬ポーションの販売を一手に引き受けましたからのう‥‥ほれ、これが皇帝から授かった販売許可ですな」


 そう説明して、厳也は書状を取り出してオットーに見せる。

 この国に来る前に先回りしてもらっておいた魔法薬ポーション販売の許可証、これがここで有効に使われるとは厳也も思っていなかった。


「そ、そん‥‥な‥‥では、ラグナ・マリア帝国製魔法薬ポーションの恩恵は、我が国は受けられないというのですか?」

「ブラウヴァルトにはブラウヴァルト製魔法薬ポーションがあるではないか。それ以上欲の皮を突っ張らせても恥を掻くだけではござらぬか?」

 

 その言葉にオットーは呆然となる。

 そして我先にと厳也のもとに商談を持ち掛けようとするが、今厳也の立っているロビーでは一切の商談は禁じられている。

 必要ならば個室を借りてそこで行わなくてはならない為、これ以上厳也にしつこく付きまとう事は出来ない。

 そのまま厳也もカウンターに向かうと、商人ギルドカードを提出して。


「魔導具の買い付けを行いたいのじゃが、どこかよい商会はないものかのう」

「は、はい、少々お待ちください‥‥」


 すぐに受付嬢が書類を用意して厳也に差し出す。


「こちらの商会が、この国では一、二を争う商会ですね。それで、どのような魔導具をお探しですか?」

「うちの商会主に頼まれてな。カナン魔導商会では売っていない魔導具を買ってきて欲しいと。それを参考により良いものを作りたいと申しておりましてな」


 ある意味、宣戦布告のような話である。

 お前の国の魔導具よりいいもの作ってやるから、参考までに魔導具売れよ、と言っているのである。

 これには受付嬢も、周囲の商人も呆然とするしかなかった。


「そ、そうでしたか」

「うむうむ。しかし、これを見ると身分の高いものでないと入る事が出来ないようじゃな‥‥すまんが紹介状は書いてもらえんか?」


 そう尋ねると、受付嬢が困った顔で後ろを振り向く。

 すると奥の席に座っていた責任者らしい男性が厳也たちの元にやって来て。


「なんだじいさん、紹介状が欲しいのか‥‥どら、あんたの商人ギルドのランクを見せてもらえないか?」

「ほれ、これでいいのか?」


そのままギルドカードを取り出して男性に提示する。すると、男性はまじまじと見てから腕を組んでしばし考える。


「あ、ああ、そうか、馴染み亭商会の厳也さんか。わかった、俺の名前で紹介状を書いてやるよ、それでいいか?」

「それは助かるな。出来れば護衛が付く事も書いてくれると助かるのだが」

「構わん構わん、厳也さんの護衛だろ、判っているって」


 他の職員達は責任者が何を言っているのか理解出来ていない。なんでこんな老人に良い待遇をするのか。

 しかし責任者であるカルロ・ブロウニーはギルドカードの『馴染み亭商会』の文字で瞬時に理解した。

 今目の前にいるのは、マチュア・ミナセの名代、もしくは本人の変装であると。

 ギルドカードの偽造はできないので前者、十六夜厳也はマチュアの代理人であると確定したのである。

 そのまま席に戻って紹介状をしたためると、それを厳也に手渡すように指示をする。


「では、これで失礼します。それで紹介手数料はいかほどで?」

「は、はい、紹介した商会が3件ですので、銀貨15枚となります。こちらが紹介状となりますので、大切にしてください」

「うむ、それでは助かったの」


 ジャラッと支払いを終えると、厳也はカルロに軽く頭を下げてからのんびりと外に出た。

 すると、厳也の乗っていたゴーレム馬車の周囲を、ブラウヴァルトの騎士が取り囲んでいる。


「この馬車の持ち主の十六夜厳也とは貴様だな。女王陛下がお呼びだ、それに乗ってついて来い」


 一方的な物言いである。

 だが、これは厳也マチュアにとっても渡りに船である。

 町の中で目立っていれば、いずれ王宮の耳に届く。

 そうすればこの国の女王が興味を示して厳也を呼びつけに来ると思っていたのである。

 その為の商人ギルドでの時間稼ぎでもあったのだが、予想外に騎士たちの動きは速かった。


「ほいほい。それじゃあ女王陛下にお目通りでもしますかな?」



 〇 〇 〇 〇 〇



──ガラガラガラガラ

 厳也と騎士を乗せたゴーレムホースはのんびりと王城へと向かう。

 道中、大勢の人々の好奇心の目に晒されていたが、厳也マチュアはいつもの事とのんびりと馬を進ませる。だが、同乗していた騎士達はただ驚くばかりである。

 ゴーレムホースが騎馬隊に編入されれば、戦術の大革命となる。

 決して不満を言わず腹も減らず延々と走り続けられるゴーレムホース。そのボディは全て金属で作られている為、馬を狙われて落馬するという危険性もない。

 こんなものが量産されでもしたら、戦術は大きく改革されるであろう。

 乗っていた騎士達もそんな話をしつつ、やがて馬車は王城の中へと入って行った。


「よし、貴様は儂について来い」

「了解じゃて‥‥では」


 シュンッと拡張エクステバッグを開いてゴーレムホースを収納する。これには騎士たちも更なる驚きを示していた。


「そ、その肩から下げている拡張エクステバッグは古代魔導具か? ゴーレムホースを収納したのか?」

「ああ、この拡張エクステバッグもカナン魔導商会で購入したのじゃが。この国にはこういうものはないのか?」

「ある訳がなかろう。それは地下遺跡でもごく僅かしか発見されていない貴重な魔導具だ。そんなものを一商人が持てる筈なかろう」

「そういうものであるか。でも、これは馴染み亭商会の従業員なら全員持っているぞ? 仕事で使うものだから支給されておる」


 ゴクッと喉を鳴らす騎士達。

 そんな貴重な品を簡単に支給する商会があるだろうか?

 それを売る事で、一生遊んで暮らせるだけの財を稼ぐ事が出来る。


「そ、それを預からせてもらう。中に武器が隠されているかもしれないからな」

「ふうむ。まあ構わんよ。中身は魔力登録している儂しか出す事が出来ないからな」

 

 そう告げてカバンを手渡すと、厳也マチュアはそのまま謁見の間へと案内されていった。


‥‥‥

‥‥


 

 謁見の間。

 その玉座でコキリコ・ブラウヴァルト11世は厳也を見下ろしている。

 この男がストリーム公爵の嘘を見抜いたという。

 その報告を無理やり聞き出したものの、どうやってここに連れだせばいいか考えていたのである。

 あの忌々しいマチュアの商会の人間だが、その知識についてはブラウヴァルトの学者でも知らない事を知っている可能性がある。ならば、是非とも引き抜いてブラウヴァルトの発展に役立てたい。

 それにあのゴーレムホース、そして持ち込んだ魔法薬ポーション

 ひょっとしたらもっと持っているのではないかと考え、可能ならそれらを献上させる事は出来ないかと考えたのである。


「貴殿が十六夜厳也か。頭を上げる事を許すぞ」

「それはそれは。女王陛下におかれましてはご機嫌麗しゅう‥‥して、このようなおいぼれ商人にどのようなご用件でしょうか?」


 厳也マチュアは丁寧に頭を下げてから返事を返す。するとコキリコもその返答に好意をしめしてやや笑顔になる。


「貴殿はあの馴染み亭商会の名代らしいな。どうだ、あんな国にではなく我が王家に仕える気はないか? 厚く待遇してやるぞ」

「ほう、それはそれは。儂が馴染み亭商会の人間でなければ喜んで仕えておる所ですな。ですが、わしは馴染み亭商会の名代でもあります故、マチュア・ミナセ陛下を裏切る事は出来ないのでございます」


──ピクッ

 マチュアの名前が出たとたん、コキリコの眉がピクピクと動く。

 名を聞くだけでも不愉快だといわんばかりの反応に、厳也マチュアは心の中で大笑いしていた。


「予がこれほど申してもか?」

「はい。いかな好待遇を申されましても、わしはミナセ陛下を裏切る事はありませぬ」

「そ、そうか‥‥では話を変えるとしよう。貴様(・・)の乗っていたゴーレムホースだが、あれを献上する気はないか?」


 貴殿から貴様に呼び方が変わったことで、やや強引な手段に出たなぁと厳也マチュアは思った。

 買い取るではなく献上しろと強制しているのである。


「あれも陛下から賜ったもの、わしが勝手にしてよいものではござらぬ」

「では、貴様が持ち込んだ魔法薬ポーションは? 魔術師ギルドに卸したものだけではないのであろう? まだまだ持ってきているはずだ」

「さすがは察しのいいことで、見本で見せたものをそれぞれ100本ずつ持ち込んでおります。あ、ご安心を、この国では魔法薬ポーションを販売してはおりませぬ、魔術師ギルドには資料として買ってもらったまでです。これがその時の証文ですので」

 

 懐から空間収納チェストに手を伸ばして証文を取り出す。

 それを侍女が受け取ってコキリコに手渡すと、それを一瞥してふん、と鼻で笑う。

 勝手に魔法薬ポーションを売りさばいた罪で財産を没収しようという手段がこれで潰えた。

 こうなると、十六夜厳也という男はかなりの先手を打ってきている、そうそう自由に操れるものではないとコキリコも理解した。


「そうか。それは王家に卸す気はないのだな?」

「馴染み亭商会は、この国では販売権を有しておらぬ故」

「ならば献上する気は」

「ないでござるなぁ。あれの価値は鑑定した陛下が最もよくご存じのはず。それを無料でよこせなど、臣下のものが聞いたら頭を疑うレベルでござるよ。そこまでブラウヴァルトの女王陛下は専制的であるかと」


 チクッと釘を刺す厳也マチュア。するとコキリコも下唇をギュッと噛みしめる。

 その気になれば不敬罪として切り捨てる事も考えなくてはならないか。

 そんな事を考えていると、突然部屋の外でドガッと音がした。

 建物が少し揺れ、扉の隙間から埃が舞い込んでくる。


「何事だ!!」


 コキリコの叫びと同時に、一人の騎士が室内に躍り込んできた。


「進言します。厳也マチュアの持っていた拡張エクステバッグを検分していたところ、中に納まっていた馬車が突然外に飛び出しまして‥‥その時に大量のガラクタやごみが吹き出して、騎士の詰め所が崩壊しました」

「何だと!!」


すぐさま厳也を睨みつけるコキリコだが。


「あれはカナン魔導商会で買い付けた特殊な拡張エクステバッグでして、魔力登録しているもの以外は物を出し入れする事が出来ないという最上質のものでござるよ。まあ、切り裂いたりしたら破れてしまい、中に収められている物が外に飛び出すので‥‥まさか、あの中から無理やり何か取り出そうとしたのでござるか?」


 そう飛び込んできた騎士を問い詰めるが、騎士はしどろもどろになってしまい何も返答を返してこない。

 その態度にコキリコもフゥ、とため息を一つついて厳也を見る。


「騎士が勝手なことをした、部屋に転がっているであろう荷物は後程すべて返す故、今日はこれで引いてもらいたい」

「ほう、拙者としても荷物がすべて無事に帰ってくるのであれば構わないでござるよ。では、本日はありがとうございました」


 最後に一礼して謁見の間から出る厳也。

 そして騎士が厳也を王城外に見送ったのを確認すると、コキリコはすぐに厳也の荷物の散らばっている部屋に走っていく。

 そこには普通に市販されている壺や絵画、彫刻といったもののほかに厳也の乗ってきたゴーレムホースと馬車、量産型魔法薬ポーションを納めてある大袋、そして野菜の詰まっている20kgの麻袋などが大量に転がっていた。


「こ。これほどの物品が小さなバッグに収められていただと? いや、それよりも荷物をすべて広間へと運び出せ、魔法薬ポーションの入っているその袋は私の元に持って来い」

「この馬車はどうしますか?」

「それは破壊してしまえ。それと鍛冶工房から大量の鉄くずも用意しろ、ゴーレムホースは破壊されてしまってこれしか回収できなかったと告げて、厳也は早くこの国から追い出せ。あのミナセの商人など見ているだけで気分が悪いわ」


 これで合理的に魔法薬ポーションもゴーレムホースも手に入れる事が出来た。

 後はドラゴン殺しの嘘をついていたストリーム公爵を処分し、ドラゴンを討伐すれば全てが元に戻る。

 

 ククククックックッと心の中で笑いつつ、コキリコは自室へと戻って行った。



誤字脱字は都度修正しますので。 その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。

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