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他人に。

僕は人の話をよく理解できる方だと思う。

相手の気持ちを汲み取るし、何より相手が伝えたいと思っていることをすぐに理解できるからだ。

ただ、今回は違う。

全く理解できない。


「鏡を見てみろ。」


何を言ってるんだ!鏡を見たところでどうだと言うんだ!


「鏡を見るのが怖いのか?」


それはあんたに言われたくない!

自分を見るのが怖いなんて思ったことはない!


「玄関に大きな鏡がある。」


顔が半分ない男は玄関の方を指差した。

僕は玄関に向かって歩き始める。

玄関にある下駄箱には大きな鏡があった。人間である自信はある。

怪物なんかじゃない。

でも。

もし。

僕が怪物になってたら。

僕は家族に会えるのかな?

僕は一人ぼっちになってしまうのかな?

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