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【本編完結】異世界ライフの楽しみ方・原典  作者: 呑兵衛和尚
第11部・神魔戦争

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裏世界の章・その8・亡国救済と闇ギルド

 早朝の宿。

 一階の酒場部分では、ポイポイとユミル、アイリス、メルセデス、そしてマチュアが集まって食事をしている所であった。

 昨晩チェックインしてしっかりと手続きをしたマチュア、その噂がアチコチに広まったのか、伝説のエルフを一目見てみたいとアチコチから野次馬が集まっていた。宿の一階の酒場は誰でも入る事が出来るので、客としてやって来て朝食をとりつつ、マチュア達の方を観察しているようである。


「さて、騒がしいけどまあいいや。一旦部屋に戻って、今後どうするか話し合う事にしますか」

「それがいいっぽいよ。ここは人がいっぱいいて落ち着かないっぽい」


 マチュアの言葉に同意するポイポイ。

 そして一同はそのまま部屋に戻って行くのだが、ちょうど階段に向かって行った時に、入り口から大勢の人々が入って来るのに気が付いた。

 がっちりとした鎧の騎士やローブ姿の魔術師っぽい人物、軽装鎧や商人の姿まで見えていた。その人々が、マチュアを見つけた途端に何やら訳のわからない事を叫びながら駆け寄って来る。


「お、おまえエルフだろ、ボーリック伯爵の所から逃げた。お前を連れて行けば、白金貨一枚が貰えるんだ、とっとと来い」

「お前の手柄じゃねーよ、そのエルフは俺が先に見つけたんだ!!」

「何をいってやがる、アルフィンを見つけたのは私よ。さ、ボーリック伯爵の所に戻りましょう?」


 次々と話し掛けてはマチュアを連れて行こうとする。中には腕を掴んで強引に引っ張って行こうとする者もいるのだが、すぐさま力いっぱい腕を振り解かれる。


「あのねぇ、どこの誰と勘違いしているのか知りませんけれど、私の名前はマチュア、そのアルフ何とかさんではありませんからね!! 人違いも甚だしい」


 集まっている人達や宿の客にも聞こえるように叫ぶと、マチュアは冒険者カードを取り出してその場の皆に提示する。

 えらい剣幕でマチュアを連れて行こうとした者たちは、それを受け取ってマチュアがアルフィンではない事を確認すると、軽く頭を下げて帰って行った。


「おとといきやがれっぽい!!」

「まあ、あんなのは放っておいて、とっとと部屋に向かいましょう」

「は、はい‥‥」


 動揺していたユミル達も落ち着いて、一同はそのまま部屋に戻って行った。

 そして室内に入ると、マチュアはすぐさま『遮音結界』を部屋中に張り巡らし、今後の事について話を始める事にした。


‥‥‥

‥‥


 場所は変わってボーリック伯爵邸。

 広い居間で昼間から酒を煽っているボーリック。

 未だ機嫌が悪いらしく、傍らに待機している侍女もビクビクと怯えながらボーリックの手にした盃にワインを注いでいる。


「マルゴー。冒険者ギルドには依頼を出して来たんだろうな?」

 壁際でボーリックを静観している執事のマルゴーに、ボーリックは声を少しだけ荒げて問いかけるが。


「はい。逃亡したエルフの奴隷の捜索任務、しっかりと依頼は出してあります。成功報酬ではありますが、たかが奴隷捜索で白金貨一枚は破格の依頼、貼り付けてからすぐに冒険者達は街の中に散って行きましたよ」

「そうかそうか。それで、ハッター商会の様子は?」

「先程、商業区の本店に行って来ましたが、何やら様子がおかしかったので受付と話だけ通しておきました。ハッター本人はどうやらスラムの商館に籠もっているようです。何かあったのでしょうか」

「ふん、大方ワシに合わせる顔がないのだろうさ。あんな不良品の首輪を着けた奴隷を寄越しやがって‥‥ワシがその気になれば、あんな奴隷商会なんていつでも潰せるんだ‥‥」

「ええ、仰せのままに」 


 ニィッと笑いながらご機嫌を伺っているマルゴー。そしてボーリックの表情が少し和らいだのを見て、侍女達も少しホッとしていた。

 だが、いつまで経っても、アルフィンを見つけたという報告は届いて来ない。

 この小さい港町では、それ程人が隠れられる場所はない筈、なのに、どこにも足取りが無いというのはおかしい話である。

 この事態にボーリックが気付くのは、数日後の話である。



 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯



 宿の部屋では。

 テーブルの上にティーセットを用意するマチュア。今日のアプルティとレアチーズケーキのセット。それを一つずつ皿に置いていくと、ユミルとアイリス、メルセデスの前に差し出した。

 

「さて、あなた達はこれからどうするの? まだ一矢報いたいの?」

  敢えて問いかけるマチュア。既にマチュア達はこの後の答えは知っている。その気になれば、マチュアとポイポイが三人を手伝い公国を取り戻す事が出来る。

 だが、それで本当に良いのか?

この件については、マチュア達が主体となってはいけない。あくまでも公家の血を引く二人が動かなくてはならない。そうしなくては、内政干渉どころかウィル大陸からの侵略行為とも取られてしまう。

 そして、このあと返ってくる答えについてはもう予測は出来ている。


「私達は、本当ならばすぐにでもアルマロス公国を復興したいのです。ですが、そのためには、現皇帝、私達の両親の敵を討たなくてはなりません。そしてその為には、まず力を付けなくてはなりません‥‥幸いな事に、アルマロス公国には、私達と懇意にしてくれる古い貴族の方がいらっしゃいます、一度その方の元に身を寄せようと思っています

 ユミルが淡々と説明する。すると、アイリスは横でウンウンと頷いていた。


「アルマロス家に代々仕えている宰相家であるマッキンレイ家の分家で、リュージャー家という男爵家があります。元々は陸運で財を成して来た家ですが、当主であるゴムロン・リュージャーとマッキンレイ家とは、古い血の繋がりがあります。事情を説明すれば匿ってくれると思います」

「ふぅん。まあ、それなら構わないけれど。元アルマロス公国領まではどうやって行くの?」


 そう問いかけると、三人は黙ってしまう。

 まさかこんな形で助けられるとは思っていなかったし、何よりも三人一緒にいられるとは考えてもいなかったらしい。

 その様子を見て、マチュアはハァ~とため息をつく事しか出来ない。


「まあ、そんな所でしょうね。女性三人、それも奴隷。そんな人達がのんびりと旅をしていた所で、人攫いにまた捕まったり、盗賊に遭って身ぐるみ剥ぎ取られるのがオチ。」 

「そのリュージャー家の力を借りられたら、お家再興できるっぽい?」

「そ、それは‥‥ですが、わかってくれると思います」


 ポイポイの問いかけに拳を握って告げるメルセデスだが、そんなに甘いものではない事をマチュアとポイポイは理解している。 

 亡国の公女によるお家再興、そう聞いたら話はいい。が、それも強力なコネや権力、仲間達があっての事。それも数年かけてじっくりと計画を立ててから。

 今、この状態でそれを成し遂げるのは、この三人では100%不可能であると、マチュアは瞬時に理解した。


「さて、私達はある組織を追いかけているのよ。それをぶっ潰すことが私達の目的なので、あなた達三人のお家再興には当初は興味はなかった訳。助けたのは、ただ偶然同じ馬車に乗っていたから、それだけなのよ」

 当然それだけではない事はポイポイは理解している。


「はい。それで、私達はこれからどうなるのですか?」

 今の三人の主人はポイポイ。隷属契約は成立しているので、これは逆らう事は出来ない。


「三人には汗水垂らして働いてもらって、自分を買い取ってもらうっぽい。三人合わせて白金貨155枚、これを返すまで働いてもらうっぽい」

「そ、そんな金額‥‥どうやって」

「わたし・はたらきます、どんなことも・します」

 ユミルに続いて、アイリスは涙を流しながら叫ぶ。

 

「ん~。マチュアさん、色々と動きたいけど拠点は必要っぽいよ」

「あ、そうだね。この大陸で活動する拠点は必要かぁ‥‥まずはそれを手に入れてから」


──ダン

 そう役者がかった話をしているポイポイとマチュアに、ユミルは一言。


「私達が公家に戻った暁には、私達を買い取ります。いえ、公国を取り戻す手伝いをしてくれたら、倍額支払います!!」

「ん、おっけ。それで成立だね」

「何だ、意外と話が早かったっぽい」


 あっさりとユミルの提案を受け入れるマチュアとポイポイ。すると、その返事にユミルとアイリス、メルセデスの三人はあっけにとられた顔をしていた。

 そして少ししてようやく事態が飲み込めたのか、涙を浮かべながら三人は頭を下げた。

 

「え?」

「ポイポイさん達は、手伝ってくれるのですか?」

「あ、ありがとうございます。無事に公国再興した暁には、しっかりと報酬は支払わせてもらいます。このメルセデスの名にかけて」

「なら、今しばらくはこの街での私達の仕事も手伝ってもらいましょうか。ポイポイさん」

「そーですねー。取り敢えず、三人は何が出来るっぽい?」


 そう問いかけると、三人は涙を拭いながら話を始めた。

 長女であるユミルには、特に冒険者としてのクラス適性は何もないらしい。アイリスは精霊の加護を受けているらしく、精霊魔術士としての勉強はしている。そしてメルセデスは武芸、それも剣術と槍術を習得しており、その腕前もそこそこらしい。

 メルセデスは冒険者としてはランクCのランサー登録も行っているとのこと。

 ここで、マチュアとポイポイは首を捻る。今まで聞いたことのない技術の話が出てきたのである。


「剣術? 槍術?」

「剣技や槍技ではないっぽい?」

「あ、剣技は剣の技術で、主に心力を使う体術ですよね? 剣術は精霊に働きかけて精霊力を武器に付与したり、精霊の加護を受けて技を繰り出す事が出来ます」

「闘気、つまり心力ベースの技術は、この国やこの大陸では少ないですよ」

「あ、あー、そうなの?」

「ええ。この大陸に住まう人々は、大なり小なり精霊の加護は受けているのですよ。それを外に向けて具現化できるのが精霊魔術士で、内に具現化するのが近接戦闘者と考えてください」

 

 マチュアとポイポイの問いかけには、ユミルが簡単に説明してくれる。知識量でいえばユミル、精霊力ならアイリス、そして近接力ならメルセデスが担当分野となるのだろう。

 なら、それぞれに合ったことで協力をしてもらうのが一番である。


──ガサッ

 マチュアはハッター商会の金庫の中にあった資料や書類を取り出すと、それをその場に広げていく。

 あの時は何か手がかりになるのではと持って来たのだが、まだ見ていなかったのである。そこでここでそれを確認して、何かヒントになる事はないかと考えてみたらしい。


「ん? マチュアさん、これシーフの暗号文字っぽい」

「こちらは取引記録のようですね。それに報告書のようなものもあります‥‥提出先がクルーウェル・ミッドマイヤー、王都の宰相の一人ですよ」

「こっちは出納帳の写しですか‥‥」

 アイリスとマチュアを除く三人が書類を調べている。ならば、マチュアは何をしようか。

「そんじゃ、ここは三人に任せるよ。ポイポイさん、私はアイリスと散歩してくるね。じゃ、おやつでも買いに行きましょうか」

「は、はいっ、散歩に行きます!!」


 まだ10歳程のアイリスは、マチュアの話したおやつに引かれて一緒に外に出て行った。


‥‥‥

‥‥


「このハッター商会は、おそらく闇ギルドにつながっているっぽい。二人はそういう噂は聞いた事ないっぽい?」

 ポイポイは残っているユミルとメルセデスに話を切り出した。

 すると、二人はお互いに顔を見合わせ、そして何か考え始めている。


「人身売買組織に帽子屋っていうのがあるのは知っていますよ。白帽子と呼ばれているハッター商会がその支店である事も。でも、それは表向きに正式に認可を受けている奴隷商会ですし、帽子屋というのもその総称であるのですから闇ギルドとは関係ありませんよね?」 

「そもそも闇ギルドというのがわかりませんけれど‥‥そうですね、やはり一度、リュージャー家と連絡を取ってみるか、直接出向いて話を聞いてみるといいかもしれません」

「そうなの?」


 二人の説明に、ポイポイは頭を捻る。

「ええ。リュージャー家も商人の家系ですから、そういう話には詳しいかもしれません。ヴァンドール帝国でのそういう情報についてはわかりませんが、アルマロス公国でしたら、私達の知り合いの方もまだ大勢いる筈です。そういう方々なら、ひょっとしたら情報を持っているかもしれません」


 ユミルのその説明には、ポイポイも静かにうなずく。確かに攫われてきたこっちの帝国よりも、元々いたアルマロス公国のほうが情報網は残っているかもしれない。そしてまだコネが残っているとなると、それは使うに越した事はない。

 なる、まずはここにある書類から何かを探す、そしてその後でマチュアに進言してアルマロス公国に向かうのもあると考えた。


──その頃のマチュア

 アイリスと手をつないで、のんびりと商業区の露店の並ぶ通りを歩く。

 串にさしてあるパイナップルのようなものを2つ買って食べながら歩いていると、ふと、マチュアは自身に向けられている好奇心や羨望、そしていやらしい視線がいくつもある事に気が付いた。  


「うーむ。目立っているなぁ」

「マチュアさん・が・エルフだ・からです。私達の住む・大陸に・はエルフはい・ませんから」

「そうそう、そこなんだよ。精霊の加護があるのに、どうしてエルフはいないの?」


 他の大陸には少なからず存在している亜人種。でも、このヴァンドール大陸では、あまりというか殆ど見かけていない。それがどうしてか、マチュアには疑問であった。


「ヴァンドール帝国の・政策の一・つ、『人間至上主義』がある・から、亜人種はすべて奴隷に・されたの。それを逃れる・ために、かなりの数の・ドワーフや・エルフ、ロリエッタが大陸・からでていった・から」

「そっか。なら仕方ないよなぁ」

「でも、ロリエッタはこっそりと人に紛れて生きているし、ドワーフだって、私のお父さんのアルマロス公国では鍛冶師や採掘師としていたんだよ。でも、ヴァンドール帝国の侵攻で殆ど殺されたって‥‥エルフは全て奴隷として売り飛ばされてしまったから」

 なら、今のマチュアは危険では?


「そ。それなら、私は常に狙われているのね?」

「ううん。先代皇帝の・時は奴隷運用法がなかったので、エルフが街を歩いていたらすぐに捕らえ・られて売り飛ばさ・れていた。けど、今の皇帝になって・からは、エルフが街を歩いて・いたって、いきなり捕らえられ・て売り飛ばされる事は・ないよ」

「そっかぁ。今はまだ平和なんだね」

「全然‥‥平和な国は、隣国にいちゃもん・を付けて侵攻・なんてしない・から‥‥」

 そう呟くアイリス。

 すると、街の自警団らしく騎士達が、マチュアを見かけて走って来る。


「そこのエルフ、済まないが身分を証明出来るものは持っているか?」

「ん? ありますけど」

──ブゥゥゥゥン

 すぐさま冒険者カードを取り出して見せる。


「マチュアか。Bランクの適合者ワイルドカード‥‥これは済まなかった」

「つかぬことを聞くが、君の知り合いにアルフィンというエルフはいないか? それらしいエルフを見なかったか?」

 そう問いかけられても。

 フェイクステータスの効果で、マチュアの表層心理は人には読み取る事は出来ない。だから、この程度の質問に嘘を返しても、それを嘘と見抜く事は出来ない。


「私以外にエルフがいるのがびっくりだわ。名前にも聞き覚えはないし、お力になれなくてすいません」

  頭を下げるマチュア。すると、自警団の後ろから真っ赤な顔でボーリック伯爵が歩いてくる。


「そこの女はエルフだろ、アルフィンが変装しているのではないのか!!」

「いえ、ギルドカードを確認しました。マチュアという冒険者です」

「ふん‥‥ギルドカードは偽造出来ないか。まあいい、とっととあのエルフを探してこんか!!」


 怒鳴りつけられて走り出す自警団。

 すると、ボーリックはマチュアとアイリスを二度三度と見る。そして突然表情をゆるくすると、にぃっとマチュア達に笑い掛けた。


「おお、どこかで見たと思ったらアルマロスの至宝の一つ。そしてよく見ると、このエルフも美人ではないか」 

 明らかに値踏みしているのがよく分かる。

 アイリスはススッとマチュアの後ろに隠れて、少し震えていたので。

「あの、この街の伯爵様と伺っていますが、私は奴隷ではありませんし、この子は私の連れが買い取った奴隷ですよ。あなたに差し上げる気も売る気もありませんので」


(スキル:説得を有効化アクティベート‥‥)


 すぐさまスキルを有効化する。すると、ボーリックは一瞬だけ目をトロンとさせるが、すぐさま表情を

元に戻した。


「あ。ああ、これは失礼。では‥‥」

 そう告げてから、ボーリックはその場から離れていく。

 それを後ろで見届けると、マチュアはアイリスの背中を軽くトントンと叩く。


「もう大丈夫だよ。さ、早い所おやつ買って帰りましょ」

「ふぁ、ふぁい」


 半ば怯えて泣きかかっていたアイリスを宥めつつ、マチュアはアチコチの露店でおやつを買いまくって宿に戻って行く事にした。


誤字脱字は都度修正しますので。

その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。

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